観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

花がお好き

2019-03-02 23:51:13 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 9時59分 潮位109cm
今日の満潮時間15時27分 潮位163cm

 

今日は絶好の行楽日和。

藤前干潟を訪れるバードウォッチャーの多い日でした。

中には、岐阜県や滋賀県、三重県など県外から訪れた方もいましたし、アメリカから日本に来ている方の来館もありました。

 

こちら↓は、稲永公園のヤマザクラの花の蕾。

 今日の午後、同じ蕾を見に行ったところ、開いていました↓。まだ数輪しか咲いてませんが、他の花ももう直ぐ開花ししそうです。

ささやかなお花見をしていると、このヤマザクラにヒヨドリがやって来ました。

そして、花の蕾を咥え採り、

食べてしまいました!しかも、次々と!

ヒヨドリが蕾を飲み込む瞬間↓。(花の蜜も好きなヒヨドリ。花の蜜を吸いやすいように先端が筆のようになった舌が写っているのが分かりますでしょうか?)

ヒヨドリはこの後も何度もこのヤマザクラにやってきて、蕾を食べていました。

 

今日はとても暖かだったので、稲永公園ではヒヨドリ以外にもたくさんの鳥を見ることができました。

芝生の地面をくちばしで掘っていたシロハラ↓。

ちょっと分かりにくいですが、小さなミミズのような虫を捕らえ、食べていました。

シロハラのすぐ近くでは数羽のアオジが餌を探していました。今週からアオジの数が増えているようで、頻繁に見かけます。

マツの木の上でさえずっていたシジュウカラ↓。

20羽ほどのメジロの群れにも出会いました。

メジロは、若葉が出始めたばかりのアキグミの木の枝の間を動き回り、餌を探していました。

動きが俊敏で、何を食べているのかは分かりませんでしたが、芽吹いたばかりの若葉の間にクチバシをつっこんでいました。

 

 

今日は風もなく、外での野鳥観察ものんびり楽しめました。

しかし、問題なのは、花粉。外から帰って来るとくしゃみが止まりませんでした。

来館者の中にも、くしゃみが止まらない方もちらほら。

これからの季節、屋外での野鳥観察時は花粉症の方は花粉対策が欠かせませんね。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ16、カンムリカイツブリ632、カワウ394、ダイサギ3、コサギ31、アオサギ14、マガモ12、カルガモ3、コガモ19、ヒドリガモ8、オナガガモ22、ホシハジロ119、キンクロハジロ116、スズガモ157、ホオジロガモ3、ミサゴ6、トビ1、チュウヒ1、ハヤブサ1、コミミズク1、シロチドリ25、ダイシャクシギ3、ユリカモメ172、セグロカモメ19、オオセグロカモメ7、カモメ146、ウミネコ1、ズグロカモメ27

シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、コゲラ、ホオジロ、アオジ、トラツグミ、ツグミ、シロハラ、ハシボソガラス

 

明日の干潮時間10時41分 潮位 94cm
明日の満潮時間16時17分 潮位177cm

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