定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

痛恨のラストzzz

2021年06月24日 23時49分00秒 | 日記
職場映画部初のレイトショー部活で、ザ・ファブル 殺さない殺し屋。

自分的見どころは、やはり岡田准一の格闘技マスターぶりであったが、
コミカルパートとしては、佐藤二朗との絡みも期待せざるを得ず。

それと堤 真一。大多数の出演作での
going my アッケラカンwayとは異なり、異常性格者を演じる作品がある。最近では『砕け散るところを見せあげる』の完全異常者。
今作では二面性を持つ悪党、目を覆いたくなるシーン多々あり。

ミーハー1映画マニアとしては、平手友梨奈が笑わんキャラをどこまで追求できるかを見守りたいです。

観賞途中でトイレに立つことはたまに、ストーリー途中で眠ることはけっこうあり。本日は大体一件落着しかかったタイミングで、寝落ちてしまう。過去には『万引き家族』のラストを観ていない。


雨傘に関するトラウマ

2021年06月23日 20時34分00秒 | 日記
職場に折りたたみ傘を3本置いているが、1本も持たずに退出し、案の定ゲリラ豪雨に撃沈した。
意味のない用意周到。

これまでの傘の置き忘れはアンカウンタブルであるから、購入するのは高くて1.5千円まで。
ボンヤリした子どものまま大人になり、今はジジイになって、今シーズン既に2度、置き忘れている。

母は晩年こそ朗らかな婆さんになったが、若い頃はおっかなくて、傘を失くした時の怒られ方は、忘れられない。

29歳で結婚した時、女房は出生地の慣わしで、家族全員の傘を持って来てくれた。結婚生活を全うできずにゴメンね!...遠い眼差し。

今日の写真は、驚異の12本骨の折りたたみ。丈夫さと重量は正比例する故、かなりの重量です。
実は、私鉄某駅ベンチに置き忘れ、
後日駅務室にて受け取ることができた品。持ち手に名前を書いたテープを巻いていたので、受け渡しはスムーズだった。
もう子ども還りの年頃であるから、
何にでも名前を書いておくのが肝要だ。

傘を失くせど、もはや誰からも怒られない、ただ紛失当日は少なからず凹みます。

聖地巡礼本

2021年06月22日 21時41分00秒 | 日記
映画作品のロケ地を紹介し、軽い蘊蓄を傾けるマガジン。
丸ごとセロハン紙でカバーされ、中身が判らないので買おうか否か、迷っていた。

表紙の中村倫也、歌が上手いね。
意を決して購入すれば、100ページのコンテンツでなかなかの盛り沢山。

直近観た作品では『明日の食卓』において、高畑充希が山田真歩と対面する喫茶店。場所は大阪設定で、ソファの柄のコテコテ感がいいわけだが、実は東京足立区の昭和テイスト店だった。
高畑充希の歌唱力のハンパなさは、
7年前の作品『バンクーバーの朝日』で知った。

いまや、この人は俳優で、あの人は歌手だの、お笑いもアナウンサー系も、ボーダーなど存在しなくなっているね。

コント師ではパーパーが好きだ。一旦高飛車に出ても、相方に完膚なきまでにやられる、ほしのディスコのしどろもどろ感が出色だ。
いつの間にか、YouTubeチャンネルを持つまでの歌い手になっていて、
スピッツのカバーなど、本家よりも哀感あり。

揺らがないのは母のみで

2021年06月21日 19時16分00秒 | 日記
セレブを絵に描いたような夫婦だが、妻(スーザン・サランドン)の病は重く、日常の立ち居も不自由だ。
医師である夫の診断と承認を得、安楽死を決意する。もちろん違法行為であるがXデイ前日、2人の娘とその家族が参集する。姉妹は仲が悪い。

家族ばかりでなく、本人の学生時代からの親友1名。次女の同性パートナーも家族同然に振る舞っている。
最後の晩餐、全員は母の意思を尊重し平静を装うが、食後に葉っぱを回し呑みし、それぞれが一発芸を披露するあたりから、徐々に様子が。
葉っぱのせいではなかろうが。

そこから、各自のカミングアウトが始まり、母旅立ちの前夜とは思えぬ破廉恥な方向に話題が進行して。
(中略)
仲が悪い姉妹が結束し、母の死を阻止することを決めるのだが...
(結末は略)

周囲はオロつくばかりだが、母の意思は変わらず、尚且つどんな雑音・不協和音にも動じない。

いみじくも、僕は母親の最期を想起した。母は2度の入院を経て他界した。途中僕の家で4週間寝ていた時「もう死ぬのかね?」と達観した如く僕に問うたのだ。
介護タクシーを頼んで、2度目の入院の時は、既に首が座らないので、背負おうとした僕を決然と拒絶したのだ。
その後は、意識を失わないまま、淡々と過ごした最期だった。
小心者の僕は、母のような毅然とした終わりを迎えられるでしょうか。

『ブラックバード〜家族が家族であるうちに』(2019年 米英合作)



定点観測または観察

2021年06月20日 20時40分00秒 | 日記
名前を呼ぶと、尻尾を2回振る場合、ウチの猫の機嫌はすこぶる良い。トタン屋根の上にじっとしているので、尻尾振り筋が疲れるほど、名前を呼ぶ。ひとつの動物イジメです。

♬夕焼けが燃えて この街ごと 飲み込んでしまいそうな今日に...

あいみょん作の『猫』をなぜ北村匠海が歌うのか?上手いけどね。
当該楽曲は映画『君の膵臓をたべたい』にインスパイアされたとの話。
北村匠海は主人公の片割れだったな。もう一方は、未だ顔が覚えられない浜辺美波。
なるほど、おぼろげにストーリーをなぞりながら曲をトレースすれば、
すんなり腹の底に落ちるのだ。

そしてあいみょん自身の歌唱も聴いてみる。北村匠海より声が野太く、かと言って繊細さは失われていない。

世にあいみょんの「あ」さえ、知られていない頃、僕の中1からの同級生が「あいみょんはイイぞ!」と言っていた。大阪育ちのコテコテな男、オシャレな僕とは水と油だがね。だがあいみょんを見い出したその感性において、僕にかするところあり。いや、好きですよ。