2泊3日のショートステイで、夫は不在。
好き勝手に過ごしてます…。
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ラジオで取り貯めしている『源氏物語』を聞き「分かった!」と思えた回は削除した。
「なるほど…」と思えた事柄を書き留めておきます。
・登場人物にはモデルがいた。特定の一人とかではなく、何人かの特性を集めて「登場人物」を作った。
だから、実際に存在した人物である←(腑に落ちないけど)
理想の人として登場させたのが「光源氏」や「紫の上」であるが
逆に、とてつもなく酷い人(見目形:みめかたち)もいた。
・貴族社会を土台に、四季折々の自然や文化などを通して人物の行動・沙汰などでの「男と女の愛」を書いた。
その虚構(フィクション)や非現実の中に、人間性の真実がある←(私には?)
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『源氏物語』の「いづれの御時にか」という書き出しは、『古今和歌集』に出てくる伊勢の歌集、『伊勢集』の書き出しの文章を、ほぼそのまま利用している。
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「いづれの御時にか」とあるが、この帝「桐壺帝」は、実在した醍醐天皇をモデルにしている。
醍醐天皇には妃が 3 人、女御が 5 人、更衣が 19 人、計27 人もの后妃がいた。
(女御は中宮に次ぐ立場で、更衣は女御に次ぐ立場)
「女御、更衣あまたさぶらひたまひける」とある桐壺帝は、最愛の后(桐壺更衣=光源氏の母)を亡くした後、桐壺更衣に生き写しの女性を見つけて、后に迎えた。帝の女御子(皇女)と同じくらい若い方。
この帝と藤壺の「第十皇子」として生まれるのが、後の冷泉帝(実の父は光源氏)
皇女も合わせると、何人の子がいたかは、本筋から離れる計算。
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ところで、『源氏物語』では、「天皇の子ではない人が天皇になった」のがメインストーリーなので、戦前には『不敬の書』と扱われた時期もあったとか。
トランプさんなら、真っ先に大統領令で焚書させると思う…。
(明日もヒマなので、続きをまた😅)