観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

3月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2025-03-15 17:31:35 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間12時43分 潮位 51cm

今日の満潮時間18時47分 潮位237cm

 

今日は3月の「藤前干潟の渡り鳥調査隊」を開催しました。

年度末の気忙しい時期なことと、今にも雨が降りそうなお天気だったことから参加者は少なめでした。

幸い、午前中は雨が降りませんでしたので、最初は屋外にて干潟の野鳥を観察。

その後、室内でゆっくりと野鳥観察を行いました。

今日はミヤコドリ、ヘラサギ、ウミアイサも飛来していましたし、頭の黒い夏羽のズグロカモメも見られました。

また、ユリカモメの群れのを観察していると、ほとんどはまだうっすらとしか頭が黒くなっていないのですが、すでに頭が真っ黒(焦げ茶色)のユリカモメを1個体確認できました(ユリカモメの亜種のひとつであるコユリカモメなのでしょうか?)。

ホオジロガモのオスが首を伸ばして頭を後ろにまげて、メスに求愛行動をしているのも観察できました。

今日の渡り鳥調査隊に参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の渡り鳥調査隊は4月26日(土)に開催します。この頃には春の渡りで藤前干潟に訪れるシギ・チドリを観察できるはずです。

ご参加をお待ちしております。

★4月26日(土)9:00~11:00「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)※開催時間がいつもと異なります。ご注意ください。

ラムサール条約登録湿地「藤前干潟」で野鳥観察をし、簡単な鳥類調査にチャレンジしてみませんか?

 

午後からは雨が降って来て、人通りが少なくなったことから、ヒドリガモが野鳥観察館の前の芝生の草を食べに上陸していました。

春になって草がのびてくると、ヒドリガモが草をはみにやってきます。

この光景は春を感じるもののひとつです。

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ18、カンムリカイツブリ20、カワウ21、ダイサギ2、コサギ6、アオサギ17、ヘラサギ1、マガモ5、カルガモ16、コガモ24、オカヨシガモ2、ヒドリガモ8、オナガガモ33、キンクロハジロ18、スズガモ841、ホオジロガモ4、ウミアイサ2、ミサゴ4、ノスリ1、オオバン2、ハジロコチドリ1、ダイゼン52、ハマシギ1,395、アオアシシギ5、ダイシャクシギ2、ミヤコドリ1、ユリカモメ103、セグロカモメ2、カモメ52、ズグロカモメ27

キジバト、スズメ、ツグミ、ハシボソガラス、ドバト

 

明日の満潮時間 7時00分 潮位238cm

明日の干潮時間13時08分 潮位 45cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする