Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

歴史の谷間(トゥルネー)

2007-02-13 17:59:11 | ベルギー
今日は新しい事務所での第1日目、失せ物探しでちょっと頭を使ってしまった。
キャビネットの場所は『頭で覚え』ていたのではなく、『体で覚え』ていたのである・・ということを実感いたしましたです。

それにしても、花粉症でなさけない・・・体も学習してくれればいいのに・・

そんなことぐちってもね・・

○12月31日(日)

今日のドライブ・・本当はkおばちゃんの一番行きたかったところがあったのだが・・・却下されてしまった。しかたがないので、第2候補で我慢・・そう今日のたびの目的地はトゥルネーTournai(仏)/Doornik(蘭)という人口7万程度のちいさな町。でも、この町の歴史はすごいのである。

そもそも歴史上に現れるのは2000年前にローマ帝国の兵営都市としてである。その後、5世紀にフランク人サリ部族が占領、その都となった。そして、メロヴィング朝Merovingianの開祖 初代フランク国王クロヴィス1世Clovisが生またのがこのまちであり、フランク王国:Francs(仏)Fränkisches Reich(独)の最初の都といわれている。そして彼こそ妻(王妃)クロティルダ Clotildeの勧めでカソリックに改宗したことからこの王国は発展していった・・・そうだ。(歴史で習ったような気もするが・・すっかり忘却のかなたです)

そんな、古い町にはやはり『世界遺産』と呼ばれているものがあるそうで、
その一つ『鐘楼 』Beffroはベルギー最古だそうである。もう一つはノートルダム大聖堂 Cathedrale Notre-Dameで、冒頭の写真は右側がノートルダム大聖堂の尖塔、左側が鐘楼をグランプラスからのぞんだところです。

日曜日で、しかも大晦日のトゥルネーは観光客もまばら・・人影の少ないまちでした。

こんな寂しい町でも、長い歴史の中で翻弄され、フランス、英国、スペイン、オランダ、再びフランス、そしてオーストリア、またフランス、オランダの領地となった歴史の谷間の町なんだなあと感慨にふけって歩いていたkおばちゃんたちです。
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最後の・・うそ(アントワープ)

2007-02-12 23:12:34 | ベルギー
今日もお休み。良いお天気だし気持ちがいい。
ここの2日家にいて分かったこと、どうも野良2匹がひなたぼっこに定期的に訪れているようだ。それもきちんと住み分けして・・午前中1階の日向は黒猫の日向ぼっこの場所。
お昼からの2階はぶちの野良の日向ぼっこ場。1階の黒は2~3回目があったくらいじゃ逃げていかないが、2階のぶちはすぐ逃げる小心者。どちらも追い払う気はないけど・・でも責任もって飼えないから手出ししないことにしている。
そういえば、2~3日前からカエルも鳴き始めた。どうも冬は終わったのかな?

さあ、続き・・

●12月31日(日)

朝は普通に目が覚めたのだが・・なんか寒い。がたがた震えるほどではないのだが・・暖房が効いてない感じ。ヒーターのまわし方を間違ったのかなあ?とおもいいろいろやってみるが・・一向に熱くならない。ヒーターの元管をを触ってみても・・熱くない!これは壊れてる!と確信した。

そのときにある、考えが思いついたkおばちゃん・・悪い人です。
そう、今日は12月31日・・今年最後の日なのだが・・実は本年中に無効になってしまうマイレージが残っていたことを思い出したkおばちゃん。本とはデンマークの友達のところでPCを借りて手続きしようと思っていたのだが・・すっかり忘れてしまったのだ。
そして、今日になってしまった・・という訳。
確かフロントは朝8時から開いているようなこと言ってたなあと思い出し、暖房の故障を告げるついでに、この辺のネットカフェを紹介してもらおう・・と考えたのだ。もしかすると・・事務所のPCを使わせてくれるかも・・なんて甘い考えもちょっとわあったのだが・・

フロントに行き、まずは「暖房が効いてないから見てくれ」と頼んでみる。フロントの人は昨日kおばちゃん達を受け付けた人。さっそくマスターキーをもって、フロントを閉めて・・kおばちゃんに同行してくれた。なぜか片手に食事用のナイフを持って・・

kおばちゃんの部屋のヒーターをチェック。どうやらナイフは栓がきつかったら使うつもりでいたらしいが・・やっぱり元管を触ってみて『冷たい』ことを確認。kおばちゃんの両隣のお部屋もチェック。片方は空室、もう片方は『改装中』だったのだが・・両方とも同じ状態。kおばちゃんの部屋と向かい側の部屋はばっちり暖房が効いているが、開いているのはスイートタイプのみのよう。一瞬こっちへ移れるのかしら・・と思ったけど、彼の応えは「申し訳ない。すぐに技術者に点検修理させるけど、昼ころになると思うけど」と告げられ、了解するkおばちゃん。

そこですかさず、「あのーこの辺でインターネットを使えいるところを知らない?」と切り出してみた。「少し行ったところにないとショップがあるけど・・たぶんそこで使えるかと思うのだが」という答え。「どこ?」ともう一度聞いたら、説明をしかけて・・「何をしたいの?」と聞いてきた。そこでkおばちゃん・・口からでまかせ・・「あの、自分のフライトのチェックをしたいの」と・・大嘘をついた。(ごめんなさい)だって、接続しようと手いるのは航空会社のサイトだし・・(言い訳)するろと、フロント氏は「じゃあ、オフィスのPCを使いなさい」と申し出てくれた。

ああ、ラッキー!!とばかりに早速申し出を受けることに。「ちょっと待ってて」と言われ、とりあえず彼の作業が終了するまで待つことに。「もういいよ」と呼ばれ、オフィスの中に入れてもらい、PCで無事マイレージを使用する手続きを済ませることができた。

ごめんなさいね。大嘘付いて・・

朝食のとき、友達にその話をしたら・・大笑いされた・・

そういえば、朝食会場の世話をしていた男性・・多分ゲイちゃんだと思うのだが・・食事を終えて出るときにそっと近づいてきたので何かと思ったら・・「ハッピーニューイヤー」と言われてしまった。そうか明日は新年だ!と改めて思ったkおばちゃん。

朝食を終えたら・・今日の観光地に出発なのだが・・駐車場から車を出そうとして・・清算機で清算しようとしてびっくり!38ユーロを越えている・・これは違う!と思い、清算機から券を取り出し、あわててフロントへ・・フロント氏に駐車券を見せたら、違う券と交換してくれた。彼いわく「この券があれば、お出入り自由だよ!」ああ良かった。kおばちゃんが清算しようとした機械はお隣の病院だったのだ!ああ、びっくりした。

そんなてんやわんやで出発!、今日もTom Tom様だよりなのだが・・ここ欧州の町並みは彼のボスの衛星の電波の届きにくい石造りの建物が多いためか、なかなか電波を捉えられなくて・・捕らえても、情報が古くて高速の入り口がなくなってたり・・と大騒ぎをしながら・・やっとまともに走り出したkおばちゃんたちでした
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夜の散歩(アントワープ)

2007-02-11 22:39:51 | ベルギー
本格的に花粉症の季節になってしまった。
春は確実にやってきた。
昨日土曜日は本当は医者にゆきたかったのだが・・・なんせ職場の引越し!
お任せパックではあるけど、一応立ち会わなければいけないので・・一日つぶれた。
移転先の環境は・・なんと今までよりは・・雲泥の差(kおばちゃん的に)いままでの環境が良すぎたからかもしれないけれど、太陽は入らないし、桜の花もみえないし・・となりのビルの壁が見えないだけまだまし・・と言い聞かせていはいるんだけど・・残念!
それにつくりが悪い・・同じ平米数だが・・まあ、同じ地域なので多少の不便は我慢しないとね。

さて、続き

○ 12月30日(土)
とにかくお腹がいっぱいで何にも入らない状態に・・デザートももちろん入らない・・それにすきっ腹に飲んだワインが結構応えてきて、ハイテンションなkおばちゃん。コーヒーを飲んだ覚えが・・・ない。

とにかくお勘定を済ませて外に出たら・・・あらららら・・すごい風と雨。台風並みの風が吹いている。ただし雨の方はザンザン降りというわけではなかったけど・・

外を歩いて数歩も行かないうちに・・・友達の傘が『おちょこ』になってしまった・・そして骨まで曲がってしまって・・挙句に折れた・・ご愁傷様!せっかくさっき買ったばかりの傘。散々迷ってお買い上げになったのに・・なんとはかない命だったんでしょう!

酔っ払いのkおばちゃんは、悪いけど可笑しくて可笑しくて『ケタケタ』笑ってしまって・・にらまれた!ちょうど1月30日のブログにも書いたノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwe kathedraalの前を通りかかったときだったので、大きなゴミ箱に投げ入れて友達は『うさ』をはらしていた。

夜の大聖堂はまた、感じが違って見えた。それが冒頭の写真。『フランダースの犬』のネロ少年もこんな夜の聖堂を見上げたんだろうな・・この写真ちょっと明るさを加工してあるけど・・

人のことは笑ってはいけないと痛感したkおばちゃん・・なぜならばkおばちゃんの傘も同様の道をたどったからだ。それくらい激しい風!友達と違うのは・・そのみじめな傘にしがみつきながらもなお、雨をよけようとあるいていること。なんせ酔っ払いですから。

きたときと同じルートでの帰り道、さっき写真を撮らなかったことを思い出してゴディバGodivaのお店を写真を

もちろん、もうお店は閉まっている
この日本でも超有名なゴディバはもちろんベルギーのチョコレート
屋さん。1926年にドラップスDraps一家がチョコレート製造を始めたことに始まり、14歳で家業を継いだその二代目, ジョセフ・ドラップ Joseph Drapが11世紀の英国コヴェントリーの伝説の伯爵夫人レディ・ゴディバLady Godivacに『あやかって?』命名しロゴにまでちゃっかりデザイン、店のティスプレーや包装に細やかさを出したこと、そして2月5日のブログにも書いたバロタンBallotinと呼ばれる容器の発明?も相乗効果と相成ったのか、ブリュッセル、ベルギーを代表するチョコレート屋とないり、現在は世界中にその支店網を広げている・・という大繁盛ぶりである。

確かにゴディバのチョコレートは美味しいし『綺麗』である。けど、kおばちゃんにはどうもあのお値段がいただけない。特に2月5日のブログにも書いたレオニダスを知ってしまった今ではなおさらである。なぜ、あんな高いのか?当然原料は最高級を使用しているのではあろうし、包装資材も高級素材なんだろうけど・・アメリカのある記述をみたら、600% profit margin(600% の価格差益)を会社がうけっとているような下りを見かけたので・・なんだかな~と思うkおばちゃんです。事実かどうかはしりませんが・・なんとなく分かる気もしないではないし・・・

もうすぐバレンタインデー。日本で最大のチョコレートの『消費日』だけども・・kおばちゃんは・・義理のみのさびしい日。だからゴディバのチョコは関係ないけど・・だれかkおばちゃんにも義理でもいいからくれないかしら!!

まあ、ずぶぬれになって宿に帰ったkばちゃん・・シャワーを浴びてババタンキュー・・のはずだったんだけど・・夜中に『買ってきたチョコレートはどこだ??』と一人で大騒ぎで・・・酔っ払ってて良く覚えていなかった・・誰もいないロビーにまで探しに下りたけど・・ない!よーく考えたら『部屋が暑くなったらいけない』と思ってカーテンの外の窓のところに出しておいたのだ・・ああお粗末さまでした。ということで長い一日は終わりましたです。
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涙のムール貝(アントワープ)

2007-02-08 19:06:30 | ベルギー
今日は・・ついに花粉症の始まりを実感した。
鼻がむずむず・・・かゆい・・・ああ、春なのね・・

実はkおばちゃんの職場が今度の土曜日にお引越しをする。まあ、おまかせだから酔うのだが・・自分のデスクとロッカーの中身は自分で・・とわれているので怖い。つい3年前にもお引越ししたのだが・・そのまんもの状態!!

PCのバックアップもしとかなきゃいけないんだからこんなことしてられないのだが・・・段々忘れてる・・怖いよーー

○12月30日(土)

サプライズでしゃっきりしたつもりではあったのだが・・・スープが出てくるまで時間が合ったのでスタータを食べつくし・・かつワインを飲み・・けっこう良い気分になってきた。

お店はこんな雰囲気。

けっして格式ばってはいないが、カジュアルすぎると言う感じもしない。

さーーて、念願の?メインは・・もうお分かりでしょうがムール貝なのです。
この旅行を計画?したとき、kおばちゃんとお友達の唯一一致した意見は『バケツいっぱいのムール貝を食べたい!!』という動機だけ。それだったらベルギーでしょ!ということになり、わざわざはるばる1000キロも車で旅してきたわけだ。夢にまで見みたムール貝!!


お友達は『白ワイン蒸しIn witte wijn』kおばちゃんは・・う~ん。同じものを頼むもの芸がない(本とはそれを頼もうと思ったのだが・・先にとられた)ので、『3種類のセットTrio van mosselen (natuur, curry, room-look) 』しかも、ワイン蒸しのかぶてないやつ・・ああけなげ。

ということで冒頭の写真はお友達の『白ワイン蒸し』

そしてkおばちゃんのは相変わらす写りが悪い・・

左からナチュラル(ただ蒸しただけ)、カレー風味(といっても匂いだけみたい)、そしてクリーム(だったと思うホワイトソースっぽい感じかな)なんだけど・・・友達の白ワイン蒸しもつまんだが・・結論から言うと、ナチュラルが一番お口にあいました。

ムール貝そのものの味が味わえてとっても美味しく感じた。これを美味しいと思ったのはkおばちゃんだけではなく、ブリュッセルの代表部にいらしたお仲間のおじ様もご推薦・・・っだたのだが、この話は帰国してから聞いた・・という間抜けなkおばちゃんです。

ムール貝(ムラサキイガイというらしい)シーズンは7月中旬からイースターまでといわれており、秋から冬(9月~12月ころ)が最もおいしいらしい・・というとでベルギー行きになったのだ。

だた・・・ただ・・・残念・・というか・・心残り・・というか・・・反省・・というか・・この時点で、kおばちゃんも友達もお腹がいっぱいになってしまっていて・・・バケツ(というかお鍋)いっぱいのムール貝を前にして・・・・半分以上のこしてしまったのだ・・・あああああ・・・ないやってるんでしょ・・

写真のとおり、このムール貝にはつけあわせとしてフライドポテトがついてくるのだが・・これもとりあえず1~2本味見した程度・・・なんということ。でも、ゆっくし食事をしたおかげで満腹感がどっしり・・・返す返すも残念無念のムール貝でした。

このムール貝はベルギーとの国境に近いオランダの南西部に位置するゼーラント州産が多いそうで・・その意味でもアントワープだったのだが・・本とおバカなkおばちゃんたちです。

そう、お店の中では皆さんこのようにお静かにおしょくじされておりました。

ただし、このカップルのうしの席に来た独り者の男性はバケツいっぱいのたぶん蟹?(オマールではなかったともう)をむしゃむしゃ食べていた。

ああ、もう少し計画的に食べればよかったと後悔しきりなkおばちゃんした。
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メインの前に・・(アントワープ)

2007-02-07 19:06:01 | ベルギー
今日も微妙に暖かい。
今朝は乗換えのとき気がついたら微妙な位置に電車が止まっていた。kおばちゃんがいたのは進行方向のホームの先っちょだったが、停車位置まであと2両分くらい届いていない。
昨今のことを考えると『え。。飛び込み!!』と心配したのだが、ホーム上の人も別にあわててる様子もないし・・なんだろう?と考えてたら構内放送で『只今○×駅(オタクで有名な駅)付近で防護無線を受信したため停車しております。安全を確認ししだい運転再開いたします。』というアナウンス。

ふーーん。と思ったkおばちゃんですが・・よーーく考えてみたら『○×駅ってまだ先の方よね・・このホームに中途半端に止まってドアーも開かない電車、ほんの少し動かせないものなのかしら。だって原因はもっと先の駅でしょ?この駅は目視で安全確認できるんじゃない??』なんて意地悪に考えてしまった。

kおばちゃん乗車してないからいいけど・・中に乗っててホームが見ていてドアーが開かないのって・・ちょっと・・なんて考えてたら・・・あらら、運転再開いたしました。

すっかい気の短い『日本人に戻ってしまった』と認識した今朝の通勤でした。

さて、さて・・

○12月30日(土)

超特急でカフェに帰ったkおばちゃんだが・・途中で雨がぼつぼつ(結構大粒)振ってきたのに気がついた。あらら・・・

待っていた友達に「どこか良いところ見つかった?」ときいたら「場所がわかんないよ。地図の通の名前は字が小さいし・・」とのたまいました。そう、kおばちゃんが持って来た観光局でもらった案内にはお勧めのレストランが数軒紹介されているのだが、番地しか書いてない。友達いわく「Tom Tom持ってくればよかった。あれだったら住所で検索してくれる・・」そう、1月24日のブログでkおばちゃんが愚痴ったカーナビ様は取りはずし出来、持ち歩けるのだ。まあ、向こうの駐車事情にあわせれば脱着可能じゃないと、駐車中にこじ開けれて盗まれちゃうもんね。町歩きにも便利かも(笑)

ま、そんなことおしゃべりしてkおばちゃんガイドをのぞいたら・・・「うーーん!?このお店、さっきあたりをつけたところじゃない??」と見つけてしまったのだ。そう、ちゃんと乗っているお店だったのだ、これから向かうところが。ということで決心もつきカフェを後に・・

お店から出たら、やっぱり雨が降っている。用心のいいkおばちゃん(無駄なものを買いたくないケチ)は折りたたみ傘(しかも100円ショップの)を持っていたが、友人は持ってこなかった・・ということで、さっきの『通称:100円ショップ』で傘を散々吟味の上お買い上げ。でも、kおばちゃんたちのような人がぱらぱらと入ってきていた。

このお店でレジのお姉さんとお客さんの会話を聞いていて不思議に??に思ったことが・・kおばちゃんに会話の内容が判るのだ。もちろんこの辺で使用されているフラマン語(オランダ語)はkおばちゃん全然知らない。でも、英語とドイツ語の中間?のような言葉というのは聞いていたが・・なんとなく会話がわかってしまうので、思わず笑ってしまった。だって
お客「このお店何時まで?」
店員「18時よ」
お客「あら!明日はお休み?」
店員「そうよ、あさっても」なんてな具合に聞こえてしまう・・正しいかどうかは・・しらない。

傘を手に入れようやくお目あてのレストランへ・・
P.Preud'Hommeと言うお店。ちょっと、こ洒落た感じがする。例によってkおばちゃんが最初にご挨拶して・・お席に案内してもらった。あーーーやっとまともなものが食べられる!!

メニューを眺め・・そう、飲み物は白ワインということで意見が一致。そのために車、宿においてきたんだもんね。銘柄は友達におまかせ。kおばちゃんの数百倍知識があるもの。そのときのスターターが冒頭の写真。

二人ともメインはもう決めてあったのだが・・その前に、あまりに空腹だったので・・スープを頼もうということも一致した。その中でも『魚のスープRijkelijk gevulde vissoep』というのに二人とも心引かれて・・ご注文「時間がかかりますよ。20分くらい」と言われたが・・納得
これが運ばれてきたちょっと写りが悪いけど・・ボーイさんがパイでできた『蓋』を開けてくれた。

空けるとこんな感じ

お味はとってもとってもとっても美味しい。まるでブイヤベースのよう。まろやかな魚やオマールなのど味がするのだが・・身はひとつも入っていなかった。またこのパイの蓋が美味しい!!食べたらメインが・・とは思うのだが・・すきっ腹にはこたえました。

心残り(蓋をのこした)がしたが、お行儀よく下げてもらった。

すると、小さなスプーンを給仕された。「何??」って聞いたら、「サプライズですよ」と教えてくれた。ワクワクしながら待っていたら・・シャーペットが・・・
熱いスープの後だけにとっても美味しかった。たぶん木苺味??なんだかとっても幸せになってきて・・・

kおばちゃんたちの食事はまだまだ続きます・・
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トルコのギリシャのアメリカのベルギーの?(アントワープ)

2007-02-06 16:14:20 | ベルギー
今日も相変わらず良いお天気。
お昼のニュースで『青森の雪祭り』が中止になったとか・・自然には逆らえませんね。
そういえば、kおばちゃんにとっては天国のような感じがすルので何故か・・考えたら、いつもだったこの温度のときは『花粉症』大全開でひーひーいってる温度帯。多少は花粉が飛び始めたようだが・・それほどひどくないので・・天国!!何十年ぶり?そう、kおばちゃんは『花粉症』とお付き合い始めたのが・・高校3年の春休みだったから・・・あ、数えられない(爆)
とにかく、まったりしたくなりようなお天気です。

○12月30日(土)

お友達をカフェに置き去りにして・・・買い物に走るkおばちゃん。すごい物欲!!
実は・・・ベルギー名物?『チョコレート』を買いに出かけたのだ。

聞くところによると、ベルギー人は「チョコレート」と言わず「プラリネ」と呼ぶとか。「プラリネ」は特に中にナッツ・クリームなどを詰めたチョコレートのことで、ジャン・ノイハウスJean Neuhausにより、ベルギーでは1912年製造され、また、バロタンBallotinと呼ばれる現在でも使用されている容器を1915年から使用するようになり、一躍ベルギーといえばチョコレートという『名物』になっていったらしい。

と、前置きが長くなったが・・・要するにベルギーに来たからにはお土産(義理も含め)『チョコレート』と決めていたkおばちゃん。まあ、デンマークにも有名なチョコレートはあるのだが・・如何せん物価が高い!!ということで、おみやげ物はベルギーで入手しようと目論んでいた。

さらに、今は土曜日の夕方!明日は日曜でお店はお休み。その上月曜日は1月1日で休日ときている。ということは、『今』お土産を買わないと・・と買い物に走ったkおばちゃんである。

目指すお店は・・・HOOGSTRAATの入り口?にあったお店。それまでにも何軒かお店はのぞいたけれど・・一番興味がわいたのと、お買い物のお客さんに活気があり、なおかつお客層がkおばちゃんと同じ庶民的だったから、ええい、あそこでいいや!と決めたのだ。

それが冒頭の画像のお店。なんとなく順番待ちして・・kおばちゃんの番になり・・選んでいるのもめんどくさい(人のものだと思って!!)ので、詰め合わせの箱があったので・・それを何箱かお買い上げいたしましたです。

こんな感じでどれも美味しそう

にこにこしながらkおばちゃんはカフェに戻った。

帰国して、お友達に渡したら「あら、レオニダスじゃない。これ美味しいのよね」と言われてしまった。彼女によると銀座や赤坂にお店があるとのこと・・なんと無知なkおばちゃん。だって・・ゴディバやノイハウスは知ってるんだけど・・

そう、kおばちゃんがお買い物をしたのはレオニダスLéonidasというお店の一つだったのだ。

このお店調べてみたら結構面白い。創業者はレオニダス ケステキデスLéonidas Kestekidesと言う人で、現在のイスタンブール生まれのギリシャ人。ローマでワインの商売をしたあと、アメリカに渡りお菓子産業に手を出したらしい。
1910年アメリカからギリシャの委任メンバーとして?ブリュッセルで開催された World Fairに参加し、彼のチョコレートは工房は銅メダルをそして、職人は金メダルを受賞、1913年にはゲントで行われたWorld Fairのために再び、ベルギーの地を踏み・・そしてブリュッセルで若い女性と出会い・・彼の地にずーーと留まり、tea-roomsをスタートしたのが始まりらしい。1935年に経営を引き継いだ甥のバジルBasile Kestekidesはおじさんと同じ名前のギリシャの英雄でありスパルタ王の『レオニダス』の肖像をロゴに組み込んだものを死傷するようになり、さらに商売を発展していった。

この、レオニダスさんはトルコ生まれのギリシャ系アメリカ移民でベルギニーに来て・・あたまがこんがらがってきたkおばちゃんです。

お土産といえどもkおばちゃん、キチンと自分の分も買ってきたものはもちろん食べましたですよ。美味しかった~です。お値段も物凄く安かった!!お店の人が間違えたんじゃないかってくらい!デンマークで買わなくて良かった!!

まあ、よいお土産になったかな?なんて満足しているkおばちゃんです。あ、それいにしてももうすぐバレンタインだな~kおばちゃんには『義理』しか関係ないけど。
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Cafeで一休み(アントワープ)

2007-02-05 18:08:20 | ベルギー
今日も良いお天気。
昨日、一昨日とkおばちゃんと日向を争った?野良は、今日はのうのうと日向ぼっこだろうな~ああ、猫になりたい・・

喉のほうは・・まあ薬飲んでる割には劇的に良くはならないなあ~。でも、気にはならなくなってきているので、良しとしましょ。

本とすすみません・・

○12月30日(土)

いくら楽しいHoogstraatといっても、そんなに長い間時間がつぶれる訳も無く・・かといってここで妥協してというか美味しそうなケーキの魅力に負けてカフェに入り込むのも我慢大会のような気もするので・・なんて思っていたが、どうもはじっこまで来てしまった・・

このHoogstraatの最後にちょっと薄暗い感じのパブのような感じのお店を発見!友人が「大丈夫?」というのをよそに「こういう時は『人を探してます・・』ってふりすれば大丈夫」と(庶民的なところは得意)、面の皮の厚いkおばちゃんが中に入って行くと・・まあ、若者はいない代わりに、スキンヘッドだらけ・・というわけでもないし、中年カップルもいるし・・ケーキこそ飾ってないけどパンケーキぐらいだったら出てきそうな雰囲気なので『ここでビールでも飲みましょ!』と店内に入り込んだ。Sint-Jansvlietとの角あたり、KLEINE TUNNEL BVBAとい名前だったと思う。

たぶん夏はテラス席なんかでて、雰囲気違うんでしょうね。

メニューを眺めて・・ビールのところで知らない名前のビールがあったのでお店の人に聞くと『ベルギーのビールよ』と教えてくれたのでさっそくそれを注文!それが冒頭の画像。

レフLeffeという銘柄のビール。
このビールは多くのベルギービールがそうであるように『修道院』がルーツのビールのようで、もともとはレフ修道院Abbey Notre Dame de Leffeで作られていたビール。

この修道院は1152年にFloreffe の大修道院長の権限の基づいて独立したディナンの宗教共同体として認められたことから始まり、1200年には『レフ修道院』と呼ばれる施設になったらしい。一方、ビールとの関係は1240年にはムーズ川対岸にあったサン・メダールSaint-Médard醸造所を手に入れたことから始まったらしい。
その後修道院は歴史の中で、洪水や火災、戦災等により何回も破壊と再建を繰り返され、特にフランス革命の混乱はこのビール醸造に大打撃を与えたようであるが、その製法とともに脈々と受け継がれてきましたようである。

しかし、1952年ニス修道院長C.Nijsから財政的困難から生産ライセンスをOverijseのロートヴェート家の醸造所に譲り、今日のように有名な “Bière de Leffe”となったよらしい。
ただし、現在のLeffeはこの修道院ではなくレーベンLeuven のStella Artois のビール醸造所で醸造されているようだが、特許権使用料は大修道院に支払われ続ける・・ということである。

そのLeffeビールのかでも特徴的なLeffe Dubbel(Leffe Dark)を頂いたのだった!
ちょっと甘め?でも美味しいビールでしたよ!

ここで、kおばちゃんはさっきの通で買い物をし残してとっても『心残り』があったので、友人にここで待っててもらう間に引き返して買いものに出かけた!(物欲にはかなわない・・)友人には『お食事どころ』の参考になるような資料を残して・・


KLEINE TUNNEL BVBA

HOOGSTRAAT 76
2000 ANTWERPEN
BELGIEN

Telefoon +32 (0) 3/2322216
Fax +32 (0) 3/2322396

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庶民の通(アントワープ)

2007-02-04 21:37:27 | ベルギー
昨日今日と相変わらずの良い天気!
でも、昨日は喉の辺りが痛くて・・医者に行った。
いつもkおばちゃんが良く行く耳鼻咽喉科なのだが・・実は喉がいたいのか歯茎が痛いのか舌がいたのかわかってなかった。その辺が痛いから・・何科かなあ~なんておもったのだが、2~3日前に鼻の辺りがむずむずしたし・・ということで耳鼻咽喉科に行ったのだが・・やっぱり原因は喉だったので、変に安心したkおばちゃんです。

さて、続き

○12月30日(土)
そろそろ、日が暮れてきて・・空腹感も強くなってきたkおばちゃんたち。本気でお食事どころを探そうと・・道々レストランと思われるところに入るが・・人影がない。それに、kおばちゃんたちどこでも良い・・というわけではなくある『目的』があって探してもいたのだ。

そろそろ、痺れも切れてきて・・ここでいいんじゃない?というお店があったので(連れの友人は内装が今一だと思ったらしいが・・・)お店の中にお客さんらしき人も見えるので、そこにしよう!結論を出した。友人は「k聞いてきてよ!」とのたまう。ははは、その前に何軒か友人が聞いたら『断られた』実績もあったのだ・・この友人『地位』も『名誉』もkおばちゃんなんかの数十倍良いのだが(あ、お金も)・・・『見てくれが』・・良くないというかちょっと怖いのだ。ま、その点、kおばちゃんはただの『おばちゃん』ですからね。

ということで、店の中へ入って聞くと「開店は18時からだからそのころまた・・」と言われてしまった。ははは・・そう暗くはなってはいたがまだ5時ころだったのだ。

しょうがないからまた町をぷらぷらすることに・・でも、お腹がすているのでそのレストランの近所をうろうろすることにした。

さっき『手投げ小僧』のあった広場か伸びている小道に、なんとなく惹かれたkおばちゃん。活気が感じられたからだ。それも、非常にkおばちゃんにとって親しみのある活気・・下町のような・・ということで早速そこを探検?にもぐりこんだ。

それがHoogstraatという通り。
道幅の狭い小道といったところ。それが冒頭の写真。

そこにはこんなお店はもちろん、

こんなフィギアのようなもの?が飾ってあるおもちゃ屋さんというかホビーショップや、

ユニフォームやさんこんな普通っぽい服もあるのだが・・後ろの方には吊るしてある安全ベストなんかがみえるから・・やっぱりこれもユニフォームなんでしょうね。
なんせ、ここアントワープはアパレル産業の町ですから!!

そしてkおばちゃんの大好きな100円ショップににたお店も発見!
けっして1ユーロショップではないのだが・・安いものがごろごろ。

私の友人なんかは非常に物価の高いデンマークの値段を見慣れているためか・・「安い!」「安い!」の大連発。本とは2個だけほしいグラスようの蝋燭だったのだが・・50個入りをお買い上げになってました。

そういうkおばちゃんもしっかりまたタイツをお買い上げ・・ハンブルグの値段で5足買える・・でも品質も『それなり』ですけどね・・

というこでkおばちゃにはとっても楽しいHoogstraatでした。
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アンティゴーンのお城?(アントワープ)

2007-02-02 15:16:13 | ベルギー
今日も良いお天気!
夕べは予報どおり夜寒くなった。嬉しいような悲しいような・・でも、kおばちゃん酔っ払って帰ったので・・暖かかったですよ・・トホホホ・・

国会が始まったようだが・・審議拒否している議員の姿を見ると、給食費の不払いの話が思い出されるのは何故?
国会は税金で運営されているはず、審議拒否なんかされると『無駄遣い』されてるような気分になってくるkおばちゃん。議員さんたちのそんな姿を見ていると、『権利ばっかり主張していて義務をはきちがえているどこかの保護者』の姿がダブってしまんですけど。

あ、kおばちゃんけっして与党が好きなわけではありませんよ!!ただねぇ~

そうそう続き

○12月30日(土)


スヘルデ川のテラスから川を背に左の方向に・・砦のような建物が見えるので・・年代ものそうにもみえるし・・ということでkおばちゃんたちはそちらに向かうことにした。
手元にある唯一の地図・・kおばちゃんが持ってきたコピー!!・・を見ると『国立海洋博物館(ステーン城)Steen National Scheepvaartmuseum』と書いてある。

kおばちゃんもつれの友達も『ケチ』である。だから入場はしないけど・・とりあえずいけるところまで・・ということでそこへ向かう事にした。

Steen Pleinを横切って・・着いたところが最初の写真の入り口。
入り口の脇に建っているのは・・・アンティゴーン??なんておもうkおばちゃん。
だって、足もとの『人間』に比べらたら・・巨人ですよね。それに、昨日のブログに書いたローマ兵のオブジェも、よーーくみるとこの巨人のオブジェを見ているような気がするのは・・気のせい?

中に入ると・・左側に建物の入り口が・・その上部はこんな感じ。

そもそもこの建物は、13世紀初頭に築かれた市壁の一部だおそうで、1520年頃のカール五世の時代には大きな改築が加えられたとか。このカール5世はゲントGhent生まれのハプスブルク家出身の神聖ローマ帝国皇帝(在位:1519年 - 1556年)で、スペインも統治し彼の地ではカルロス1世(Carlos I,在位:1516年 - 1556年)と呼ばれたらしい。

そして、紋章はなんか、似てません??

1549年!!に市の所有となってからは、1823年にいたるまで牢獄として利用されていたとか!
その名残か・・十字を持っているように思うのですが・・ここで亡くなった囚人達の魂の平安を願っているのでしょうか??

お約束通というか閉館時間まで30分と言う状態でもあったので、中には入らなかったkおばちゃんたち。でも、野外展示もあり、はしけのような小・中型?船(ちょっと古い?)はちょこっと覗いてみられます。

あたりが薄暗くなってきて・・街灯も転倒し始めたので、観光をおしまいにしてお食事を本格的に考えないと・・と街中に戻ったkおばちゃんたちです。

そういえば、カール5世のモットーは“ PLVS OVLTRE(Plus Oultre)” 『さらに前進』と言う意味らしい。

日本の政治もなんとか『Plus Oultre』でいってもらいたいと願うkおばちゃんです。
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海港??(アントワープ)

2007-02-01 18:42:33 | ベルギー
今日は予報では夜から冷え込む・・という前宣伝にのって『厚着』をしてきたkおばちゃん。おかげで朝の電車の中で大汗をかいてしまった・・

ここのところ『政治的ニュース』として某大臣の発言が政界を揺るがす事のように報道されているが・・kおばちゃんにとっては『何いってるの??』という感じがする。

たしかに大臣のあの発言は良くない事だと思うし、女性として『変なことを言ういやなやつ』とは思うが、それをまるで鬼の首でもとったように騒ぎ立てる野党にも辟易いたしますです。

小学生じゃあるまし・・・もっと、政策的なことで揉めて欲しい。
kおばちゃんにだって少子化問題は、これから頂く事になるであろう『年金』を納めてい頂く人口が少なくなるのでとっても困ることだ。
『子育てを皆で支えていく体制と言う概念がないから、あんな発言をするんだ。だからこうするべきだ』というような方向で揉めるんならまだしも、『侮辱した』『人間としてあるまじき・・』とかいって問題にしているようじゃ『野党』と証しているのも50歩100歩のレベルだとkおばちゃんは思ってしまう。

くだらないエネルギーの無駄使いはやめて欲しい・・と思っているのだが・・

さて、いつまでたっても終わらないkおばちゃんの旅・・

○12月30日(土)

マルクト広場Grote Marktを後に、万有引力の法則に従って・・・下の方向に移動するkおばちゃんたち。Suikerruiという通をどうやら下ったようで、広場のようなところに突き当たった。

その向こうにみえるのが冒頭の景色!


スヘルデ川Schelde(エスコー川)にぶち当たったわけだ。
アントワープの事を『海港都市』と表現しているのを数多く見たようなきがするのだが・・・連れに『海なんかないじゃない』と言われ、はたと考えてしまった。そうよね、川だよね。調べてみたら、源流は北フランス。そして地図上はオランダ領にになってから海に注いでいるようにはkおばちゃんには見えるんですけど・・・

島国で育ったkおばちゃんには『港』というと『海の港』と言うイメージしかないけれど、今朝出発してきたハンブルグだってエルベ川の港町。川でも重要な港というは、よーーくわかる。

なんだか、重箱の隅をつついているような気がしないでもないが・・・

まあ、ローマ帝国とフランク王国の狭間で、重要な『船舶運送の拠点』として歴史に翻弄されてきたんでしょうね。そう考えると、マルクト広場にあった、手投げ小僧はローマの兵隊だったし・・手を切り落とされた巨人アンティゴーンというのはゲルマン人だったのかもしれないかな?なんて思ったりした。

たしかにここのテラスにはこんなローマ兵のと思われるオブジェが、ありました。

ささ、明るいうちにまだ見ないと・・と見晴台?をあとに致しましたです。
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手投げ小僧(アントワープ)

2007-01-31 19:20:59 | ベルギー
あ・・・と言う間に1月が終わってしまう・・
例によって今日は大忙し・・でもなんとか終わった!
お天気もよくって・・昼間のお出かけはコート要らず。桜のつぼみも・・なんとなくついてるのはわかるくらいにはなっている。このまま春にはならないだろうが・・

そういえば、数日前に報道されていた耐震偽造のホテル・・実はkおばちゃんとまったことがあります昨年の4月19日のブログに書いたときがそのときなんだけど・・あのホテルチェーンにしてはちょっとお高い値段だったと思う。地震が来なくて良かった。あの時はけっこう外国のお客さんもネットを利用してかお泊りになっていた。今はどうしているのやら・・ウソはいけません!!

○12月30日(土)

ノートルダム大聖堂の辺りをうろうろ・・
カフェのような佇まいのお店が結構見受けられるが

お腹も空いているのだが、何せ日の短い冬。明るいうちに見物できるところはしてみよう・・ということでもっと先に進むkおばちゃんたち。

すると物凄くにぎわっている一角にでた。

マルクト広場Grote Marktである。アントワープの中心で、まわりを市庁舎やギルドハウスが取り囲。

ただ、このときは妙な混雑具合・・なんでかな?と思ったら・・

中心部にスケートリンクが!

その周りをテント張りのスタンドが出ていたりした。
だからご自慢の市庁舎もこのように・・スケートリンク越しに・・眺めましたです。
この市庁舎Stadhuisは1、561年から1564年にかけて建造されたルネサンス様式の建物だそうです。

この広場のもう一つの目玉は、1887年のジェフ・ランボー作のブラボー像の噴水があるようですが・・・わかりませんでした。(知らなかったのもある!)

りこれは、ブラボーBraboというブラバントという名の紀元となった古代ローマの兵士の像で、スヘルデ川で暴威をふるっていた巨人アンティゴーンAntigoonの手(ant)を切り取って投げた(werpen)という伝説に登場する英雄だそうだ。
そして、この伝説はアントウェルペンという地名の由来といわれているとか・・そう、ここアントワープはAntwerpen(蘭) / Anvers(仏) / Antwerp(英)と書かれます。


この町は、15世紀後半にブルージュを追い越してフランドルの毛織物交易の中心地となり、さらに16世紀にはスペインやポルトガルが植民地から仕入れた品物をさばいて隆盛をきわめたが、一時スペイン領となって衰えたこともあったとか。
現在は臨海工業地帯として、バロック芸術の花開いた芸術の都として、ダイヤモンドの町として、そしてファッションの町と活気がある。

なぜ、ここでダイヤモンドか・・この人口45万ほどの町で・・kおばちゃんは不思議に思った。だって採れるわけでもないし、海に直接通じてる町ではないし・・でも、アントワープはダイヤモンドの取引量の世界一を誇り、世界で20ある取引所の内の四つが存在するとか。

何故??何故?と思ってちょこっと調べてみたら・・

要するに、この産業を牛耳っているユダヤ人が、イスラエルへの1極集中を嫌い、米国も独禁法等の法的規制が強いので敬遠され・・インドもインフラがない。そして、ホロコーストの後ユダヤ人が特に多く居住するようになったことに加え、ベルギー政府が税制を始めとするダイヤモンド産業に対する優遇措置で支えている現実・・というのがあるようだ。

だからここアントワープは、ダイヤモンド鑑定機関、ダイヤモンド取引専門の銀行、ダイヤモンド輸送会社、ダイヤモンド研磨用機材の販売店等々そろっており、その上、街ぐるみの警備態勢がダイヤモンド取引の場としての信頼性を高め、産業として発展している・・ということらしい。

ふ~~ん。と思ったkおばちゃんです
ただし、残念ながら・・・年始年末休暇(土日も含まれていたので)でダイヤモンド産業は覗いてきませんでした。欲しくなったら大変だったかも・・・でも先立つものがないから大丈夫かな??

そうそう、手投げ小僧、下から2番目の写真のをよーーく見たら写ってました!!
でも、現地ではごちゃごちゃしていてちっとも気がつかなかったkおばちゃんたちでした。ああ、お粗末!!

そうそう、ファッションではダッフルコートduffel coatはこのアントワープの近郊のダッフル地方で作られたられた起毛仕上げの厚手のメルトン生地(紡毛織物、ウール生地)を利用してつくられたからこの名前があるそうです。

「フランダースの犬」だけが有名ではないんだなあ~と改めて思ったkおばちゃんです。


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ベルギーらいしもの(アントワープ)

2007-01-30 18:58:59 | ベルギー
今日も・・・良い天気。嬉しいけどね・・

最近一人身になった友人に朝ばったり会った。元気かどうか尋ねると・・「元気だけど・・ごみ出しが大変で・・」との答え。わかるかる。「新聞なんかチラシ見るとわざわざお金払ってごみ買ってるのかしら?と思うちゃうわ」とのこと。まさにその通。

kおばちゃんのところも今日は可燃ごみの収集日。朝起きたら・・まずそのことを忘れないようにしないと大変。kおばちゃんの地域は個別収集だからきちんとしておかないと・・いえ、そうじゃなくてもキチントしておかないとね。

それにしても、今朝駅のそばに『テレビ』が捨ててあった!あれって不法投棄だよね。誰が出したか知らないけど・・
でも、捨てられない(お金を払っても自治体の清掃局じゃだめ!)っていうのもなあ~。もっと利用しやすい(リサイクルとしても)システムにしれくれないとね・・・分解してすれろってか??

○12月30日(土)

楽しい小道を抜けたら、自動車も通るSchoenmarktの通を経て味気ないGrand Bazar Shopping Centerの脇を通り抜けたら・・

あら、素敵!な風景が目に入ってきた。

まるで導かれるように・・塔のある建物に向かうkおばちゃんたち。

そして、その側の広場(たぶんGroen Plaats)の一角にベルギーらしいすてきなウインドウを発見!それが冒頭の写真。レース屋さん。それにゴブラン織りのような小物も扱っている。

でも・・・・よーく見ると・・・お値段が・・・・安い!ハンカチなんかレース部分は確かに小さいが3ユーロからある!kおばちゃんたち二人の結論・・きっと中国製だ!
あ、べつに中に入って確かめた訳でもないし、中国製が良くないという意味ではありません・・ただ・・ここでねぇ・・と言う事です。なんせ、なんの学習もしてない二人の意見ですから・・当てにしないでください。でもベルギーっぽいでしょ?

そしてその横にはこのような塔のある建物が・・

そう、これはノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal
1352年に建造が開始され、1520年に完成したネーデルラント地方最大のゴシック教会堂。47個の組鐘を蔵し、123mの高さを誇る北鐘塔は、ベルギーにただ2つしかないブラバントゴシック様式の完全な塔の一例だそうです。(もう一つはブリュッセル市庁舎らしい)。
そして、ご覧のとおり塔がひつしかないのは、南鐘塔は資金不足のため未完のまま断念されたからとか。うーーんまあアクセントがあっていいのかな?

1559年からは司教座がおかれてカテドラルと呼ばれて、堂内かの有名なルーベンスの数々の傑作「キリスト降架」「キリスト磔刑図」「聖母被昇天」「キリスト復活」など納められているらしい。名作「フランダースの犬」の最後の場面に登場することで日本では特に有名とか。

でも、kおばちゃんたち中には入らなかったのです。なんせ連れの友達が『ルーベンスなんか嫌いだから見ない!』と先に宣言されてしまいました。まあ、kおばちゃんも実は「フランダースの犬」好きではないのです。ああいう悲しい物語はいやなのです。ベルギーの人たちも好きではないとか。その理由はkおばちゃんとは違います。
『ベルギー人はネロを見殺しにするような、あんな薄情な人間ではない』ということらしいです。

もし、あんなことが日本で起こったら・・と思いますが、現に日本では実の親がいながら衰弱死する子どもがいるんですもんね。しかも、ごく最近!ちょっと複雑・・kおばちゃんの近所には・・いないよね・・・たぶん・・とわが身を振り返りたくなります。
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奇妙な楽器(アントワープ)

2007-01-29 14:27:56 | ベルギー
今日も・・天気予報は外れて・・良いお天気。
良いのだか悪いのだか・・我が家の梅もつぼみがわかる位。いつもは花が咲くのは3月なんだけど・・

そういえば、今捏造で話題になっている番組からkおばちゃんの職場に電話がかかってきたことがあった。多分番号は適当にかけたんじゃないか・・と思うのだが。なぜかというと『○×△さんですか?』という問いはなくいきなり『○○大辞典』ですが・・って名乗られた。丁度kおばちゃんが出たのだが「はぁ?」としか答えられなくて・・知らなかったんです。番組の内容と放送日を告げたあと、「にんにくの変わった効用ってしりませんか?」て聞かれましたよ!!kおばちゃん「知りません!」って言ってきりましたけど・・

その時「口コミで知りませんか?」というような聞き方だったと思う。まあ、発想としては良いでしょうけど・・根拠がなければタダの『デマ』ですわ!きっと下請けに作らせてるんでしょうが・・あまりにも安直な方法に(まあ、制作費もたっぷりとは思いませんが)ちょっと不審に思ってただけに・・・やっぱり・・と思ったkおばちゃんです。

というわけではないのですが・・ただのずぼら?・・旅行でもガイドブック当てにしないんです・・って言い訳・・

○12月30日(土)

この行列パン屋さんなんかもあるKorte Gasthuisstraatは後で知ったのだが(こればっか)グルメ食品、チョコレート、ファッション、小物などの店が並ぶ可愛らしい小路ということらしい。どうりで人が沢山いたわけだ。
かの有名なゴディバもあったし、こんな肉屋さんもあったし・・ハンス・ビュリーHans Burieというチョコレートやさんも合った・・・らしいが記憶に・・なんせ、お腹が空いていたので『その場で食べられるところ』を探していたのもあるし・・

年末最後の買い物日ということもあって、この小道けっこう人出が出ていた。

そして、冒頭の写真の大道芸のおじさんも一人出ていた。私の連れいわく「あれは、東欧なんかでよく見るんだよね。」そういえば、おじさんの顔立ちもなんか『東欧系』かな。

音は・・非情に平板な音。ふくよかというのとは程多い気がしたが、まあ雑踏の寒空で弾いているんだし・・写真を取らしてもらったkおばちゃん、お気持ちをカゴにいれてまいりました。

これも後で調べたらちゃんと名前のある楽器『Stroh violin』もしくは『violinophone』と呼ばれているらしい。

1899年にドイツ人デザイナーJohannes Matthias Augustus Strohが特許をとった関係で『Stroh violin』と呼ばれているらしいが、要するに音の増幅にバイオリン本体(木製ボックスボディ)ではなく蓄音機なんかにつかうラッパ型スピーカーを使用しているというところ?・・1920年代のマイクロフォン技術の発達とともに廃れていった・・とか。それでも Tom Waits, Bob Cohen for the Klezmer そして múmと数人の奏者は使い続けていたようだ。

まあ、考えればそうとうおじいさんの楽器。大事に使い込んでる感じは・・やっぱり東欧の人でしょうね。

目面しい楽器をみたもんだ・・と思ったkおばちゃんです。
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行列のできるパン屋(アントワープ)

2007-01-28 21:56:35 | ベルギー
昨日今日と・・またまた冬にしては暖かい。
休日にあばら屋の自宅で過ごしているkおばちゃんにとってはとってもありがたい。今日は昨日ほどじゃなかったけどね。

今日は久しぶりに自分の車に乗った・・というか1ヶ月以上エンジンかけてないからこれはまずい・・とさすがに思ったのだが・・近所のでデパ地下に行っただけじゃいいのやら悪いのやら・・購入して15ヶ月・・走行距離1300キロ!なにやってんだか・・

○12月30日(土)続き

宿に落ち着いたら・・街中に出かけることに。なんせ、考えてみたらお昼を食べてないkおばちゃん達。なんせ、先を急いだから。だって知らないところで道に迷うのはね~。Tom Tomを信用していない。

ここの宿を決めるとき、なんとなくアントワープの地図は眺めていたのだが、地図は平面的だし、有名観光どころの以外の感じがわからない。まあ、わからないから探検のようなわくわく感はあるんだけどね。それに、実はkおばちゃんたち二人とも事前研究・・というのを殆どしていない。

それでもkおばちゃんはましなほう、ガイドブック(図書館の)コピーしてきたし、日本の観光局から資料ももらった!私の友達は・・ぜんぜん!宿でとりあえず、アントワープの地図とパンフレットをもらったのだが・・

とりあえず有名どころを目指して歩き始めた。よさげなレストラン風(確かめてないのでわからないけど・・)もあったり・・

トラムをわたったところに
人々でにぎわっている小道があったのでさっそく・・・

そこに入るとすぐ目に付いてのが『行列』ご覧のとおり、並んでいるのは割りと年齢層が高い人たち。それに庶民的というか地元の方々とお見受けした。
でも、なにを並んでいるんだろう・・と中をのぞいたのが冒頭の写真。お菓子屋さんというかパン屋さんのようだ。どうもあまり広くない店内なので入場人数を制限してるようだ。年末だからねえ~。明日31日は日曜日、そしてあさって1月1日はお休みだから・・なんて勝手に思っていたkおばちゃん・・

帰国して調べたら・・ここはなんと地元では有名なパン屋さんで、1884年創業の老舗ゴーセンスGOOSSENSというお店だった!そして行列は慢性的なものらしいが・・お休み前で特にすごかったのかも・・

あの行列がなければ、それに連れがいなければ絶対に買っていた・・とおもうkおばちゃんです。

ああ、残念!
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趣のある宿(アントワープ)

2007-01-26 19:17:27 | ベルギー
今日も良いお天気?本と冬は・・・

昨日のナニワは面白かった!町をあるいていたら・・
「アンケートに1問だけ答えてください・・」とおにいちゃんに声を掛けられた!!
何かと思ったら「『ちちんぷいぷい』という毎日放送の番組ですが、ご近所に斉藤投手みたいな有名人が居たら見に行きますか?」と聞かれた。kおばちゃん即座に「行きません」。あいてのお兄ちゃんは「なんでですか?興味ないからですか?」と聞かれたので思わす「疲れるから」と答えてしまったkおばちゃん・・本と『おばさん』してますわ!

それにしても、あずま女のkおばちゃんはこの番組全然知らなかったけど・・地元では結構有名らしかった・・なにもkおばちゃんに聞かなくてもいいのにね!

さて、続き

○12月30日(土)

さてさて、Tom Tomさまのお導きに従って、まづは本日のお宿に向かったkおばちゃんたち・・
そうそう、kおばちゃんたちの目的地はベルギーのアントワープAntwerpenだったのです。

大笑いでしょ!アムステルダムからコペンハーゲンに行ってさらに戻ってアントワープです!無駄に大移動しているkおばちゃん!まあ、貧乏人だから安い航空券を手に入れようと早々買ってしまった結果・・・ではあるんですけど。でも、良いんです、何処でもいければ!

ということでアントワープの街中に入りました。Tom Tomさまにはお宿の住所を入力していたので、その通進んではくれたのですが・・・着いた入り口は車両の進入できるようなところではなかった。運転していた友人は「k車での入り方聞いてきて!」と頼まれたのであわてて、聞きに行きました。

本日のお宿はkおばちゃんがネットから見つけたところ。 Elzenveldという会議場つき宿泊施設。HPで写真を見て『趣があっていいなあ』と思ったのと場所が中心地に近い割りにお値段がkおばちゃんの範囲だったから決めたところ。もちろん初めての場所!『駐車場はあります』と確か書いてあった・・と思ったので早速中に入ることに!

大通りから建物の中庭のようなところに入り込んだ
ら右手にこんな教会のような建物が、

そしてその奥に入り口が見える。

近づくと冒頭の写真HPの写真と同じ!さらに中に入ると
これもまた同じそしてその左手に
近代的な入り口があった!

ここでフロントのおじさん(どうもkおばちゃんがメールをやりとりしたおじさんのようだった!)に訳を話したら、駐車場入り口までの地図をくれた。しっかりマーカーで印までついているし、何処に車があるかkおばちゃんは言わなかったのだが、キチントわかっていた!きっとナビ様におまかせするとそうなるんでしょう!!

その地図をもって友人のもとに戻り、言われたとおりに説明するkおばちゃん。友人いわくさっき通ったところだということ。病院の駐車場になってたみたいと言っている。

まあ、フロントのおじさんの言うとおり進むと・・たしかに駐車場『入り口』がありました。その駐車場はSt. Elisabeth Hospitalの地下駐車場!地下1階は満車(ERと書いてあるところはあいていたけど・・やっぱまずいよね)だったのでさらに下の階へ・・何とか駐車スペースはありました。

そう、ここはそもそもが13世紀の終わりに設立された教会付属の救済診療施設(病院)だったようで、最も古い部分は1442-1460の建物がkおばちゃんたちの宿の地下に残っているらしい。1797には宗教から分離されたようであるがそれ以降も医療施設として存在し、近年隣に病院が建設されるまで使用されていた・・・らしい。

kおばちゃんたちが泊まる所は修道女たちが看護婦さんで働いていた施設なのかしら・・なんて想像をたくましくしたkおばちゃんです。

そしてkおばちゃんのお部屋からは中庭に見えた『修道女』のようなオブジェがよーーくみえるのでした。

ほら!でも、正面から見ると・・・

なかか趣のあるお宿でしたよ!
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