Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

コーヒーのお値段(ブラガ)

2006-03-31 15:51:49 | ポルトガル
今日もお天気は悪くは無いが、ちと風があって寒い。桜の花が長持ちしそう。
いつもエサをねだりに来る雀たちの出足が悪いのは、お花見のおこぼれがあるからかな?

さっき友人からお昼を誘われコーヒーショップで待ち合わせをする事にした。

そこで思い出したことを今日のネタにしましょ。

今年のポルトガル旅行ではブラガBragaの郊外ボン・ジェスBon Jesusの教会に行ったことは1月21日にも3月7日にも既に書いたが、そのときの話・・というわけでも無いんだけどね。

ポルトガルは全体的に物価は安い。(他のユーロ圏に比べてだけど)
そしてコーヒーの文化のあるところだ。スタンドコーヒーショップは駅なんかにも日本だったらキオスク位の規模のところもちゃんとある。カップのとても小さなエスプレッソみたいなコーヒーをみなさんクイッと飲んでゆく。

そしてお値段が非常に安い。冒頭の写真はボン・ジェスの教会の前にある4星ホテルのラウンジのメニュー表で、一番安いコーヒーが1.5ユーロである。
え!本とにその値段??って思ってしまった。

このサロンのお隣はレストランになっていて、写真のような眺め。
    
昼間だった(お茶の時間)だったので営業していないのが残念だったが・・夕方から夜にかけてはとっても素敵な眺めになりそうである。テーブルの蝋燭が灯っても良いでしょうね。特に素敵な方がご一緒だったら・・・(ため息)

私と同じように寒さをしのぎにお茶しに来ていた、イギリス人らしき若者たち(おぼっちゃま、お嬢ちゃま達とお見受けした)が、レストランの方でお茶をしようとして断られていた。

お夕食時間までにはまだたっぷり時間があったので、コーヒーだけ頂いて帰ってきたがお食事もしてみたかったkおばちゃんです。

昨日今日とばたばたして、アップが遅れてしまった!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイクリング(ウンデロー)

2006-03-29 13:04:26 | ドイツ
今日もいい天気!夜は冷える・・との予報。
桜は満開・・だけど、今晩の風でどれくらい残るのかなあ?

今日もサイクリング気分(本とは花粉症でそんなこと出来ない)ということで、3月27日のブログに続いてまた自転車ネタでゆこう!

でも、今日の場所はオランダではなくドイツですよ!

3月17日のブログに書いたようにウンデローUndelohというところにハイデ(エリカ)の花を見に行った・・というかエリカの草原を観光しに行った。
日本でもドイツ観光といえば、ロマンチック街道が一番有名であるがその他にメルヘン街道、エリカ街道、ゲーテ街道なんて名前をつけて売り出しているが、エリカなるものをきちんと見たことがなかったkおばちゃんです。

エリカは8月下旬が一番美しい季節・・らしいが、kおばちゃんが訪れたのは8月の上旬、前に書いたとおり、ちょこっと立ち寄る日本人的な観光スタイルだった。
エリカの群生地はリューネブルガーハイデLüneburger Heideと呼ばれリューネブルクLüneburgの南でその中心地がウンデローなのだが、当時個人で観光しにくい処だった。つまり公共の交通機関で行き着けないところだった。
結構ロマンチストなkおばちゃんは是非行ってみたいと思っていたので、丁度レンタカーも借りていたのでルートに入れていた。

    

ここを観光するには、サイクリングをする、ハイキングをする、観光馬車に乗る・・という手段の選択肢があるが、馬車は6名以上、ハイキングをするには時間が無い・・ということでサイクリングをする事にした。
ウンデローヘに着いたのがお昼をとうに過ぎていたので、レンタサイクル用の自転車も残りが少なかった。その残りの中でサドルの高さが合う(足は届く)のが一台しかなく・・この最初の写真を借りる事にした。

走り始めてしばらくすると段々自転車をこぐのがつらくなって来た。まあ、体力不足というのもあるけれども、お尻が痛いのである。
自然保護区ということで、道路も舗装なんかされていな砂利道。考えてみたらkおばちゃんは砂利道を自転車にのって走った事がなかった。とにかくこぎ辛い。その上自転車のタイヤの空気が少ないので余計こぎ辛いし、砂利の振動がそのままお尻に伝わってくる。

あーあサイクリングは楽じゃない・・と馬車を横目で早々に切り上げたkおばちゃんです。

    
折角写真を撮ったけどタイミングがずれた・・デジカメって難しい!

あちゃらのみなさまは、のんびり2~3日滞在して楽しまれているようで・・次の予定が気になるkおばちゃんは、お尻をさすりながら出発しましたです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生○○(バルセロナ)

2006-03-28 12:23:02 | スペイン
今日は天気予報で好いお天気ではない、といっていたのに晴れている!
せっかく洗濯物を取り入れてきたのに・・・なんか悔しいなあ~

昨日は友人が念願かなって『現場』に1日だけ出してもらえるから見に来て!と言われていたので観察に?立ち寄った。なんかとってもニコニコして本当に幸せそうだった。(おかしいくらい!!)彼は『現場』に出たくてその会社に就職したんだけど、私から見るといわゆる学歴が邪魔をしてそうならないみたい。なんかある面かわいそうな気もする。
昔、学歴を隠してバスの運転手になったのだが、学歴詐称で解雇された・・て事件があったらしい。逆の学歴詐称は政治家には良くある事なのに・・なんかかわいそうだったなあ。
彼にとっては昨日は『人生最高!!』の日だったんだろうなあ。

そうそう、『人生最高!!』で思い出したことを今日のネタにしよう!

一昨年の冬スペインをちょこと旅行したときの話、1月30日のブログにも書いたがバルセロナに立ち寄った。目的はリセウliceuでオペラを見ること、ガウディの作品をなにか見ること、だった。ガウディの代表作、聖家族教会EL TEMPLO EXPIATORIO DE LA SAGRADA FAMILIA はもちろん予定していた。

聖家族教会はもともとフランシスコ・デ・ビヤールが着手したが、その後ガウディが引き継ぎ、現在まだ完成に至っていない・・というかいつい至るか判らない・・という壮大な建物である。糸と糸を繋いで砂袋を吊り下げて出来た曲線を逆さま(天地逆)にした柔らかな曲線が特徴の建物である。

世界的に有名な建物・・であり『教会』祈りの場である。そして、ここの建設資金は贖罪寺院のため、建設当初から建設資金は寄付やお布施のみで賄われているそうである。
馬鹿と煙はなんとやら・・で高いところに昇りたがるkおばちゃんはここの鐘楼に上った・・もちろんエレベーターを使って!でも、エレベーターは途中まで、後は階段を上るのである。

その途中の展望ポイントで見つけたのが一番最初の写真である。日本語で『人生最高』と柱に刻んだ上に、マジックかなにかで黒く書かれている。これを発見したkおばちゃんの気分は『人生最低』であった。
同胞としてなんか恥ずかしかった。確かに他にも書き込みはあったので一概に日本人だけが悪い・・とは言えない。けれど、これだけ大きく書き込みしてなかったと思う。(あまりのショックで他が目に入らなかったかも・・)

これを書いた人は純粋に『人生最高』と思ったのであろうが、ちょっとは人のことも考えてよ!!と言いたくなる。『人生最高』だったらそんな書き込みせずに、お布施でもして心の肥やしにして頂戴!といいたいkおばちゃんです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フットブレーキ!(デ・ホーヘ・フェルウェ)

2006-03-27 15:28:57 | オランダ
今日は良いお天気!急遽お昼は花見することにした・・といっても室内で!
kおばちゃんの職場は窓の外が桜 桜 さくらなので、今は天国気分が味わえる。

こんな良いお天気の日はサイクリングでもしたくなる・・ということで今日は自転車の話題!

数年前の夏にオランダに行ったことは『財布が無い!』のブログにも書いたとおりである。
そう、財布をなくす前に遊んでいたのがデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園National Park De Hoge Veluweである。ここは日本のオランダ政府観光局では『ゴッホの森』ということで紹介されている。ここの見所はクレラー・ミュラー美術館ではあるが、やはり国立公園自然を満喫したいとも思っていた。

この公園は車で出かけるのが一番よいのだが、そのときはレンタカーを借りる余裕が無かったので電車とバスを乗り継いでいった。バスはApeldoornかEdeから1時間に1本程度出ていた。駅の営業所でバスのチケットを買うと自動的に公園の入場券も着いてくるようだった。ただし美術館は別料金!
バスは国立公園に入るとビジターセンターに停車し、結構お客さんが降りて行く。でも美術館は次の停留所のが近いようだった。

美術館を見学した後(美術館の感想は又別で・・)「そうだ、自転車に乗ろう!」と思い出した。たしかここの『白い自転車』は自由に使える・・ってどこかに書いてあった・・ということで近くの駐輪場へ・・
自転車を物色する。鍵がかかってないから誰でも乗れる仕組みである。足の短いkおばちゃん!なるたけ、サドルの目いっぱい下がっているのを探した。

ようやく引っ張り出して乗り始めた。目的地は停留所一つ前のビジターセンター!まあ、歩いていけない距離ではないが、オランダで自転車に乗ってみたかったのである。
最初は自動車と同じ道を走っていたがそのうち側道が自転車専用になっていたのでそっちに入った。そのときの写真がこれ!
林の間を走る抜けるのでけっこう気持ちが良い。道自体もでぼこはあまり無かった。基本的にオランダは平地であるが、多少のアップダウンはもちろんある。ここも緩やかなくだりがあった!

下ってきて気がついた!この自転車にブレーキが無い!!(もっと早く気がつけよって!)ハンドルの握りになにもついていないのである!
気持ちよく風を切っていたのだが、だんだんスピードが出てきたので緩めようと思って気がついたのだ。ははは!自転車はだんだんスピードを上げてゆく!私の気持ちはあせってゆく。ああああああ。どうしよう!

いざとなったら草地に突っ込むか!足を引きずって靴でブレーキをかけるか!
そんな時偶然、ペダルを逆さまに回してしまった。
ガックン!

急ブレーキがかかった!
そう、この自転車のブレーキは「フットブレーキ」だったのだ!つまり、ペダルを進行方向とは逆に回すとブレーキがかかるのである!ああ。良かった。

私のつたない経験では日本でこのタイプの自転車におめにかかったことがなかったが、ここオランダでそれ以来観察すると結構幅を利かせているようである。
つまり、ハンドルのところに握りのブレーキがついていない自転車をよく見かける・・ということである。

どうにか無事ビジターセンタに着き、自転車を返却したが・・・暑さと冷や汗でぐっしょり!お水のおいしかったこと!

「みなさん、乗車前にブレーキ確認しましょね!」って呼びかけるkおばちゃんです。
(普通言われなくても確認するよね!!)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指揮者交代!(ウイーン)

2006-03-26 21:41:47 | オーストリア
昨日は良いお天気だったのに、今日はぱっとしない。
なーんにも予定がない(予定はあるのだが・・ちょっと無視・・ごめんなさい)
のだけれど、あ・・とい間に2日間が過ぎてしまった!
この調子で年とってゆくんだろうあ〰。

片付け物をしながらFMラジオを聴いていたら、ウイーンフィルのライブ放送をしていた。予定を知らなかったので丁度買い物に出かける時間とダブってしまったので、中抜きの鑑賞、指揮者はクリスティアン・ティーレマン氏だった。
彼の演奏は本当は昨年生で聴く(見る?)はずだったのだが・・・何故かご縁がありませんでした。

今日は彼?のことで思い出したことで行こう!!

昨年の夏ウイーンに行ったことは何回かブログに書いていたと思う。
丁度2月3日のブログに書いたインペリアル・ホテルに行く前で楽友協会でウイーンフィルの演奏会を聞いた。
そのときの建物の外に張ってあったプログラムがこの写真。念のために・・小澤氏の方ではない。ズビン・メータ氏の方である。どちらの演奏会も『売り切れ』ではあった。インターネット時代の恩恵を被って、チケットは入手済みではあった。

でも、この演奏会本来の年間予定では今日放送のあったクリスティアン・ティーレマンChristian Thielemann氏のはずだった。私が申し込んだ当初もそうだった(と思う・・なんせあんまり覚えてないんです・・ばたばたしてて)たしかメールが来て指揮者が変わって演奏曲目も代わったのを知ったような気がする。

申し訳ないが私はティーレマン氏を知らなかったので、メータ氏でもいいや!なんて思ったことしか覚えていない。メータ氏は日本で経験済みだったので、まあいいかという感じ、それにベンゲロフ氏のバイオリンソロもついでに聴けるならいいや・・位の記憶しか残ってないのです。ハイ、すみません・・

とにかく指揮者は交代していたわけである。確かそのときオーストリア政府観光局の月間プログラムもまだティーレマン氏のままだったのは覚えている。なんで、代わったんだろうなあ・・って思ったから。
どうも後で聞いた話によると、ワーグナーのオペラに集中したかったからキャンセルした(バイロイトだったと思う)ということ。ふーん、そんなの前から判ってるんじゃないの・・なんて冷たい感想を持ったのを思ってる。知らない指揮者を聴いて(見て)みたかったのに、実現できなかった悔しさ・・を含んだ意見だったと思う。

今年の小澤氏の降板でもそうであるが、指揮者交代って珍しくないんだなぁ〰。と思っているkおばちゃんです。
今日のティーレマン氏を聴いて、うーーん是非生を聴いてみたかった!!と思っているのもkおばちゃんです。

そうそう、今TVでヤマカズさんの指揮を放映してるけど、彼の生ももっと見たかった!!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頭はどっち?(カスカイス)

2006-03-24 16:32:14 | ポルトガル
桜の花は絶好調・・私の花粉症も絶好調・・

巷は卒業式のシーズン。昨日も謝恩会流れのギャル(死語かな?)が夜の繁華街にたむろしている。おかげで昨晩はおばさんおじさんたちの居場所がなくなって、仲間と飲み屋を探す羽目に・・・とはいっても、絶対ギャルが近寄らないエリアがあるので、あてはあった。そこのお店はkおばちゃんが以前開発(?)したところ。
みんなに「良くこんなとこ知ってね。」って言われたが、知らないエリアに入り込むのにはあんまり抵抗はないんだけど、おじさんたちはちょっと抵抗があるみたいだ。おじさんはけっこう『小心者』?

知らないところでの食事で思い出したことを今日のネタにしておこう。

前にも書いたが今年はポルトガルに行った。
その日は朝リスボンを出発してシントラ近辺を観光して、ロカ岬で夕日を拝んだ後1月20日のブログにも書いたとおりカスカイスCascaisで夕食をとることにした。

ロカ岬からのバスの着くターミナルは駅とは通を隔てた建物の奥のほうに着く。だからか、一つ手前の停留所で降りるお客さんが結構いた。そこはショッピングセンターのようなビルの建っている場所。地元の繁華街といった感じだった。(若者もかなりいた)

私はリスボンに戻る電車の時刻を確認してから(ってリスボンのどの駅に着くか判ってなかった・・駅で見て判ったけど)観光と夕食を求めて・・でもすぐに暗くなってしまったのであまり観光はできなかったけどそのへんはまたの機会で。
駅の近所はどうもシーズンオフでもあったのであまりぱっとしないのと、ピザテリアみたいな感じとでなにか入る気がしなかった。
一軒素敵なところを旧市庁舎の近所で見つけたが真っ白な布のテーブルクロスがかかっていたので(kおばちゃんのカテゴリーでは『超高級店』)入る勇気が出なかった。うろうろ街中を彷徨っていたら、警察の裏手に出てしまい、八百屋さんなんかもたったりして、その辺りは庶民的なにおいがした。
警察の裏口からおまわりさんの溜まり場らしきところにコーヒーの販売機があるのが見えて、なんか世界共通名のかなと思ったりして・・

その近くにお客さんは誰も入っていなかったけど、こじんまりしたレストランがあったので入ってみることにした。
メニューはツーリストメニューもあったけど、とりあえず『魚』が食べたかったので『石鯛のグリル』というのがあったので頼んでみる。後はトマトサラダ。それがこの写真である。
とっても美味しかった。トマトサラダも美味しかった。ワインも美味しかった。食膳にポルトワインを飲んだのだがそれだけでは足りず、ハウスワインを頼んだが飲みきれず・・お持たせにしてもらった。

食事をしていて思った。なんか食べにくい・・・そう、魚の頭が逆を、向いているのである。正式なフランス料理のマナーもそうだったと思うけど(全然自信はないので・・ガゼかもしれない)とにかく通常の向きとさかさまを向いていた。写真のとおりである。

とっても美味しかったんだけど、食べにくかった。それと魚を背中から食べるって変な感じ・・と思ってしまったkおばちゃんです。

あれはポルトガル風??(違うでしょうけど)

私が食事をしている間は誰も来なかったけど、終わって出るのと入れ違いに年配の2人連れが入ってきた。kおばちゃんとニッコリ笑った挨拶してくれた。
また、行きたいなあー!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こどもと歌劇(ウイーン)

2006-03-23 12:30:52 | オーストリア
今日は朝少し雨が降っていたが、今のところは曇り。桜も1割くらい咲いてきた。
珍しく鶯が桜の蜜を吸っていた。春だーー。

で、ここのところばたばた忙しくてブログのネタも思いつかない・・困ったもんだ。

このまえ友人が力説していた事を思い出したので今日はそれで行こう・・

先日、友人が来日したシュトゥットガルトオペラの舞台を見てたいそうなご立腹だった。演出が気に食わない!!と怒りまくっていた。出し物はモーツアルトの魔笛。彼ドイツ在住歴が長いのでドイツのオペラ演出の独創性?的な演出には慣れて?はいるはずだ・・ちょっと過激すぎたのかもしれない。

確かにドイツのオペラの演出は「スタンダードという事をしない!」という大前提があるのかと思うほど、どこの国のお話??と疑いたくなるようなものに出会う確立が高い。kおばちゃんが見た数少ないオペラでもそうだった。それに比べると、オーストリア、特にウイーンは(って他を知らないかな?あ、バーデンは知ってる)スタンダードな演出が多いような気がする。

私の数少ない経験からしかわからないので、『違う!斬新だ!』といわれてしまえばそれまでなのだが・・・

以前、フォルクスオーパーVolksoper Wienで『こうもり』を鑑賞した。残念ながら『夏』ではあるが・・やっぱりウイーンだった『こうもり』でしょ?一度は鑑賞しなきゃ・・っていうことで出かけていった。(実は遅刻したんだけど・・)

演出は定番・・というか「そうそうこういうものよね!」と思わせるものだった。
休憩時間、入り口脇のラウンジでワインでも飲もうか思って降りていったら・・・テレビカメラがうろうろしている。何?何?何?
別に客席にカメラが入っていた覚えは無いなぁ?中継録画していたとは思えないんだけど・・なんて思ってたら、目の前でインタビューが始まった。インタビューの相手は・・この写真のとおりである。

1月16日のブログにも書いたけれど。その日もおこちゃまたちが結構鑑賞していた。ちょっぴりおしゃれをして。この写真の男の子もそんななかの一人。インタビューの会話は聞こえてこなかったけど・・たぶん感想でも聞かれてたんじゃないかなあ?と勝手に思っている。

スタンダードな演出の良いところは、こどもと一緒に安心して見られる・・ということもあるんじゃないかと思っている。親が子供を連れて見に行く→子供もオペラに慣れる→だんだん好きになる・・・ってな構図を考えてしまう。

友達の持論ではないのだが、子供の頃からみている「歌舞伎」「宝塚」は、大人になったら又、その子供を連れてゆくから続いている・・続いてゆくってことが確かにあると思う。「歌舞伎」「宝塚」も超スタンダードな演出だと思う。歌舞伎に背広を着た役者が出てくる事はまず無い・・・と思っている。

日本の歌劇は千差万別・・ドイツ的な超過激な演出もあれば・・きわめてスタンダードなものもある・・けど、まだ子供を連れて見に行くところまで、育ってないような気がするkおばちゃんです。

ちょっぴりウイーンの子供たちがうらやましいのもkおばちゃんです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写真屋さん(Eltville)

2006-03-21 23:47:09 | ドイツ
今日は良いお天気だった。
お休みの日ではあるが・・ゴミ出しが・・kおばちゃんの住んでいるところはゴミは戸別収集の上、回収車が8時過ぎには来てしまうので、寝坊が出来ない平日・・ゴミ収集のお兄さん達はお休みなく働いてくれてるんだもん、文句を言っちゃあいけませんね。いつもありがとう!!

この前の土曜に大渋滞に遭遇した・・というか、いたる所で渋滞してたのだけれども・・車をのろのろ進めながら外を眺めていたら『へエー』と思う建物があった。

場所は郊外の住宅地っていうのか市街地っていうのか、いわゆる繁華街ではないところ。それは小さなスーパーぐらいの建物で、建物の外側に「○×△の写真館」って書いてあった。
同じ名前の建物を10キロと走っていない範囲にまたみつけた。
そういえば新聞の折込広告で大型スーパーの店舗の中にもその名前が書いてあったのを思い出した。多分七五三の時期だったかな?お子ちゃまの記念写真を撮るところだと思っているのだが・・。

kおばちゃんの子供の頃は町の写真屋さんで記念写真は撮ってもらうものだと思ってた。DPEすらない時代。写真は写真屋さん・・だと思ってた。
しばらくたってDPEが出てきて町の写真屋さんと競合しているなあーーというのを子供心に覚えているが、ともかう写真を撮ってもらうのは写真さんで、そこのショーウインドウには七五三の写真や、成人式の写真なんかの所謂盛装しておすましして撮ってもらった写真が飾ってあった。まじめな顔をしてるやつである。

以前の夏の旅行のとき2月20日のブログに書いたリューデスハイムにドライブに行った帰り、エルトヴィレEltvilleという町に立ち寄った。地元の友人がライン川をゆっくり眺めて楽しむんだったら街道から少し入ったこの町のほうが騒音もないから良いよ・・と進められていたので。

そこで夕食代わりの遅め昼食をとろうっと思っていた。その日の夜はは3月12日のブログに書いたラインガウ音楽祭を聞きに寄ることにしていたから、きっと夕食を食べる暇がないんじゃないかと思ったのだった。食事をしたレストランの隣に写真屋さんがあった。

外のテーブルで頂くことにしたので、注文してから料理が運ばれてくるまでの暇な時間に近所を見学したのだ。そのときに撮った写真屋さんのウインドウの写真がこれである。
ちょっと反射してしまっていて醜いかなあ?とっても生き生きとした表情の写真である。どれも。思わず写真を見ているほうも笑顔になってしまうような写真ばかり。

もちろんここばかりではないのだが、あちらの写真はとにか生き生きとして撮られているのばかりだなあーと思っていた。卒業アルバムの一人一人の写真にしても・・それに比べて私の子ども時代に撮った写真はなんとまじめだったことか・・所謂表情のない写真である。

渋滞中に目に付いた「○×△の写真館」ってどんな写真をとっているんだろう?
衣装が今風になっているだけで、まだ表情のない写真を撮っているのかなあ?
それすらも判らないkおばちゃんである。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本が嫌い?(パルマ)

2006-03-20 12:51:59 | スペイン
今日は桜の花が咲いているのを見つけた!春、春、春!!

この週末は散々で疲れてしまったのブログを更新する意欲が無かった。
土曜日はお墓参りにでかけてものの、通常往復で2時間ちょっとの場所がなんと・・6時間・・・絶句!午前中さくっと済ませるはずが・・・午後の予定をキャンセルせざる得なかった!あーあー疲れた!
日曜日はプロコの本番!?練習不足も甚だしい!会場は中学校のアトリウム。天井がガラス張りなので雲が流れてゆくのが良く見えた。昨日天気予報で日曜は天気が悪いって言ったのは誰だ!!その後反省会と称して飲み会が5時間続いた・・・はは、なにやってんだかなぁ。

なにやってんだかなぁ・・ではないが、昨年乗ったラウダLauda航空での話し。この航空会社は元F1レーサーのニキ・ラウダNiki Lauda氏が設立したのだが、オーストリア航空に乗っ取られ?その後彼は凝りもせずに2月6日のブログに書いたエアー・ベルリンAir Berlinとも提携しているニキNiki航空を設立して今日に至っているらしい。
そうそう、そのラウダ航空の機内での話し・・写真はhpより頂戴してきた。
私はパルマ(マヨルカ)からウイーンまで利用したのだが、窓側の席を予約した。まあ、地中海でも眺めようか・・と。3人掛けの席で残り2席には親子ずれ(お父さんと少年)が座った。この子がえらい大人びた子供で8歳とか言ってたかな?よくしゃべる子だった。
一番のヒット・・というかドキリとさせられたのは「あなたは何故夫がいないの?どうして独身なの?」と面と向かって聞かれたこと。kおばちゃんは「可愛くないからよ!」(とっさに返事が思い浮かばなかった)って言ったら隣の席に座っていた父親に「彼女は可愛くないから夫が居ないんだって!」とわざわざ報告しおった!余計なお世話じゃい。

その子が聞いてきた質問が他にもあった。「あなたは日本が嫌い?」って。私は「好きよ!」って答えたら。「ふーーん。僕の知り合いの日本人の女の人は『私は日本が大嫌い!日本を憎んでる(hateという単語を使っていた)』なんだって。」と言って来た。

私は必死になって「でも、私は好きよ!私のふるさとだし、私はそこに属してるんだから・・」なんて言い訳をしていたような気がする。
この少年の知り合いの女性・・何があったか知らないが祖国をそこまで憎むなんて・・たしかに良い国では無いかもしれない。でも、私自身は日本人以外にはなりようも無い事実もある。確かに若い頃は「こんな日本なんて・・好きじゃない」と思った度合いは強かったとおもう。でも「憎む」まではいってなかったなあ。
それに、外国に出ると必ず私は日本に属しているんだ・・と再認識させられる事が多い。質問されるのは「人口はどのくらい?面積は?・・」等々国のこと、住んでる地域の事・・を聞かれ、再認識させられ、私は属しているのは「ここ」なんだ!とつくづく思い知らされる。

良い事よりも悪い事の方が目に付く日本だけど、やっぱりkおばちゃんのふるさとである。家族と同じ、良いとこも悪いとこもひっくるめて好きである。

この親子、ウイーンで乗り継いで、バンコクへ向かいそこから又乗り継いでオーストラリアのシドニーに向かっていった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海の向こうはデンマーク(ホルニス)

2006-03-17 17:05:42 | ドイツ
今日はよいお天気。でも、花粉もたっぷり飛んでいる。さっき外に出て・・大変だった。薬飲んでるのになあー!

昨日は名古屋出稼ぎ。なにやってんだかなー。でもデパ地下は3つまわったぞ!(をいをい!)
名古屋は豆腐料理が発達していて楽しい。『くすむら』とかお気に入りなんだけど、ここのイート・インがデパ地下の改装でなくなってしまったみたい。悲しい。

帰り、新幹線のホームでどうみても『飛行機の乗務員』という男性達を見かけた。制服の上着は脱いでいるが・・移動は列車??なんて思った。中部国際空港って東京に向けて飛んで無いもんね。どうも○N○の方のよう。スッチーはどうしたんだろう・・??

このブログの唯一の読者の方のご自分のブログにつけたコメントを読んで思いだした事を今日のネタにしましょうっと・・それは『運転手さんが、大変だなーと思ったものです』という心やさしいもの。

3月12日のブログにも書いたドイツに行ったときの話しである。

このときの旅の目的は一つは『音楽祭を聞くこと』もう一つはエリカの咲いている時期だったので『ハイデHeideでのサイクリング』だった。

この2つを結びつけてルートを決めて・・移動はレンタカーにした。
超日本人的発想・・なんでもちょっとづつ・・2日間でこなす・・結果、走行距離が2日間で1500キロをユウに越えた。

1日目はフランクフルトを朝出発・・お昼過ぎにウンデローUndelohというハイデの中心地に到着。そこでエリカの草原を眺め、サイクリング、とお昼代わりのお茶とケーキ。
その後、宿泊地のラインベクReinbekシュレスビッヒ・ホルシュタイン音楽祭Schleswig-Holstein Musik Festivalの催し物の一つお城でのコンサートを鑑賞するために移動した。(地図もないのに・・)
宿はなんとなくインターネットで検索して予約したんだが、どうもその宿とお城の位置関係が全然判らず・・適当ーー!
6時過ぎくらいに宿に到着!あとはなんとなく走って・・走って・・燃料も補給しなきゃであせって・・でも全部クリアして・・
おそらくこの日だけでも走行距離は600キロくらいだったと思う。よく走った!
ラインベクに向かう途中アウトバーンの1号線なるものを通ったが・・古い道だった。分岐点(というか出口のとの)の赤と白のバー(日本だったら三角コーン?)に乗用車が1台突っ込んでいるのを見た。気お付けよう・・と思ったのを覚えてる。

次の日はどうせだったら北の端までいってみよう!ということでフレンスブルグFlensburgの郊外にあるグリュックスブルグGluecksburgのお城に出かけた。

それから、また私のスケベ(?)根性が出て、どうせだたもっと端、行き着けるところまで行ってしまえ!!ということで適当ーーに走ってホルニスHolnisというところまで行き着いた。ここのロータリーに車を止めて・・海の匂いに誘われて・・というか誰かが「こっち、こっち」と呼んでいるような気がして・・小道にを歩いていく事に。(いいかげんなやっちゃ!)すると・・やっぱり出ました・・海に!

海に出た時点で、車にお弁当(朝食を頂いたときについでにサンドイッチを作ってしまったのはkおばちゃんです)を取りに帰り・・それを持って砂浜に下りていった。そこはのんびりとしたお昼の海・・この写真のとおり!
お子ちゃまたちが水遊びをしたりしてるだけ・・海の向こうに見えるデンマークを眺めながらお昼を食べたのだった!でも、時間が無くて泳げないのが残念!!

なにせその日はハンガリーでお勉強していたお友達と8時にフランクフルトの中央駅で待ち合わせをしていたので帰らなければならなかった!!後ろ髪を引かれながらフランクフルトへ一路戻った。

なんとか時間に間に合って・・でも、考えてみたらその日の走行距離は1000キロを越えていたと思う。フランクフルトまであと100キロくらいだったかな?のアウトバーンは西日に向かって走っていたのでサングラスをかけていてもまぶしかったし、直線で気が狂いそうになった覚えがある!!
そのときのkおばちゃんの取った行動・・それは大声で歌を歌ったのでした!!・・一人だから出来る事・・でも、そうでもしなければやってられなかったもん!

長距離移動・・アウトバーンって単調なんです。ほんと運転手さんは大変だとおもいます。とくに大声も出せないバスの運転手さんは・・あたりまえか・・私には出来ない!!
ああ、今日は書きすぎた!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車(ポルト)

2006-03-15 15:20:05 | ポルトガル
今日は暖かくなるという話。お日様もたっぷりあたってる。
オフィスの目の前に桜の枝が張り出してるが、もう蕾もけっこう膨らんで色もついている。もしかすると来週あたり開花してしまうのか・・・

今日はお留守番なので比較的ゆっくり仕事が出来るか・・と思っていると、電話が同時に鳴ったりする。お願いだからバラでかけてきて・・(かかって来ないときは来ない!)

今朝通勤の途中で通った駅のアナウンスを聞いて思い出した。
まあ、今日お題にしたいことは特にポルトに限った事ではないのだけれど・・一応最近の映像としてあはポルトのが良いかな・・なんて思ったので。

今年のお正月は3月7日のブログにも書いようにポルトガルに行った。
ロンドンで乗り換えて直接入ったのはポルトPorto.ポルトガル第2の都市である。
ポルトの飛行場に着いたのは21時近く。空港からホテルまではバスも終わってるらしいので(なんと田舎・・真夜中)ホテルまではタクシーで移動した。

翌日が丸一日行動できたのでブラガに行こうと思い電車に乗るため駅に行った。
ここポルトには大きい駅はサン・ベント駅Porto Sao Bentoとカンパニャン駅 Porto Campanhaがあるがサン・ベント駅から歩いて10分程のホテルに滞在していた。ついでに翌日のリスボン行きの切符も手に入れようと思っていた。

リスボン行きの切符を入手して、いざブラガに行こうと時刻を見たら丁度出たばかり・・切符を又買って(リスボン行きは別窓口)駅構内をちょっと散歩。それから外に出て時間まで近所を観光してきた。

帰ってきたらもうブラガ行きは入線していた。
それがこの写真。この黄色い列車である。新型車両できれいだった。
ここの駅ももちろん他のヨーロッパの駅同様お出入り自由である。改札口は無い!

でも、ブラガもここポルトももちろんそうだったのだか、システムが昔式に言うと『タッチ&ゴー』なのである。JR東のSuicaシステムなのだ。『ピッ』なのである。改札口のない駅でどうするのかと思ったらこの写真の中央に立っている消火器みたいな赤い物体の上部かざしていたと思う・・・ちょっとはっきり覚えていない・・すみません忘れました。

バスは運転席にタッチする機械が着いていた・・それは覚えている。

そして、列車は音も無くホームを出発してゆく。(乗り遅れないように注意しないとね・・でも大体は車掌さんが見ていて(何処で誰が乗ったというのも含めて)合図は送ってくれる。

そう、あのうるさい「ドアーが閉まります!閉まっています!」なんていうアナウンスは無い。
あのアナウンスを聞くと「ああ、日本人も所詮はアジア人。秩序なんてぶっ飛んでんだなあーー」と思いを強くする。よく、「あのアナウンスがあるから、日本人は駆け込み乗車をする!」という人が居るが私は違うと思う。

今日のブログのきっかけの話・・通勤途中の駅だが、kおばちゃんが通勤始めたときはホームに「発車ベルの鳴らない静かな駅」なんてことが書いてあったし実際ならなかった。今は「もう閉まってます!もう閉まってます!」(本とはまだ閉まってなかりもするが)の連呼。たぶん駆け込み乗車を止められないんだろう。何も言わないと・・・ようは「次にしましょう」というゆとりが無いんだろうな。

そういうkおばちゃんも車掌さんの顔色見ながら駆け込んでますが・・次は4分くらいで来るんですけどね・・それが待てない人種になってしまいます。この町にいると。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静けさを破るもの(ハルシュタット)

2006-03-14 14:27:39 | オーストリア
今日は寒い・・ということ。でも時々はお日様が覗いてる。
今朝、家のそばの駅に向かうとき私の前を自転車に乗っていった娘さんが、駅のそばのアパートの下に自転車を止めたので『あれ、ここに住んでるのかしら?』と思ったら、なんとそのまま自転車を放置して駅に向かってしまった!

住人になりすまして駐輪してるようだ。若いお嬢さんなのになんとい図々しさ!!
おばさんになったらどうなってしまうんだろう!また、ああいうお母さんに育てられるとどうなるの!!??なんて心配になってしまった。

私もおばさんですが、さすがに人のところには止める勇気?はありません。
まあ、『今時の若いもん』は周りの事は気にならず、自分のとこしか考えて無いんでしょうが・・なんておばさん根性ですね。

周りの事で思い出したことが今日のネタにしようっと!


2月10日のブログにも書いたハルシュッタットでの出来事である。
ここで、宿泊したのはツァウナー・ゼーヴィルト

一応湖が見えるテラスが付いてはいるのだが・・まあ部屋からは半分くらいしか見えない。そこのテラスに水着を干したのは私です・・(一応外からは見えないようしました・・おばさんの恥じらい)
この写真を撮ったのは午後9時過ぎ!そして、この写真の場所が村一番の繁華街!昼間は外からのお客さんも沢山来るのでもっと賑やかではある。でも、基本的には静かな村。
住人以外車での乗り入れは出来ない。宿泊客はこの村に入るところにゲートがありそこの土産物屋で確認してもらわないないと最初は入れない。(宿でカードをもらえばあとはお出入り自由、それに午後5時過ぎはお出入り自由)それこそ『静けさを』売り物にしているところもあるのだと思う。

たしかに村を歩いていると岸辺に打ち付ける湖の水の音しかしない。(あ!どこかで合唱の練習しているのは聞こえてきた)そこでのんびりしていると、本とにゆっくり命の洗濯が出来るような気持ちだ。

村に到着した2日目の朝、それも早朝物凄い音で目が覚めた。ガラガラガラガラ!!何の音!?でもどこかで聞いたことがあるような・・・あわてて窓の外を覗いてみた。
一人の娘さんが所謂キャリーバックを引きずって急ぎ足で歩いていた。朝の6時になるかならないか・・・静寂をひきさくガラガラガラ・・・渡し舟の乗り場に向かって必死に歩いていた。そんなに大きなキャリーバックにには見えなかった。せいぜい機内持ち込みサイズくらいかな・・2個車輪のついてるやつ。でも、下が石畳のでこぼこだらけだから余計に音がする。
私の部屋は4階だから良く見える!どうも東洋人の女性のようだ。スカート(ワンピース)をはいている。うーーん日本人かなあ??ちょっと気になった。
早朝の静けさを引き裂く騒音!彼女は気にならないのかなあ?まだ、ホテルの朝食も始まってなかった時間帯だった。
私は昔怒られた事がある。フランクフルトの友人宅のそばの高級住宅街を、その日買ったスーツケースを転がして歩いていたら(夜の7時頃)通りがかりの車に「うるさいから引きずるな!」って。まだ夜中じゃなかったんだけど・・もちろん抱えて帰りました。

だから、人のこと言えた義理じゃない。でも、静けさを求めて訪れ居ているはずなんだけどなあ、彼女自身も。でも、自分の事しか判らなかったのかな??
人の振り見て我が振りなおそうと思ったkおばちゃんです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運転手さんはお友達?(マヨルカ)

2006-03-13 13:07:02 | スペイン
今日ははっきりしないお天気。朝は目覚ましにたたき起こされた!
休み明けはつらい・・電車も混むし、ダイヤ通に来ない。

ダイヤ・・ではないけれど、電車の話を書いておこう・・

昨年スペインを旅行したとき3月2日のブログにも書いたマヨルカに行った。
目的はあまりなく、ただボーっとしてたかったのだが、根が貧乏症なので、じっとしてられなくなり観光もした。

マヨルカで有名な観光地といえマルテル湖Lago Martellという世界最大の地底湖をもつドラック鍾乳洞Cuevas de Drachである。行き方を色々調べたが、手持ちのガイドブックにはパルマからはバスと書いてあったのでインフォメーションで時刻表をもらって出かけた。
バスの出発はスペイン広場のそば、駅の裏側。洞窟までの直通バスは本数が少なかったので遅れないようにひやひやしながら出かけてった。
スペイン独特の風車のある風景を見ながら1時間くらいで割りと人の乗り降りの多いバス停に着いた、窓から外を覗いてみると駅舎らしきものが見える。え!途中まで列車があるの?どこにも書いて無かったよ・・と思っていたらお爺さんお婆さんの団体がどやどやっと乗ってきた。途中細道の街中のスポーツ用品店の前でバスが止まるのでなんで?と思っていたら運転手さんが急に降りてきてスポーツ洋品店の中に消えた・・とおもったらすぐに出てきた。そういえば降りるときに持っていたものが乗り込むときにはなかった。なにか届けたみたい。はは何でもありの世界ですね!

そんなこんなで、無事に洞窟に到着。ここはガイドツアーで無いと見学できないので次のツアーがでるまでぷらぷら。(洞窟見学はまた機会があったら書きます)

洞窟見学を終えて・・パルマまで帰る直行のバスは時間帯が悪かったので歩いてポルト・クリストという町まで(っていっても10分くらいの下り坂)出て、お昼を食べた。(ここでもたもたしていてバスを1台乗り逃がした)
帰り道は同じルートを帰るのも能が無い・・と思い、くる時に沢山年寄りが乗り込んできた駅で下車してみる事にした。

そこはどうもマナコールManacorという駅でインカInca経由でパルマまで帰れるらしい。(いい加減なkおばちゃんですわ)切符を買おうと思って窓口に行くがただチケットをわたされるだけでお金は取らない。中で清算するのかと思いきや車掌さんは回ってきたが誰のチケットもチェクもしなかった。(きっとこどもの日だったからかなあ?)

そして、驚いた事に運転席のドアーが開けっ放しで写真のような状態。西に向かって走っているので眩しそうである。
その運転席に女の子がちょこんと入っていった。あーー怒られちゃう!と思ったらずーっ運転席に入ったまま、おしゃべりしているようである。この女の子は所謂『道子さん』(鉄道オタク)なのかしら、いやただの好奇心ん旺盛さん?いや運転手さんの知り合い?・・なんて思いながら見つめていたkおばちゃんです。

日本では運転席に子供を入れたってクビになった運転手さんがいたけれど、この運転手さんといい、バスの運転手さんといい私はなんかホンワカしたものを感じて素敵だなあと思った。まあ、人口密度が少ないからできるでしょうけどね・・・
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏の世の夢?(ラインガウ)

2006-03-12 22:15:17 | ドイツ
今日は昼間風が強かった!干していたお布団が飛ぶんじゃないか・・と心配した。
今朝は夕べ呑みすぎたので・・気分が今一優れなかった。それに夕べ洗うはずのお風呂を、酔っ払ってたので洗うのをやめてしまって・・ついでに朝風呂で掃除した。(これもいいかも!!)

昨日は例のプロコの練習があったのだが・・メインはメンデルスゾーンになっていたので比較的楽だった。プロコ・・ドウでもいいところでいきなりト音記号が出てくると惑わされてたので部分的に書き換えたんだけど・・(そんな暇あったられん練習しない!!)書き残しがいっぱい合って・・ははなんにもなtなってなかったね。

さすがにメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」は弾いていて楽しい。音楽の「楽」の字は楽しいだよなあーーと思い出させてくれる曲でした。

「真夏の夜の夢」で思い出したことがある。
私が旅行できるのは期間限定・・というかお正月休みか、夏休み頃・・が多い。
夏は6月中だったら、まだシーズンなので音楽会が都市部で聞けるが、7月以降は
『〰の音楽祭』というのを探さないと確実には音楽が聴けなくなってしまう。

数年前ドイツの友人のところに居候していた時もそんな音楽祭をいくつか聞いた。居候先はフランクフルトだったので2月20日のブログにも書いたとおりまず手近なラインガウ音楽祭Rheingau Music Festivalに出かけた。この音楽祭はワイン畑のなかの修道院が会場だったりと、ステキなんだけど、残念ながらこの日はウイスバーデンのクーアハウスが会場だった。
このクーアハウスには思い出があるのだがそれはまた何時かネ!

その日のお目当てはメンデルスゾーンの真夏の夜の夢である。この曲は「序曲」だけは結構演奏され機会の多い曲。あ、それ以上に有名なのが「結婚行進曲」かな?もしこの曲の著作権が生きていたらメンデルスゾーンさんは大金持ちでしょう(本当にお金持ちだったらしいが・・)
だから、「真夏の夜の夢」がどう演奏されるか・・というか全曲演奏なのかも知らなかった。(全曲がどれほどのものかもわかっていなかった)どういう規模かも判ってないおばかな私でした。(いや、数曲はやったことがあったので知ってましたが全体は知らなかった)

クーアハウス前の駐車場に車を入れて、駐車チケット発券機のところで、先客の女性二人から両替を頼まれ換えたのはいいが、自分の分が残っているかどうか・・というかありったけの細かいので2時間分しか買えなかった・・もし演奏途中に時間切れになったらまずいな・・と心配に。はは。

演奏はクラッシク フィルハーモニー シュトッツガルCassische Philharmonie Suttgartとシュトッツガルト室内合唱団Kammerchor Stuttgart。指揮はフリーデル ベルニウスFrieder Bernius。ソプラノBrigitta Geller,アルトClaudia Schubertに代わってMartina Borst。それに語りとしてAnne BennentとJachim Kuntzsch。

まあ、感想としたは「ああこういう音楽だったのね!」ということ。
音楽劇とでも言うのでしょうね。オペラがテレビドラマだとしたらこれはラジオドラマということでしょうね。
語りの上手さが良く判る。たとえ言葉がわからなくても・・
以前来日したハンガリー国立オケのバルトークの青髭公を聞かせてもらったときも思った。語りの迫力てすごい!と

合唱はまあまあと、いってももちろん上手。オケも非常にまとまっていた。

それにしても日本ではあまり聞かない「真夏の夜の夢」全曲演奏。まさに真夏の世の夢?なの?なんて思ったkおばちゃんです。

ああ、急いで駐車場に戻ったら時間は過ぎていたけど違反はとられなかった・・けどライトがつけっ放しに・・ああどうしよう!とあせったけど何とかエンジンはかかりほっとしましたよ!その当時の自宅の車だったら・・きっとバッテリー完全に上がってたわ!とあせったおまけのついたkおばちゃんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レハールのお墓参り(バート・イシュル)

2006-03-10 14:00:24 | オーストリア
今日は朝から雨模様。花粉はあまり飛んでないかな?でも、念のため薬は飲んできた。
夕べはいつもどおり練習の後、みんなと飲みにいったが、深夜というか早朝までやってたと思った居酒屋が11時半閉店・・私としてはスゴーく中途半端な時間帯になってしまった。

甥が進路を決めたらしい。周り中で北の大学へ行け・・と言ってたのに、やはり本人は「おうち」を離れたくないらしい。まあ、自分で決めたんだからね!頑張って素敵な青春を過ごして欲しいもんだ。(帰れるものならあのころに帰りたいkおばちゃんです)私が死んだら、墓参りをしてくれるのは今のところ彼しかいないもん!

墓参りで思い出した。
昨年のオーストリア訪問で2月10日のブログにも書いたハルシュタット滞在中、フランツ・レハールFranz Lehárの晩年すごしたバート・イシュルBad Ischlに温泉にはいりに行った。
それに、このドライブ旅行中のお供のCDの中というか一番初めの曲がレハールの「金と銀」だったのもある。ザルツカンマーグトのドライブにはぴったりだった。

温泉に入る前にまずは観光!ということでレハールヴィラを尋ねた。
トラウン川沿いの建物、建物前の駐車場は身障者マークがついているのでちょっと右奥の駐車場に車を止めて徒歩で出かけた。
建物左側に入り口があり中庭までは自由に入れるが、内部の見学は時間ごとのツアーになっていた。30分毎だったかな?丁度前のツアーが出発したばかりで次のツアーという事でしばらく入り口辺りで見物しながら待っていたら、地図が貼ってあったので、「これはお墓の場所?」って聞いたら「そうですよ」と言われた。ふーんここに眠っているのね。

結局ガイドツアー開始までに私以外は現れなかったので、個人ガイドになってしまった。可愛いお嬢さん。丁寧に各部屋を案内してくれた。レハールってハンガリー生まれだったんだ。なんて無知をさらけ出してしまった。そういえばチャールダッシュとか多いもんね。でも・・「なにか質問は?」って言われるとなにか聞かなきゃいけない・・ってあせってしまう。
最後には息をお引取りになったベッドも拝見いたしました。最初は夏だけ訪れていたようだけど、晩年は住み着いていたようだ。

見学を終えて、お墓に向かった。ちょっと上り坂。病院マークのそば。墓地に入ってお墓を探す。たぶん立派な墓だろう・・庶民とは違うでしょう・・ということで端っこの壁際を探しました。この写真が、レハールさんのお墓。とーーても暑い日でした。

お墓参りをしたあと、またレハールヴィラに戻ってあのお嬢さんにトイレを使わせていただいた。

帰国してレハール氏のことをチョコっと調べたら、ナチス時代に翻弄された作曲家だったようだ。そのことにはガイドさんはふれなかったな。きっと触れたくないでしょうが・・

今は平和でいい時代だなあ~と思うkおばちゃんです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする