観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

飛来数は少ないですが一回目のピークを迎えているようです。そしてお願い

2024-09-14 18:36:46 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時56分 潮位 63cm

今日の満潮時間16時18分 潮位 84cm

 

まだ暑い日が続いていますが、9月に入ってシギ・チドリの飛来数が増えてきました。

8月と観察できる種はほとんど変わりませんが、ダイゼンやハマシギ・トウネンの飛来数が8月末に比べると多くなっています。

トウネンの飛来数は近年と同じく少ないですが、今年の秋の渡りは例年に比べ2週間程遅れて第一回目のピークを迎えているようです。

9月後半になれば、トウネンは少なくなり、オグロシギやホウロクシギと言った大型のシギ類が増えてくるはずです。

今年も8月中旬には藤前干潟に数羽飛来していたキリアイ。
少し前なら藤前干潟では飛来数の少ない種類でしたが、近年は春と秋の渡の季節には羽数は少ないながらも必ず観察できる種類になりました。

今日を含めた三連休は、少し早起が必要ですが、午前中に干潮時間を迎え、観察館のある庄内川左岸からは順光で観察できる中潮を迎えています。
明日は少し天気が心配ですが、雨の日でも鳥たちはいつも通り干潟を目指して飛来るはずです。

 

今日観察できた主な野鳥
カンムリカイツブリ2、カワウ1,249、ダイサギ22、コサギ33、アオサギ33、マガモ23、カルガモ222、コガモ6、オナガガモ7(内1羽は越夏個体)、シマアジ7、ハシビロガモ3、ホシハジロ1、キンクロハジロ8、スズガモ6、ミサゴ14、コチドリ2、ダイゼン35、トウネン92、ヨ-ロッパトウネン2、ハマシギ103、コオバシギ1、オバシギ5、キリアイ2、アカアシシギ1、アオアシシギ27、キアシシギ1、イソシギ5、ソリハシシギ53、チュウシャクシギ1,ウミネコ262他

 

注意喚起!

秋にシギチドリの渡りが始まって県内外からも、野鳥カメラマンやバードウォッチャーが多く藤前干潟を訪れるようになりました。

例年と同じように、庄内川左岸堤防道路の一時停車(今日の午後は川側に逆駐車して更にバック)や
堤防上の1か所に多く人が集まって通行し辛い等、地域住民の方からの苦情を伺っています。

つきましては、左岸堤防道路上の車両の一時停車や、堤防上通路・昇降階段部上部を三脚や人で塞いで、
一般歩行者・自転車の通行を妨げない対応をお願いします。

その為、狭い部分を三脚や人で塞ぐ、堤防通路上で大きく三脚を広げる・椅子を置いて座る・
一か所に人が集まって通路を塞ぐ等などの事がないようご注意下さい。
又、車両は稲永公園の駐車場に車を停めてください。

 

15日(日)の干潮時間 9時56分 潮位 63cm

15日(日)の満潮時間16時51分 潮位250cm

16日(月)の干潮時間10時43分 潮位 46cm

16日(月)の満潮時間17時23分 潮位266cm

17日(火)18日(水)は月曜日の振替休館日、
第三水曜日の為休館日の為、観察館・環境省施設共に休館します。
 

コメント
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