観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

大型連休後半の初日は

2024-05-03 17:20:27 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時22分 潮位122cm

今日の満潮時間13時49分 潮位190cm

 

今年の春の大型連休中の潮は小潮から中潮のみで干潮時間が午前中の朝早い時間になってしまいます。

後半の6日(月)には、もう少し遅くなって10時39分になりますが、春のシギ・チドリの観察には少し不向きな潮周りです。

個人的には大潮より中潮の方が干潮時の潮位も高いため、干出する干潟が狭く長い時間観察できるので早起きすれば観察しやすい日です。

ただ早朝なので少し薄暗いので写真撮影がメインで無ければお勧めします。

今日はそんな長潮の日なので、最大干潮時間は朝の8時過ぎで日の出後には干潟は広がって鳥たちは導流堤先端の干潟に集まり左岸は鳥たちの姿は少ない日でした。

それでも待っているとチュウシャクシギの群れや、

ハマシギやダイゼンが少しずつ飛来して来ます。

 

 

昨年ですともう少し群れが散って庄内川左岸でも色々な種類が見られるのですが、今春はまだ群れが散らず大きな群れのまま干潟を移動しています。

また、今日の潮位では新川の干潟が干出しないので干潮時間中、導流堤の干潟でシギ・チドリは過ごしていました。

葦原では夏鳥のオオヨシキリも先週よりも増えて、鳴き声が周囲の葦原から聞こえていました。

 

野鳥観察館では今日から愛鳥週間イベントのビンゴゲームなどを開催しています。

(※愛鳥週間は5月10日から16日までの1週間なのですが、野鳥観察館では潮の良い休日にあわせて愛鳥週間イベントを開催しています。)

天気が良かったのもあり、非常に多くの人が来館されました。

愛鳥週間イベントの事前申込が必要な5月5日の「藤前干潟の渡り鳥調査隊」、5月6日の「藤前干潟の野鳥観察会」、「野鳥のおはなし」はまだ若干名定員に余裕があるため、まだ参加が可能です。

ご参加をお待ちしております。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ19、カワウ151、ダイサギ8、コサギ15、アオサギ23、ササゴイ1、マガモ10、カルガモ18、コガモ10、ヒドリガモ6、オナガガモ2、ホシハジロ8、キンクロハジロ15、スズガモ20、ミサゴ6、コチドリ1、メダイチドリ1、ダイゼン42、ムナグロ7、キョウジョシギ1、トウネン85、ハマシギ1053、オバシギ2、アオアシシギ16、キアシシギ5、イソシギ2、オオソリハシシギ11、オグロシギ1、エリマキシギ1、オオハシシギ2、チュウシャクシギ64、コアジサシ135 

 

明日の満潮時間 9時14分 潮位 95cm

明日の干潮時間15時04分 潮位211cm

コメント
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