定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

予告編のつくりより

2018年07月28日 22時35分59秒 | 日記
淡々とした作品です。

世の中に、底抜けに楽しい仕事はないと思うが、新宿武蔵野館の立体宣伝ディスプレイを見ると、少なくとも作り手のセンスが活かせるという意味で、楽しんで作られている気がする。

ナチスドイツの宣伝相・ゲッベルスが、ベルリンからユダヤ人を一掃(真の根絶やしに)したと宣言したとき、実際には7千人のユダヤの民が居た。
その中の生存者4人の証言があり、回想の場面が展開していく。タイトロープな日々が、静かに描かれるから、胸に迫るものがある。

台風が東から西に移動中のレアな日に、駅前とはいえ、映画を観に来るなんて、余程のヒマ人か映画の研究者かであろう。僕はどちらにも当てはまらないただの好き者である。
2席離れたところにいた、僕より年長の紳士がブツブツ独り言を言っている。気圧の関係であろう。