小さな小さな貝を探せ！

藤前干潟

今日の干潮時間１１時１６分　潮位１０８ｃｍ

今日の満潮時間１６時４９分　潮位２２９ｃｍ

 

今朝は寒くなりました。

午前中の干潟には、昨日同様、ハマシギやダイゼンの群れが飛来。

西からの風が強く吹いていたことから、ミサゴが西を向いて狩りのために野鳥観察館前を飛んでいました。

 

また、今日はお隣の稲永ビジターセンターで、干潟およびヨシ原の状態を知るための「カワザンショウガイ調査」が行われました（NPO法人藤前干潟を守る会主催）。

カワザンショウガイ調査は毎年、11～12月の間に行われており、今日はまずは昨年の調査結果を講師の和田太一さん（大阪南港ウェットランドグループ）からお話してもらいました。

その後、干潟へ行き、ポイントごとに泥をサンプリング（カワザンショウガイは泥の上に生息しています）。

再び稲永ビジターセンターに戻ってきて、泥の中からカワザンショウガイを探しました。

カワザンショウガイは大きさが数ミリのとても小さな巻貝。目を凝らして探します。

みつかったカワザンショウガイの入った袋↓。

詳しい結果は後日分かりますが、カワザンショウガイの数は昨年よりどうも少なそうだと言うことでした。

今年はどんな結果が出るでしょうか。

今日の調査に参加されたみなさん、お疲れ様でした。

 

今日観察できた主な野鳥　ハジロカイツブリ１、カンムリカイツブリ１０、カワウ１２、ダイサギ３、コサギ２、アオサギ９、マガモ６、カルガモ１６、オカヨシガモ４、ヒドリガモ１０、オナガガモ４８５、ホシハジロ１、キンクロハジロ５５、スズガモ、ミサゴ１７、チュウヒ１（♂）、ハヤブサ２、シロチドリ１０、ダイゼン２７、ハマシギ６９２、アオアシシギ３、ユリカモメ１１１、セグロカモメ１７、オオセグロカモメ２、ウミネコ８、ズグロカモメ２１

ジョウビタキ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

 

明日の干潮時間１１時５０分　潮位１０９ｃｍ

明日の満潮時間１７時１８分　潮位２３２ｃｍ

ハマシギの飛翔

藤前干潟

今日の干潮時間１０時３９分　潮位１０７ｃｍ

今日の満潮時間１６時２１分　潮位２２６ｃｍ

 

今日は雲が多い時間帯もありましたが、穏やかで比較的暖かだったように感じました。

干潟が現れるとハマシギやダイゼンの群れが今日も飛来。

今日は800羽を超えるハマシギをカウントしました。

ハマシギの大きな群れが一斉に飛んでいる様子はキラキラ光っているように見えることから「干潟の宝石」と呼ばれ、一度は見ていただきたい光景だと思っています。

 

今日もこの干潟の宝石がキラキラ輝く様子が見られたのですが、このとき、ハヤブサがハマシギ１羽を捕らえて持ち去りました。

ハヤブサなどに捕らえられないようにするために、群れで一斉に飛ぶハマシギたち。今日はハヤブサの襲撃をかわすことができなかったようです。

ハヤブサの襲撃後もしばらく群れで飛んでいましたが、その後は干潟に降りて、採餌をしていました。

 

明日の干潮時間１１時１６分　潮位１０８ｃｍ

明日の満潮時間１６時４９分　潮位２２９ｃｍ

 

トモエガモを初確認

藤前干潟

今日の干潮時間１０時００分　潮位１０７ｃｍ

今日の満潮時間１５時５２分　潮位２２０ｃｍ

 

今日も名古屋市内の小学校や、東京の中学校の学習旅行における中学生の来館があり、稲永ビジターセンターと野鳥観察館は賑わいました。

昨日の午後から確認できているヘラサギを今日は朝から観察することができました。

干潟の縁で熱心にくちばしを左右に振り、採餌をしていました。

干潟にはオナガガモやマガモ、ヒドリガモ、コガモなどの姿がたくさん。

ヒドリガモは護岸近くを泳いでいました。オスのクリーム色のおでこに光が当たると輝いて見えました。

さらに、野鳥観察館の正面の導流堤の前の干潟にはトモエガモのオス（１羽）を発見。

昨年は10月初旬に飛来を確認しましたが、今季はこれが初確認です。

ここ数年、トモエガモの日本への飛来数は劇的に増加傾向にあるそうで、藤前干潟でも少数ではありますが、昨年は観察する機会が増えました。

今季はどれくらい観察できるでしょうか。

トモエガモを今季初確認。
１羽だけだったようでキョロキョロしていました。
この後、オナガガモの群れに合流しました。 #藤前干潟 #ラムサール条約登録湿地 #名古屋市港区 #Fujimae #NAGOYA #BaikalTeal #RamsarSite #Ramsar #shorebirds pic.twitter.com/r2Mjh7mLJz

— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) November 28, 2024

最後は、護岸沿いを飛んでいたユリカモメ↓。

 

今日観察できた主な野鳥　ハジロカイツブリ１、カンムリカイツブリ３７、カワウ１，７６９、ダイサギ２、アオサギ１６、ヘラサギ１、マガモ１８、カルガモ７、コガモ１６、トモエガモ１、オカヨシガモ８、ヒドリガモ１６、ハシビロガモ３、ホシハジロ１４、キンクロハジロ５、スズガモ３７０、ミサゴ１０、トビ２、シロチドリ７、ダイゼン３３、ハマシギ３５８、イソシギ１、セイタカシギ２、ユリカモメ１１０、セグロカモメ１５、オオセグロカモメ２、ウミネコ１０、ズグロカモメ１８

キジバト、カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の干潮時間１０時３９分　潮位１０７ｃｍ

明日の満潮時間１６時２１分　潮位２２６ｃｍ

雨の後の穏やかな日

藤前干潟

今日の干潮時間　９時１６分　潮位１０７ｃｍ

今日の満潮時間１５時２２分　潮位２１３ｃｍ

 

今日は昨晩の大雨、強風のお天気が嘘のように穏やかな日でした。

稲永ビジターセンターと野鳥観察館には、小学校２校の来館があり、多くの小学生の元気な声が響いていました。

 

野鳥観察館前にはカイツブリの仲間やカモの仲間をたくさん観察することができました。

観察できる機会が増えてきたハジロカイツブリ↓。

みつけてもすぐに水に潜ってしまいます。

カンムリカイツブリもすぐそばに見られました。

護岸沿いで潜っていたスズガモの雌たち↓。

昨日の大雨でいろんなものが流れてきたようで、今日はヒドリガモやオナガガモ、マガモが水面の何かをついばんで食べていました。

ヒドリガモのペア↓。

さらにミサゴがハンティングしているのも頻繁に見られました。

 

11月24日（日）に観察できた主な野鳥　ハジロカイツブリ３、カンムリカイツブリ４３、カワウ６０３、ダイサギ３、アオサギ２６、マガモ１３、カルガモ１２、ヒドリガモ１３、オナガガモ２２２、スズガモ１２+、ミサゴ１１、トビ２、シロチドリ１２、ダイゼン３８、ハマシギ２９４、アオアシシギ３、ユリカモメ１０、セグロカモメ４、ズグロカモメ１６

ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

11月26日（火）に観察できた主な野鳥　ハジロカイツブリ８、カンムリカイツブリ２１、カワウ２１８、ダイサギ３、アオサギ２４、マガモ１０、カルガモ８、ヒドリガモ６、オナガガモ３７３、スズガモ４７２、ミサゴ１０、シロチドリ６、ダイゼン４１、ハマシギ６６０、イソシギ１、ユリカモメ６、セグロカモメ２、ウミネコ２、ズグロカモメ１０

ヒヨドリ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

今日観察できた主な野鳥　ハジロカイツブリ１０、カンムリカイツブリ３０、ヘラサギ１、ダイサギ１、アオサギ１３、マガモ２４、カルガモ９、オカヨシガモ２２、ヒドリガモ６７、オナガガモ６５９、ハシビロガモ２、ホシハジロ３、スズガモ２３６、ミサゴ８、トビ１、シロチドリ１６、ダイゼン１２、ハマシギ４３３、アオアシシギ５、イソシギ１、ユリカモメ１７３、セグロカモメ４、ウミネコ９、ズグロカモメ２２

ハシボソガラス、ジョウビタキ、メジロ、ヒヨドリ

 

明日の干潮時間１０時００分　潮位１０７ｃｍ

明日の満潮時間１５時５２分　潮位２２０ｃｍ

風に向かって

藤前干潟

今日の満潮時間１１時５３分　潮位１９３ｃｍ

今日の干潮時間１８時３１分　潮位１４４ｃｍ

 

今日はとても風が強い日で、狩りをしようと飛んでいるミサゴが北西の風に流されて、野鳥観察館のすぐ近くまでやってきていました。

こんな強風の日の狩りは大変ですね。

 

さて、１２月８日（日）に第７回目となる藤前干潟の釣りごみ清掃活動を行います（主催：WATERSIDE CONTROL・藤前干潟協議会）。

寒い時期ですが、みなさんのご参加をお待ちしています。

★１２月８日（日）藤前干潟の釣りごみ清掃活動＠新川右岸（名古屋市港区）（主催：WATERSIDE CONTROL・藤前干潟協議会）

年２回行っている藤前干潟の釣りごみ清掃活動を、１２月８日（日）に新川右岸沿い（国指定藤前干潟鳥獣保護区内）で行います前回の清掃活動の様子はこちら（2024年5月18日の日記）。

→詳細はこちらをご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥　カンムリカイツブリ１５、カワウ１，８８５、ダイサギ１、アオサギ２９、マガモ５、カルガモ１３、コガモ１、オナガガモ５８２、スズガモ１７６、ミサゴ２０、ダイゼン３３、ハマシギ３４２、イソシギ３、ユリカモメ１７、セグロカモメ９、ウミネコ１、ズグロカモメ１１

キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の干潮時間　６時１０分　潮位　９８ｃｍ

明日の満潮時間１３時０３分　潮位１９３ｃｍ