Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

要塞の心臓部(ケーニッヒシュタイン)

2009-08-31 23:44:25 | ドイツ
今日は台風が掠めていった。

どうしてもご用で台風大接近のさなか銀行に行ったのだが・・がらがら・・
それに外も宣伝ほどひどい雨風ではない。

ただ、kおばちゃんのところと目的地の銀行の間にちょっと高いビルがあるので風の方向は一方じゃないのよね。これも人間が自然の驚異を増幅させちゃったということでしょう。

案の定の選挙結果。もう解説を見るのもいやだと思っていたのだが、今朝の通勤の光景は何だか象徴的。
だって、だれも新聞なんか広げてない。関心がないのか、もう終わったことなのか・・まったくいつもの風景・・という以上に経済系の新聞を広げている人もいないのが異様な感じ。

まあ、これから右と左のどっちに舵がとられてゆくのかはもしかすると雨後のたけのこ候補次第かな?外信では『左翼』と解釈しいるところもある。
組閣も、もし元J党の面々が『経験』を騒ぎ出して独占しちゃったら・・目も当てられませんね。

○6月29日(月)

アウグスト広場Augustus-Platzのもう一つの中心的建物は冒頭の画像にもある白い建物です。

これは『泉の館Brunnenhaus』とでもいうんでしょうか。
泉というよりは実際は井戸ですけれどもね。

この館の断面図ですかね。

そして内部にはこのような巻き上げ機があったみたいです。

もちろん現在は違います。1912年からは電気モーターだそうです。あ、もちろん現役ではないそうですが・・

そしてのこ井戸は中部ヨーロッパ(多分ドイツ)では2番目に深いそうで152.5メートルですって。

一番深いのはチューリンゲン州のReichsburg Kyffhausenにある井戸で176mの深さがあるそうです。

いずれにしても深いですね。
そして、その深さを実感させるため、ここではある実験的なパフォーマンスがありました。

それはこの樽のようなものに入った水をこの井戸に落とす・・・というものです。

この井戸は現役ではありませんのでくみ上げはしていないようですが、水を落とすことによってその深さを実感するということだとおもいます。

おじさんの合図で、皆いっせいに数えます。

『1(eins)2(zwei)・・』声をそろえて・・

このモニターに水しぶきがあがったら・・水面到達です。

こんなカメラが井戸のそこに仕込んであるのですね。

で15(fünfzehn)まで数えたころに・・水しぶきが見えました。
結構深いんですね。体感できました。皆も大歓声です。
ま、単純ですけどね。

実験が終わって皆解散したのですが、名残惜しそうに・・というか実際に覗いてみたくて・・井戸を覗き込みカメラを構えて撮っていたら、さっきの係りのおじさんが『撮ってあげるよ』とkおばちゃんのカメラを取り上げました。

一般の人が覗けるところはアクリル製のカバーがかかっていて良く見えないんです。
で、おじさんは『まず最初に・・こうやって手にかける』とカメラのストラップにわざわざ手を入れて、これでもう井戸に落ちないよ・・といわんばかり。
そして設定をいじろうとして・・ちょっと惑ったのでkおばちゃんは『これよ』とディスプレーに切り替えて・・彼は『夜景遠景』を選んで撮ってくれました。

この画像がそれです。

でも、底がわかりませんね。

お礼を言ってカメラを返してもらったkおばちゃん。ラッキーな気分でした。

井戸の部屋の模型がありました。

この建物の窓ついていたガラスは、このゆがみから古いものだと推察されますね。

それにしても、このような山というか台形の土地の上にある要塞は、ひとたび戦いとなると、篭城しか手がないんじゃないでしょうか。
その篭城とても、食料と水がなければ・・・かないませんね。とくに水はなければ作物も育ちませんからね。
だからこの井戸はこの要塞の人たちの生命線だったのにしがいありませんね。
毒でも入れられたら・・たいへん。
ということで監視も厳重だったでしょうし・・

そしてこの建物の周りにあるのは


左側の建物は『中央護衛所Hauptwache』です。

その向い側のこの建物、

内部はこんな風で、

さらにこんな風ですが・・

ここは、Kommandantenpferdestall司令官の厩とでもいうんでしょうかね?

まだまだみどころがありそうですね。


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アウグスト広場あたり(ケーニッヒシュタイン)

2009-08-30 23:53:38 | ドイツ
今日もお休み。
選挙にはいってまいりましたよ。いつものお勤めですからね。

昔、お茶会の帰り、着物を着たまま投票に行ったのはいいのですが・・そのときは車を運転していて・・草履じゃ運転しにくいからって足元は靴をはいていたんですよね。
で、それをすっかり忘れて・・投票所に入り受付のテーブルに投票券を出したときにふと自分の足元をみると・・・靴を履いている!!

すごく恥ずかしくなったけれど、いまさら戻るわけにもいかないし・・としょうがないので怒涛のように投票を済ませ・・立会人の顔も見る心の余裕もなく会場後にしたのを思い出します。

あれいらい、着物で運転するときには足元を気をつけるようにしておりますけど・・・今はそんな機械もなくなりましたね。

○6月29日(月)

ケーニッヒシュタインの観光はオーディオガイド頼みです。
ただ、kおばちゃんの訪問したときは修復工事が各所で行われていました。

これは割合と新しい建物・・というか建築中のようでした。

この建物の屋根の下についている屋根裏の窓というのでしょうか、これは特徴的だなとおもったのです。
だってさっきリオ君を運転してアウトバーンをおりてPirnaの町にはいったとたん、古いうらぶれたというより崩れる寸前のような建物にもこの窓がついており、それが人間の『瞳』のようにみえたんですよね。
いままでいた、バイエルンやヘッセンではみかけなかったような気がします。

その次に見えたのは、この建物。

ここも前が工事中でしょ?
ここは宝物館Schatzhausとても言うんでしょうかね。
外側はなんかお蔵のようですよね。

中に入るとこんな感じ。

まあ、展示してある内容は別にして正面の人形は当時のお役人さん?受け取った財宝を帳簿につけているの図??なんて思います。

建物の説明はこんなようですね。

これによるとこの建物の地下に財宝はほかんされて、トロッコのようなレールの上の乗り物で移動させていたようですね。

だってこんな樽いっぱいの金貨だったら相当な重さですよね。

さてさて、この建物を出てたどり着いたのはここケーニッヒシュタインの要塞Festung Königsteinの中心地のようなところですね。
アウグスト広場Augustus-Platz、ここザクセンの初代国王フリードリヒ・アウグスト1世の名前がつけられています。

ここにこの要塞の心臓部があります。

冒頭の画像の場所もそんな一つです。旧兵舎Alte Kaserneです。
現在はレストランとおみやげ物を扱うお店、それにトイレになっているようです。

あの建物はなんでしょうね。

この広場でもとても目立ちます。

こんな風に書いてありますね。『provintmagazin fasskeller』

『fasskeller』は分かります。ワインの貯蔵倉ですね。食料倉庫でもあるようです。
ここはマグダラノマリア城Magdalenenburgという名前でもあるようです。
地下にはワイン樽が貯蔵されていてるということで、薄暗いです。


アングルが悪いですが、大きな樽があります。

238,000リットルの容量があるとか・・酒も要塞には必需品だったんですね。

しかも馬車でそのまま運び込めるように坂になっています。

兵士たちにとっては金貨よりも大切だったりして・・

次はこのアウグスト広場の一番重要な建物、というよりこの要塞全体でも一番重要な建物を見学しましょうね。

こんな白亜の建物です。
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切り立った壁の要塞(ケーニッヒシュタイン)

2009-08-29 23:59:21 | ドイツ
今日はお休み。
で、いつもの通り目覚ましをかけないで寝たら・・・お昼近くになってしまった。

先週はちょっと精神的にも疲れてたか?

そういえば、明日の選挙。巷の予想通りになっちゃうんでしょうかね。

で、その後は??なんだかちっとも予想図がみえないんですけど。
今までのJ党の政治が悪い・・という意見はわかるけど、その一番悪い性質を受け継いで、しかも自分に大臣の座が回ってこないのがわかって外に出ちゃった御仁が率いる政党というのが、ほんとに新しい政治というものだできるんでしょうかね?

まあ、こんなところでぼやいてもしょうがないですね。

○6月29日(日)

さあ、はるばるkおばちゃんがやってきたのはドイツ国内のザクセン州にあるケーニッヒシュタインの要塞Festung Königstein です。

ここは、場所としてはドレスデンが一番近い大都市になるのでしょうかね。はるばるやってきました。
このあたりはザクセンスイスSaechsische Schweizとやばれているところだそうです。
簡単に言えばザクセン地方でスイスのように景勝のよいところ・・ということでしょうね。



この上に・・建物がたっているそうです。山全体が要塞ということですね。

ここへたどりつくには、ナビ様も一寸自信がなかったようで、最後は目視で看板をみながら・・でした。
ただ、『ここが入り口か?』と思って入り込んだところは工事現場のような状態で、ほんとにここ??と疑ってしまいまい、路肩に車を止めて考えようとしたら・・kおばちゃんの車の後ろに列が・・
どうも、入れ替え信号のふもとで止まってしまったようであわてました。

kおばちゃんが迷ったところから先は道幅が狭くて交互通行になっていて、そのための信号機があったんです。

そして、工事中のところは、駐車場新設のようで、自家用車はここで駐車してふもとまでは専用バスで行く・・という方式だったみたいですが、怪我の功名。
すぐ真下までリオ君で行くことができました。

下の切符売り場?で入場券とオーディオガイドの機械を借りました。

なんと、日本語対応です。ひとりで旅をしていると、ガイドさんを雇う余裕なんかありませんから、せっかくの観光がよくわからなかったりするんですよね。
ただし、外国人の場合はデポジットとしてパスポートを預けなければなりません。
ちょっと・・心配・・でもいままで困ったことはありませんでしたからね。

さっそくチケットをもってこのガラス張りのエレベーターに乗ります。

あっというまに到着です。

絶景ですね。

下はバスが数台見えますね。

団体さんもきているみたいです。
まだ、夏休み前だから少ないですね。平日ですし。

kおばちゃんはこちらに止めました。

ちゃんと待っててくれます、リオ君は。

さて、見学を始めましょうね。

全体はこんな感じです。

地図の下の方角が正面というのでしょうか。下から見たときに見える側です。

この要塞は自然の地形を利用しているのですが、突然とこのあたりが隆起してるというかんじです。


こちらのほうはこんなに見渡せますからね。

この隆起した台地はテーブル状になっているようで、その上部は割りと平ら。
だからそこここに建物が立っています。

その一つはこれです。

内部は大砲など武器が展示されています。

ここは要塞だったことが思い起こされます。

こんな武器までも投石器の玉?ですかね。

まあ、神代の時代から争いごとはあったんですからね。

それにしても天気予報はあたらず・・このころは晴天でした。よかった!
今日の予定はお天気もちょっぴり大切ですからね。
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燃料補給

2009-08-28 23:59:47 | ドイツ
今日は半日お外でお仕事。
ここのところ、ちょっと閑散としているのが気になる。

昨日お仲間と話していたときに出た話題。
最近通勤時間に設定されている『女性専用車』。その隣の共用車両にわざわざ女性が乗ってくると、ちょっといやだ。とのたまいやがった。
どうも、女性専用車のほうがすいているらしい。なのに・・あっちへ行けよーと思うとか。

そして、なんで女性専用はあるのに男性専用がないんだ!という話へ・・痴漢の冤罪にならないためにも乗りたい!とのたまいやがりました。
それにあれじゃ男女不平等だ!!と・・日ごろのうらみでしょうかね。

○6月29日(月)

バート・キッシンゲンのホテルを出発しようと・・駐車場に向かうと、駐車場から出る小道に大きなトラックが!!
一応対面通行の道なんですけど・・無理ですこれは・・すれ違えません。
ということで、その大きなトラックが過ぎ去るのを待ちました。
月曜日になったとたん、違う顔を見せ始めた町ですね。

町外れから、日本で言ったら県道でしょうか。

そのクラスの道を走り、

やがてアウトバーンにのっかります。

あとはひたすら走るのみ

平均時速は140キロくらいですね。

走り始めて3時間程のところで、

小休止したくなりサービスエリアに入ります。

それにガゾリン補充したくなりました。昨日から入れてません。
それにアウトバーンは必ず給油所はありますが、下に下りたらわかりせんからね。

そうそう、中のレジで清算しようと入ったら・・下の画像のようなお土産が・・


分かりにくいかもしれませんが、『バッハ』氏の顔がついてるチョコレートです。
このあたりは旧東独のエリアですね。

売店の脇には人が一杯いますね。

お食事のエリアです。そういえばお昼時でした。

kおばちゃんも仲間入りしました。

このオレンジジュースは自分で機械で絞りました。
お勘定はこんなかんじ・・です。

kおばちゃんにもエネルギーが補給されました。
昨日は食事全般的に忘れてましたね。今日はきちんとたべられるかしたね。

またしばらく走りますあっという間にガソリンが・・

やっぱり高速走行はガソリンをばらまいてるようなもんですね。

思わずメーターの数字が、並んでますね『7』が。

暫らくすると一般道におりるようなご指示が・・

右に曲れとご指示もいただき・・

街中をはなれましす

くねくねした田舎の道ですね。

あれ、はるかさきに見えるのは・・

ああ、やっぱり目的地のそばじゃないかしらね。見覚えが・・っていってもお初のところです。


入り込むことはやはり分かりにくく、適当に・・入りました。
だからこの景色が
ここまでたどり>着けば大丈夫ですね。

なんとか本日の第一目的地に着いたkおばちゃんです。
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お天気が・・悪いのね・・(バート・キッシンゲン)

2009-08-27 17:35:49 | ドイツ
今日は、ちょっと暑い。

友人からお昼に呼び出しが・・大体声がかかるのは悪い話を聞かされる時なんだけどね。案の定、奥様のガンの話。抗がん剤の治療が始まったのだけれど薬が強すぎたそうで・・
まあ、しょうがないね。
抗がん剤をとるか・・ガンの進行を放置するか・・次回からは量を減らす・・とのことだったらしいけど。
だからご機嫌が非常に悪いそうです。

そうそう、きのうご用で銀行に行ったときに見た光景・・・丁度銀行に入ろうと思ったら、黒いワゴン車が停止、その中から2人の男性が・・一人はスーパーなんかでくれる袋を提げ、もう一人はごろごろ引っ張るキャリーケースを持って降りてきた。

で、そのまま銀行の中に・・でも、kおばちゃんそのとき『あれ?』とひっかかるものが・・
その一つは、車の運転手がやけにその二人にたいして挨拶が丁寧・・の割りには若い。
で、その二人もちょっとお水系かな・・と思わせる雰囲気が・・あ、背広はきちんときてるんですけどね。

で、銀行の中では、係りの人を呼んで、さっきのスーパーの袋とキャリーケースの中に入っていた、これもまたスーパーの袋に入った『物体』を窓口を通さず、受け渡し。
kおばちゃんの目には、札束にみえました。

たまーーに、建設会社がダンボール箱ごと入金しているのは見た事があるのですけど、あのご人達はけっしてそうい風には見えませんでした。
一体何のお金だろう・・それにあの量だと・・と妄想をふくらませているkおばちゃんです。

●6月29日(月)

今日は月曜日・・と自覚させられるような朝の目覚め。
kおばちゃんのお部屋は道路に面しているので、夕べベランダの窓を空けっぱなしにして寝てしまったため、朝は車の音で・・
朝からみんなお仕事ですね。昨日は殆ど通らなかった大きな車が通ります。

さ、夕べの食事はお粗末さまでしたので、さっさと食事に行きましょう。

ダイニングではまだお客様が少ないのか・・それとも皆終わってしまったのか・・閑散としてます。

それにしても高齢者ばかりなり・・お見事です。

テーブルの上には新聞がのっかってます大きさは小さいですね。

この新聞、どうもこのホテルのチェーン専用なのかしら・・プリンターでプリントしたような気がします。
特に、テレビ番組表がくっきりと見えるところが・・湯治客向けでしょうね。

天気予報も・・冒頭の画像のとおりです。残念ながらあまりよろしくないようです。

食事も終わって・・あら、バーコーナーもあったのね。でも、ご高齢者には・・

夕べは帰ったときには誰も見かけませんでした毛ね。

そうそう、新館にはSPAがあるんでしたよね。このホテル。

でも、1泊じゃ楽しめません。それに、今日も『大移動』があるので・・早々にチェックアウトしなきゃいけないんです。
また、今度ね・・

そういえば廊下にもSPA関係のグッズがおいてありました。

それと、SPAの探検に行ったときに・・ちょっとお若い(中年)のカップルに出あいました。

さてさて、あわただしいkおばちゃんの旅。今回は連泊する日が1回しかないほどばたばたなんです。まあ欲張り過ぎました。
なんと430キロの移動!しかもナビ様によると・・4時間40分位・・ということは平均時速100キロで計算!!

アウトバーンじゃない道もたっぷりありますけどね。

さあ、ナビ様のセット完了・・っていって本とは第一目的地の細かい場所が今ひとつわかっていなかったんですけどね。

今のところお天気はまあまあです。距離をかせぎましょうかね。

kおばちゃんの大移動の始まりです。
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コンサートも命がけ?(バート・キッシンゲン)

2009-08-26 18:02:30 | ドイツ
今日も朝は爽やか。
昼間もそれほどの日照がないので・・比較的過ごしやすいのだけど野菜が育つのかしらね。
電車のつり広告をみながら、気になるのが『危ない○×』とういもの。
まあ、経営が危ないとか先がない・・と言うような意味で使われていろいろな業界のことを取り上げているけれど・・自分たちマスコミのことは取り上げないのかしらね。
だって、昼間の民放を見ると、CMは殆どがP屋と、自社の番組宣伝、或いは公共広告機構の啓蒙CMばかり・・あんな立派な社屋を次々建ててどうなってるんでしょうね?財政は。

先日のT○Sのカメラマン拘束事件、邦人安全課の世話になっていながら自社のニュースで取り上げたのを見てないんですけど・・自分の身内は報道しないんでしょうかね?

だから『危ないマスコミ』という文字の躍った雑誌があったら買って見たいと思ってるkおばちゃんです。意地悪ですね。

○6月28日(日)

Kissinger Sommer(キッシンゲンの夏?)の音楽祭、ウラジミール・フェドセーエフVladimir Fedoseyev氏とバイエルン放送交響楽団Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunksの音楽会ですが、
さて後半のメイン
プロコフィエフProkofieffの交響曲5番Sinfonie Nr. 5です。

ちゃんと聞いたのはおはつです。最終楽章のリズムが・・心地よく残ります。

皆さんもリズムに乗ってお帰りになります。

そういえば、昨年はこの演奏会のあとに・・・宿無しながらフランクフルトまで戻ったんでした。だからすっ飛んで帰った・・ってことですね。
今日はゆっくりできます。

それにしても明いですね。

お月様もでていますが・・もう午後9時は過ぎてます。
この音楽会は考えてみたら、一般的おこちらの音楽会に比べたら時間が早いですね。
普通は8時過ぎに始まったりしますよね。多聞、お年より向け・・なんて思っているのですけどね。

車寄せには黒い高級車が主を待ております。

こちらにも黒い車が・・

それにしても・・すごいナンバーでしょ。

『M』ということはミュンヘンですかね。確かドイツのナンバーは大きな都市は一文字だと聞いています。文字数が多くなるほど『田舎』ということだとか。
だから『へーーお前のナンバー3桁かよ!ど田舎もん』というののしりあいを友達同志でしていたのを聞いたことがあります。

次ぎのLLは・・なんでしょうね?それに4000番というのも・・
まあ、ここバート・キッシンゲンはバイエルン州ですからね。ミュンヘンは州都。
しかもスポンサーの会社じゃないBM○のお車。そこのお偉いさんでも来てるのかしら・・ともって見ていたら・・

ここにはもう写っておりませんが、黒いイブニングをお召しになった若い女性がお乗りあそばしました。

あの方は・・・どなたでしょうかね。

そしてもう一台気になったのはこの車。

サイレンは付けておりませんでした。うーーん高齢者が多いから待機してるのかしら・・なんて考えて見ていた・・
どうも、限りなく寝たきりに近いようなご老人(多聞お顔はみてませんが)が聴きにいらしていたようで・・・お帰りになるのを待っている・・の図だったようです。
こちらも付き添いと思われるイブニングを着た若い女性が一緒に乗っかって行きました。

なんだかな・・日本と全然違いますね。音楽を聴くにも命がけ・・とはいいませんけど、なんだか違う次元の楽しみ方だな・・なんてうらやましく思いました。
日本だったら、あんなになちゃったらせいぜいおうちで『聴く』ということしかないじゃないですかね。

会場横の道路にはトレーラーが・・

撤収ですねオーケストラはこれからミュンヘンまでお帰りになるんでしょう。

なんせ、明日も同じプログラムでミュウへンで演奏会があるそうです。

冒頭の画像もそうですが、Rosengartenバラ園もまだ美しく、散策する人が見受けられます。


そういえば、開演前にお話したご夫妻に『どちらにお泊まり?』と聴かれたのでホテルの名前を告げたら『ああ、Rosengartenバラ園の前のホテルね』ともちろんご存知でした。
だって半分住民ですもんね。

だからそのまま帰れば直ぐですけど、もうちょっとお散歩してからにしましょう。

クーアガーデンを臨むカフェもいい感じですね。

でも、一人ぼっちじゃちょっと寂しいかな・・

さっき渡った橋も夕暮れに映えます。

渡ったところにあるカジノはもう営業中ですね。

林を抜けて帰りましょう。

結局、今日はご飯を食べ損ねました。
見学を主体にしてしまうと、どうしても『食』が後回しになってしまうkおばちゃんのたびです。
だって・・・こちらだと注文してから物が出てくるまでたっぷり時間がかかってしまうので・・とりあえずいいや!なんて思っちゃうんですよね。

で、本日のお夕食何だか判ります?

チョコレートです。

昨日のブログの画像の中で、サイン会をしていたジャニーヌ・ヤンセン女史の画像の中にも写っていましたけど・・左手前のものです。

あそこでチョコレートを売っていたんです。
まだ、旅行が始まったばかりなので・・お土産には出来ませんけど・・食べる事はできますね。

なんだかお昼のアイスといい・・・演奏会のゼクト・・そして夜のチョコレート・・等分だけは十分とってますね。
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皆、美女が大好き!(バート・キッシンゲン)

2009-08-25 22:22:19 | ドイツ
今日は今朝から涼しくて過ごし安いですね。

涼しいのが必ずしも良いのかどうか・・は疑問です。

疑問・・といえば、今朝の『緊急~報道』にはびっくりしましたよ。
起きて朝ごはんの仕度をしていたけれども、番組にあの放送が入った時とっさに『何したらいいんだ?』という疑問は浮かんだんだけれど、これといって思い浮かばなかった。

で、唯一思い浮かんだのは『着替えとかなきゃ』ていう情けない結論。
だって、パジャマきたままウロウロしてたんですよ。このまま、逃げ出したらみっともないし、万一家が潰れてしまったら・・ずーーーとこのマンマの格好・・そりゃちと辛い。
と思ってあわてて着替えたのでありました。

ま、誤報でよかったけど、良い訓練にはなりました。

○6月28日(日)

ホテルに戻り、一休み。
身支度を整えて・・いざ出発です。でも、今回も昨年同様チケットを入手してないんですよね。だって・・・めんどくさかったからというのと、まあなんとかなるかな・・という考えからです。

ですから、少し早めに出かけました。え、何処にって?そうそう、今晩の目的は音楽会です。
昨年同様RegentenbauにあるMax-Littmann-Saalで、Kissinger Sommer(キッシンゲンの夏?)の音楽祭の演奏会が目的なんですよね。

去年も、ハーディング氏Daniel Hardingのおっかけ?で聴きにきたんでしたよね。
でも、今回は違います。ハーディング氏はでません。
その代わりはウラジミール・フェドセーエフVladimir Fedoseyev氏です。
オーケストラは変わらずバイエルン放送交響楽団Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunksですけど。

で、チケットは去年よろしく2匹目のドジョウ・・だったのですがダメでした。
まあ、そう毎度問屋はおろしませんね。しょうがありません。
でも、懲りもせずに当日売りの窓口へ行くと・・やはり前で女性達がごちゃごちゃと話しています。

kおばちゃんお財布を手に向うと、やはり『あらチケット?何枚いるの?』と聞いてきました。『1枚ですけど』と話すと・・・
『あら、1枚の人がいたわよ!』とお連れの女性に・・で結局彼女達から買う事にしました。ま、今回は定価のチケットです。

さて、チケットを手に入場です。

まだ時間がありますので少々腹ごしらえと喉を潤しましょ。
売店にはそれなりのお客さんが。

で、結局kおばちゃんのお夕食はこれ、カナッペとゼクトですこれで少し落ち着きました。

ご一緒にテーブルを囲んだのは、彼らです。

お話を聞いていて、『やっぱり』と思ったのは・・ここバート・キッシンゲンはお金持ち老人の保養地ということです。
彼らは、ここに『夏のおうち』を持っていて、数ヶ月ここで過ごしているそうです。
で、他のお家はゲッティンゲンGöttingenの近郊にあるそうです。

kおばちゃんが日本から来たといったら、『日本にも行ったことはありますよ。』とのこと。『日本の車は良いですね。○ヨタとか・・』といわれて、思わず『でも、私、日本で乗ってるのは、この音楽祭のスポンサーの車なんですよ・・』といって大笑いです。

さて、そろそろ入りますと彼らは、kおばちゃんとお別れを。。

そうなんですよね。こちらのホールや劇場って椅子の並びが日本と違って、1列さーーーと並んでいて、真ん中の通路というのは存在してません。
だから、真ん中へンのお席の場合は早めに会場に入って座っていないと、端のお席の方に迷惑がかかるんですよね。
社会性の違いというか、新しく出来たホールでもそうですね。真ん中にお席を作るほうが多少不便をしても『早く座る事』を心がければ済むだけ・・と思ってるんでしょうかね。

今日は昨年と違い満席のようです。

なんせ、昨年はサッカーのユーロカップの決勝戦の日で、しかもドイツ戦・・ということもあったのでしょうか、空席が2階にはずいぶんありました。
ま、もっとも友人達に言わせれば『サッカー』を楽しむのは、いわゆる『お金持ちじゃない労働階級』だそうですので、こういう演奏会には余り関係ないそうですけどね。

とにかく今日は満杯です。
1曲目はチャイコフスキーTschaikowskyの歌劇『エウゲーニ・オネーギン』より ポロネーズPolonaise aus "Eugen Onegin" です。軽妙で楽しい曲でした。

2曲目はソリスト登場です。

チャイコフスキーTschaikowskyのバイオリン協奏曲です Konzert für Violine und Orchesterです。

ソリストはジャニーヌ・ヤンセンJanine Jansen 女史です。

なかなか情熱的で艶のある演奏でした。

休憩には、今度はロゼのゼクトを頂きました。

食べ物は・・品切れでした。

気持ちの良い日で皆さんお外に出てます。

そういえば昨年はあのテラスで、宿無しの事実が発覚して大ショックだったんですよね。

今年は大丈夫。だから地元でもうチェックイン済みなんですよね。
それにゼクトを飲んだくれても・・大丈夫なんですよね。もう運転しないから。

演奏会が始まったのは19時なので今は20時頃です
でも、この明るさ。

でも、心なしかスポンサーの旗が元気がないような・・
ここ、ドイツでは日本のようにバカマスゴミが『不況・不況』とはやしたててはいないのと、自動車買い替えに対する補助が早かったので、深手は負っておりませんけどね。

ロビーに入ると列をつくっている人をみかけました。
そして列の先頭はジャニーヌ・ヤンセン女史です


どうも、CDをお買い上げになった方にサインをしてらっしゃるようです。

で、その列にならんでいらっしゃったのは・・おっさん、いえおじさま達ばかりでしたね。
いえね、彼女の日本での売り込み言葉は『美しきヴァイオリン界の新鋭』ですからね。


まあにこにこと、皆さんCDを手にならんでらっしゃいますけど、このCD。外装が厳重なのでプラスチックフィルムがなかなかはがれず、かなり皆さん手間取ってらっしゃいました。

時間内に全部裁けるのかしら・・とちょっと心配したkおばちゃんです。

ちなみに、パンフレットの画像はこんなでございます。

去年と違って、今年は看板に偽りなし・・ですね。

さあ、そろそろ後半が始まりますね。お席に戻りましょう。
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バラ園あたり(バート・キッシンゲン)

2009-08-24 18:12:09 | ドイツ
今日は比較的涼しい・・気がします

昼間は、にわか雨が・・丁度ご用で出てたのですが、そのときの光景でなんだかな・・と思ったのが『電話ボックス』での雨宿り。

いえ、そこで雨宿りしちゃ行けないとはいいませんけどね。そのまん前に大きなビルがあってそこの庇は取っても大きいのでそちらでも十分に雨宿りはできるはずなんですけどね。
kおばちゃんが見たのはボックスに入り込んで腰掛バーに腰掛けて『携帯』をずーーと使用してる・・の図でした。

最近見かけなくなった公衆電話。でも利用したい時にそんな状態じゃあね。
ボックスの前に大きな雨宿りの空間があるのに・・他の人の事考えない若者が増えたんだな・・って思った瞬間でした。
きっと、利用してた彼は『何が悪いの?誰も利用してないじゃない』といってきそうですけどね。もしかするとkおばちゃんのセンスの方がずれてるよ・・っていわれそうですね。

○6月28日(日)

バート・キッシンゲンBad KissingenのヴァンデルハレWandelhalleを出たkおばちゃん。
お庭の方は昨年うろつきましたからね。


シュムックホーフSCHMUCK HOFでコンサートが終わったようです。

町中に出てみます考えたらお昼をまともに食べてませんね。

でも、時間が時間。夕方ですので、カフェ・・しかも甘い物系ばかりが目が着きます。
左手奥のパン屋さんももう殆ど品物がありません。

そういえば川のほとりにも数件カフェというかビストロ風のお店があったなあ・・と思い出し、そちらに向う事に。

賑わってますねテラス席は満杯です。

こちらは薔薇が満開ですね。

そういえばこの辺りの川のほとりはRosengartenバラ園があるとかいてありました。きっとそれですね。

お店を覗きながら歩きましたがあいにくと空席がみあたりませんでした。
お庭に戻って散策するとこんな像がありました。
台座にはGeorg Anton BoxbergerとBalthasar Neumannと名前があります。
このお二人はここばーと・キッシンゲンを有数の温泉地として売り出した?方のようですね。
Boxberger氏はハンブルグ出身の薬剤師。そしてNeumann氏は建築家。
今日のバート・キッシンゲンの繁栄の礎を作ったお方達ですね。

小川がちょろちょろと流れていますね

あちらで合流しているようですね。

Fränkische Saaleザーレ川ですね。

川の方に歩いてみましょう。

川辺にあった表示板には『エサをあげないで!』ですって。

みなさんお散歩中ですね。

その一角にお店がありました。



何屋さんでしょうねこの品揃えじゃ判りませんね。

場所柄でしょうかこんな用品がいっぱい。

日本で言ったら『介護用品』とでもいうんでしょうか。こちらでは老人になったら必需品かもしれませんね。日本の物に比べたら頑丈で使い勝手もよさそうです。
kおばちゃんもいつかはお世話になるでしょうから、その前に仕入れに来たものだと思ってます。

ボートがいます向こうに行きましょう。

歩行者用の橋を渡ります。


向うから来ますボートですね。

ボートに乗るのも気持ちよさそうですね。


あれ?あそこボートの通過している右側はkおばちゃんの今夜のお宿の『新館』とその向こうの木に隠れているところは旧館。こっちですねkおばちゃんのお部屋は。

さて、そろそろお部屋に戻りましょうね。

ちょっとお休みしてから・・今晩の仕度をしましょうね。
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湯治客のお楽しみ(バート・キッシンゲン)

2009-08-23 23:21:59 | ドイツ
今日はお休みだったけど、ちと御用事でお出かけ。
昨日よりは湿気が少ないのか・・すごしやすい気がします。

ま、出かけると疲れますけどね。

○6月28日(日)

去年も訪れたアガーデンにたどり着いたkおばちゃん。さて、どうしようか・・
そうだ。去年は時間がなくてブルンネンハレ(飲泉ホール)とヨーロッパ最大といわれるヴァンデルハレWandelhalleには足を踏み入れたけど、地下のおトイレを利用しただけだった・・なんてことを思い出しました。

だから、ちょっぴり探検してみましょう。
奥のほうに源泉が2つありますね。

Pamdvraと、Rakoczyです。

こんな深くからくみ上げているということです。

大きくするとでございます。

と、さらに左奥のほうから何やら音楽が聞こえてきました。
もちろんのこのこと出かけてゆきました。すると・・音楽会が・・
それが冒頭の画像です。

音楽は軽妙なシュトラウスのワルツとかジャズをクラッシック風にというものです。
ご覧の通り、お年寄りが沢山聞いていました。

でも、残念ながらkおばちゃんが行ったときは最後の1曲だったようですぐ終わってしまいました。

演奏会が終わってもなかなか席をおたちにならないかたがたもいらっしゃいました。

kおばちゃんは会場の見学をしてみました。
ホールの中にこんな物体がいくつかあります。

これは、温泉水を流してマイナスイオンでも発生させているんでしょうか?

あら、その隅にこんな掲示が・・

今晩の演奏会のもありますね。

もう一度ブルンネンハレ(飲泉ホール)のほうに戻りましょう。
あらこちらにもいろんな催し物の掲示があります。


そうですね。ここばーと・キッシンゲンは湯治場ですので、お客さんを飽きさせない工夫がいろいろあるのですね。kおばちゃんのような短期利用者は珍しいでしょうね。

こちらは飲泉のカップがしまってあるところをみると・・ボトルキープならぬカップキープの場所かしら?
営業していないのでわかりません。

あら、ここは地下からぼこぼこと・・

天井からの自然光が気持ちいい空間ですね。

それにしても・・お客さんが少なくなりました。

さあ、kおばちゃんももう一度外にでましょうか。
あら、さっき演奏していた方たちでしょうかね?

毎日演奏があるみたいですからね。今日のお仕事はおしまいなんでしょう。

さて、もう少しkおばちゃんはふらついてみますか。
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再びの温泉地(バート・キッシンゲン)

2009-08-22 22:50:21 | ドイツ
今日はお休み・・だけど暑い。

朝目覚ましをかけないで目覚めるのは、とっても気持ちがいい・・はずなんだけど暑くて目が覚めた。

脳みそ停止・・
夕方になってようやくスーパー買い物に出たけど・・やっぱり野菜高いですね。

○6月28日(日)

ナビ様のお導きで、無事に『目的地・・』とらやに到着したkおばちゃんです。
kおばちゃんの使用しているナビ様は『目的周辺です』なんて曖昧な案内はしません。『左。目的地です』と言いきっておしまいです。

kおばちゃんの到着した町は、去年も訪れたバート・キッシンゲンBad kissingen

今回も『左。目的地です』と言われたのですが・・どっちの建物だ??というのと、建物の前に車寄せがないので、車を止められない・・ということで、ナビ様のお導きは終わっても、ぐるぐる周りを走り回っていました。

建物の横に細道があって、そこへとりあえず入り込み、建物の後ろと思しきところに駐車場があったのでとりあえずリオ君をとめて、フロントに向かいます。

時間は午後3時過ぎ。ホテルの中はひっそり。お昼の時間のようです。
フロントもお昼寝か・・人が見当たりません。ベルをならしました。

事務所から出てきたお兄さんにご挨拶。名前を告げます。
予約はきちんと入っていました。よかった・・ここはデポジットを払ってないんです。

鍵を渡しながら、宿泊数の確認。それからこの町のゲストカードをくれました。
これは、温泉施設で催されるコンサートがただたっだり、温泉をただで飲めたり・・というような優待が受けられるということです。
(画像は後で・・)

お部屋は2階だそうです。建物はとてもクラシック。
ロビー脇のソファーも・・それにしても誰もいません。

廊下もひっそり・・誰もいないというか

お部屋に入るとシングルベットでも大きいです。

お部屋にはテラスも着いています。
ただしすぐ下は道路です。馬車が通ります。

でも一寸遠くを見ると、今晩の目的地が見えます。

さすがクラシックと思ったのはお部屋の入り口脇についていたこれ。

メイドさんを呼ぶ呼び鈴ですね。お部屋に電話はありますけど、これを押せばメイドさんが来てくれると思うほうが楽しいですね。紐じゃないだけ新しいですね。

お部屋の机の上にはこの町のパンフレットが一杯載っています。
もちろん地図もさて、これからどうしようかな・・

あ、赤丸印のところがホテルです。
夜のコンサートまで3時間弱ありますね。温泉に入りに行く・・という選択肢も考えましたが、去年はいちゃいましたしね・・一寸忙しすぎるか・・ということで、町のお散歩に出かけることにしました。

昨年はこちら側は歩かなかったんですよね。

ロビーに下りたところで正装をしたカップルに出くわしました。『お年寄り』ではないカップルでした。
で、それを見て思い出しました。あ、コンサートという選択肢をすっかり忘れてた。

そうなんです、この期間はkissingersommer(キッシンゲンの夏?)の音楽祭が開催されてるんですよね。ま、kおばちゃんもこれが目当てでまた来たんですけど。

開催中の日曜日なんかは、1日に3回も4回もコンサートがあるんですよね。
ほら、去年も間違えてチケット買いそうになってしまったんですよね。
今日も日曜日で、そういうコンサートがある・・というのは事前に認識はしてたんですけど・・すっかり忘れてました。

これがあったのをこんなイケ面の若者のトリオ・・

うウー残念。さっきのカップルも間に合うかどうか・・というタイミングでしたモンね。しょうがないです。

ここの音楽祭は、そういえば、これから『芽』が出そうな才能豊かな若者が多く出演するんですよね。

まあ、ご縁がなかったということで、お散歩しましょう。

あれが今晩の会場RegentenbauのMax-Littmann-Saalです。

ザーレ川Saale沿いの公園の中を歩きましょ。

この公園はLuitpold\sannersteg parkという名前のようです。
そうそう、この町はお年寄りの保養所という感じの町なのですが、さすがと思ったのは冒頭の画像にもある地図です。そこの何が?と思うでしょうけど、さすがと思ったのは『文字の大きさ』です。普通よりもとても大きいです。
お年寄りの目に優しいですね。kおばちゃんも片足かかってますので、楽チンです。

お年寄りといえども楽しみは多様。この建物にはカジノが入ってます。

kおばちゃん、今回はカジノには入りませんが・・バーデンバーデンに比べたらちょっと『地味』かしら・・なんて思いました。

脇にある橋を渡れば去年もうろついたクアガーデの一角です。

さて、お次はどこへ行こうかな・・
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電話は誰の発明?(ゲルンハウゼン)

2009-08-21 23:58:02 | ドイツ
今日は・・やっぱり暑かった。

お仕事の帰りに某ホテルで開催されている美術展を覗いてみました。
ゴッホ氏の絵も数点・・ただし、これはジャポニスムの影響を受けるまえのもの。
一転だけパリの時代のものがあり、少し色彩が『付いてきた』感じがいたしましたね。

それにしても大きな古いホテルは迷路ですね。

○6月28日(日)

『Hexenturm』魔女の塔を見学し終えたkおばちゃん。塔の中自体には入れませんでしたけどね。
お天気は今にも泣き出しそうだし・・ほかに訪問者もない・・
なんだか、ちょっぴり『気』を感じてしまうような・・ささ、街中に戻りましょ。

町並みを見たらホッとしました

日曜なので人影は・・まばらですけどね。

そういえば、もう一つというかもう一人このゲルンハウゼンの有名人がいたんだ・・と思い出し・・またスタート地点のオーバーマルクト広場に戻ったkおばちゃんです。

そのお方はフィリップ・ライス氏Johann Philipp Reisであります。

ここに名前がありますね。

彼は・・誰??って思いますよね。kおばちゃんもそう思いました。

実は、彼は『電話』の発明者とドイツでは言われているそうです。
え!?電話ってアレクサンダー・グラハム・ベルAlexander Graham氏が1876年2月14日に世界初として特許出願されたんじゃなかったけ??『電話はベルの発明したもの』ってのが常識でしょ?と思いますよね。

kおばちゃんもそう思ってました。

しかし、ドイツでは一寸違うようです。
ベル氏よりさきに、このライス氏がすでに『発明』していた・・というんです。
確かにこのライス氏は『音声を電流の断続に換える装置(、「音」を「電気信号」に変え、電気信号そのものを伝達するという原理)』というものを装置を作って実現しようとした。いえ、実現した・・といわれてします。
それは1861年にフランクフルトの物理学会で公開されたようです。

実に、ベル氏の特許出願の5年も前の話ですよね。

でも、彼の発明ドイツ国内でさえあまり『受け』がよくなかったようで、その装置を『Telephone』と命名したことぐらいしかしられていなかったようです。


そのライス氏が生まれたのがこの町ゲルンハウゼンだったということです。
近年では『ベルより早かった有名人』ということで町では評価されているようです。

ライス氏の生家というのも残っている・・とは聞きましだが、博物館になっているわけではなくただプレートがかかっているのみ・・と聞いたのでそちらの方は探求しませんでした。

それに・・疲れてしまいました。もうお昼過ぎてますもんね。

お昼を食べようか・・とも考えたのですが、先を急ぐことにしました。
で、kおばちゃんのお昼はこんなものになってしまいました。


アイスクリームです。しかも立ち食い!!
だって、テラス席は一杯だったんです。これでさくっと済ませてしまいました。

リオ君のところに戻り・・お次の目的地をナビ様にセットです。
1時間半くらいかかりそうです。
さあ、出発!ナビさまのお告げにしたがって・・またFulda 方面A66に乗ります。

快調快調・・とリオ君を運転していたのですが・・20キロくらい走ったときです突然ナビ様のお告げが・・『A66を右に進め』と。

アウトバーンで『右に・・』というお告げがあったときは、クロス(アウトバーン同士の立体交差)でもない限り、それは『アウトバーンを降りてください』ということなんですよね。・・おかしいな・・・
何でこんなところで降りなきゃいけないんだ???といぶかるkおばちゃんですが、『天の声』には逆らえません。

ご指示通りに進みます・・が、それからも細かく右に・・左に・・と指示を出してきます。
おかしいな・・こんな道じゃないはず・・
と一度路肩に止まったときの画像が冒頭のものです。

実かこれから向かうところは、去年も行ったところなんですよね。
あの『奇妙な白い山』を見ながら進んだところ・・なんですよね。あの時もこのナビ様のお告げに従ったんですけど・・おかしいな・・

kおばちゃん去年利用したルートは
これなんですよね。

『く』の字なので遠回りのように見えますが・・A66とA7のアウトバーンがほとんどなので時間的にはgoogleさまもそういうお告げでした。

昨年だってA66を利用した途中であの白い山を発見したんですからね。

でも、この緑色の部分を突っ切っていけば距離的に断然近いですね。

だからナビ様はこの『距離優先』になってしまった・・ようです。
この画像の道路名から通過した道を検索してみました。

どうやらこのルートをとったようです。


確かにこちらのルートのほうが20キロ以上距離的には短い(近い)ようですけど・・到達時間は10分くらい遅いんですって!!

ま、いいや。田舎道をのんびり走るのは・・と居直って
こんな景色を楽しみながら走りました。

このあたりはなだらかな丘陵地帯なんですね。

お天気のほうも、さっきゲルンハウゼンでは今にも泣き出しそうだったのに、お日様が見えてきました。

あ、あの道はkおばちゃんが走ると思っていたA7ですね。

多分どこかでまた乗っかるのかな・・なんて思いながら走っていたkおばちゃんです。
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魔女の叫び(ゲルンハウゼン)

2009-08-20 18:41:47 | ドイツ
今日は暑い夏が戻ってきてしまった。
ここのところ、家を出るのが順調で1本前の電車に乗れるのだが、まあ気持ち空いてるかな?

ここのところ、煩いので地上波TVは見ないようにしているけど、イヤでも選挙のことが入ってきますね。
どこもこぞってM党大勝利・・と騒いでいるけど・・M党が勝利したその跡の事はどこも触れてないんだな??

kおばちゃんの予想としては、『分裂』なんですけど・・だって前にも書いて呉越同舟でしょ?指針だってまとまらないんだからね。
で、疑問に思うのは、分裂したあとのこと。右よりの派がJ党の残党とくっついて新党なんか立ちあえげちゃって、過半数になっても日本の法律では認められてるんですよね?

理屈の上から言えば、そんな新党は国民の判断を得てないんですけど、関係ないんでしょうね。

だからこれからの課題はM党の右よりと左よりが急性新人議員をいかに取り込むか・・という事になるんじゃないか・・・と勝手に妄想を膨らますkおばちゃんなんですけど。

○6月28日(日)

カイザープファルツの『跡』を見学し終えて、受付に戻ったkおばちゃん。
さっき借りた英語のガイドブックを返します。
そういえば、この受付のある建物、博物館のようになっているそうです。ちょっと見学して行きましょうね。

展示の殆どは2階部分にあるようです。
こんなミニュチュア復元模型も。

これが往時のここ、カイザープファルツですね。

これによるとさっきの中庭にあった大木は当時もあった・・ということですね。

その他はまだ復元されていない当時の石材の一部ですね。

『おサルの親子』にみえちゃうんですけど。

さて、そろそろおいとましましょう。
まだkおばちゃんは見たい所があるんです。実は・・

ということで先程渡った小川をわたります。

この橋には屋根が着いているんですよね。

さて次にkおばちゃんが目指すところはあそこです。

あそこっていってもねえ・・判りませんよね。

そこは『Hexenturm』というところです。

これは日本語で言ったら『魔女の塔』とでもいうんでしょうね。

実はちょっと物騒・・というか悲しい所なんです。

ここはもともと、このゲルンハウゼンの旧市街を囲むようにあったその城壁のそばで、その城壁には要所要所に見張りの塔や城門が設けられており、そのうちの塔の一つといわれています。
見張りというよりは弾薬などの貯蔵庫として使用されていたようです。ですから直径は9メートル、壁の厚みは2.8メートル、そして高さは24メートルという頑丈なつくりになっているそうです。

中世の歴史は宗教、特にキリスト教にに翻弄されていた感がありますね。
今で言うと、ムスリムの世界と同じ。

そしてその急先鋒は、ヤン・フスがチェコで始めた改革派の中でも1420年に結成された『タボール派Taboriten』。この当時カソリックであったこの町は宗教戦争、ことにこの『タボール派』の恐怖にさらされていたようです。

その恐怖から町を守る為に建てられた・・ということでしたが、時代が下がりその目的とは別の目的のために使用されるようになったということです。

別の目的というのが『魔女』です。でも、ここでいう『魔女』というのは、市民の不満の中から作り出された『異端に対する呼び名』ででも会ったんだとkおばちゃんは思います。
本当に『魔術』を駆使した魔女という存在があったかどうか・・不明です。
そしてこの塔は『異端審査を受ける魔女の監獄』として使うようになりました。

この塔ので入り口ははるか上部にしかありません。
その造りは『隔離』しておくには持ってこいだったんですね。

疑いをかけられた魔女はこのが閉じ込められ、市庁舎で開かれた『異端審査』を待っていたということです。いわゆる『魔女狩り』の時代のことですね。

魔女と総称してますが、女性ばかりではなく男性も含まれていたという事です。

彼らは、密告、讒言等によりきちんとした証拠のないまま疑いをかけられ、さらに拷問による自白を強いられ断罪されていったのだだそうです。

その数は1584年から1633年の間に54人とされています。
そんな彼らの名前がここにひっそりと記してあります。

もちろん名前のわかっていない21名の方もいるそうです。

中世ヨーロッパの暗黒部ですね。
こんな『魔女の塔』があったのは、ここゲルンハウゼンだけではありませんが、完全な形で残っている数少ない塔の一つ・・ともいわれています。

塔の脇には彼女達が精通していたであろう、薬草(ハーブ)類が植えられていました。

『魔女狩り』終焉の後も、この塔はその堅固さから一般犯の罪者の監獄として利用されていたようです。

この塔に閉じ込められた『魔女達』の嘆きが聞こえてくるような、あまりお天気の良くない、今にも空が泣き出しそうな日でした。

そんな魔女達の魂を慰めようとしたのでしょうか。
1986年に魔女迫害犠牲者のためのモニュメントが建設されたそうです。
それがこの『木』ですね

彼らの叫びがそして

沈黙が伝わってくる作品だと思いました。

このモニュメントの足元にあるお花が・・とても綺麗に見えました。

この作品の名前はやっぱり『Die Rufende(叫び?)』なんですね。

ここはゲルンハウゼンの悲しい歴史の聞こえてくるところだと思ったkおばちゃんです。
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バルバロッサとハインリヒ獅子公(ゲルンハウゼン)

2009-08-19 18:51:12 | ドイツ
今日は蒸し暑い。でもお日様サンサン・・でもないんですけどね。

世の中まだ夏休みの余韻か町中もひっそり感が・・
世の中活気が感じられませんね。

○6月28日(日)

やっぱりここのようですね。ようやく辿りついたカイザープファルツ


昨日のブログにも書いたカイザープファルツKaiserpfalzの意味。カイザーKaiserは良く聞くと思うけれど、プファルツpfalzという言葉は耳慣れないかもしれませんね。
昨日も書いたように『政務をとる場所』というようないみあいらしいのですが、もともとは古代ローマの権力の中枢であったパラティーノPalatinoの丘からきているとか。

権力の中枢にいる人達のすんだところよさしたようですが、それがパラティウpalatiumと呼れ、その言葉の部分がドイツ語になまってプファルツPfalzと言われるようになったとか。
英語のパレスPalaceドイツ語のパラストPalastという言葉と同じ語源らしいです。

入り口脇の窓口で入場料を払って・・英語の案内があるか?と聞いたら英語版のガイド本を貸してくれました。『終わったら返してね?』といわれましたです。

うーん、英語にしてもドイツ語にしてもkおばちゃんには良くわかんないんで一緒ですけどね。

さあ中に入りましょ。
最初に入ったところは守衛詰所?

どもうこの中で完全無傷で残っているところらしいです。

このホールの脇から上に上れる階段がついています。いつもの言ながら○カと煙で上ります。
テラスのような所に出ました。

もっと上の階からの眺めです。

川の中洲にある・・というのがわかりますかね。

反対は聖マリア教会が望めます。

雨ざらしになっていますがなんとなく印象深いです。

柱の上の装飾が3本一組なのでしょうか?


他の場所の柱もほら同じじゃないかしらね。

下に降りて裏側に周りますね。


1階小ホールにあった暖炉跡・・のようです。


これは正面入り口裏の右側

そしてこれは左側を同じく裏から見た様子。

これがさっき裏から石組みを確認した、昨日のブログに出てきた場所の反対側の眺めですね。中庭のはじっこです。

先程上に昇ったのはあそこです。

中庭からの建築物の正面の外観(ファザード)の眺めです。


これがガイドブックあったので、完成当初の予想図ですかね。

あの空間がメインの入り口だったんでしょうね。

建物が完全だった時はきっとこんな光景は望めなかったでしょうね。

入り口上にあるこのレリーフはバルバロッサ(赤髭公)をあらわしているんでしょうか。

丈夫の装飾も細やかですが

良く見ると『蔓草模様』というよりは人がからまってるように見えますけど・・違いますか?

往時はこの向こうに部屋があったんでしょうね。


中庭には大きな木が佇んでいますけど、これは往時はなかったでしょうね。


そういえば、バルバロッサBarbarossa(フリードリヒ1世Friedrich I)がこの宮殿をたてた1180年頃に、ここゲルンハウゼンで帝国議会が開催されたということです。
そしてその会議ではバルバロッサに当時敵対していたザクセンのハインリッヒ獅子公Heinrich der Löweの領地の処分(不服従の罪等)が決められた会議ではないか・・と言われているとか。

皇帝として居所を定められぬほど、あちらこちらの勢力に気を配らなければ行けない時代の終わりが近づいていたのでしょうか。

振り向くと先程昇ったテラスの下にある柱の

上部に、こんなかわいらしいお花が咲いておりました。

そんな権力争いは、今となっては夢の跡ですね。全ては時代の一部・・

ガイドブックの年表の『1816年』までの空白期間がむなしく見えるkおばちゃんでした。
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カイザープファルツは何処?(ゲルンハウゼン)

2009-08-18 17:15:41 | ドイツ
今日は・・やっぱり涼しいかな?
野菜の値段の高さには困っちゃうけど、過ごすには楽ですね。

いよいよ選挙が始まるとか。ま、また町がうるさくなるのね。
最近の報道は見ないようにしているけど、何で『今までの政治の反省をしてもらう』がM党に票が流れるのか判らないkおばちゃん。
だって、あの党のは呉越同舟でしょ?ま、国民に取っちゃどんな政治でもかまわないということなんでしょうね。

わが国の国民は時代劇の見すぎじゃないのでしょうかね。『お願いでございます。お代官様。何とかして下せーー。』の意識から国民が脱却しない限り、どんな政権が政府になろうと変わらないと思っておりますけどね。

それにても、情けない政治家ばかりです。

○6月28日(日)

素敵なラインロマネスク様式の聖マリア教会Marienkircheを見学して町中に再び戻ったkおばちゃん


町中・・たって町の裏ですけど、こんな感じなんですよ。木組みの家が沢山です。

振り返ると教会の塔が覗いてます。

覗いているといえば、この町並みの窓からお年寄りの女性(おばあちゃん)が『じーーーー』とkおばちゃんの事を覗いてました。東洋人が珍しいんでしょうかね?ご挨拶すればよかったですね。

この町の見所はkおばちゃん的には3つあると思ってます。
そのうちの一つはさっきの教会だったんですけど、残りの2つのうちの1つを尋ねて旧市街の外に出ようと坂を下ります。

右側の駐車してる向こうは高さががくんと低くなってるんです。


冒頭の画像にあるのが旧市街の入り口にあたるんでしょうか。門になっています。
確か列車で来た場合もこの門が目印になってると思いました。

そうなんです。実はこのゲルンハウゼンを訪れたのは・・2回目なんです。
でも、以前は電車で・・そしてさっきの教会しか訪問しませんでした。冬だったのと・・駅からこの旧市街に辿り着く前に、この門の脇にあるショッピングセンターにひっかかってしまって・・お買い物。
まったく何やってたんだか・・

だから今向っているところには寄りませんでした。
向っているのはカイザープファルツKaiserpfalzと呼ばれるところ。カイザーKaiserは『皇帝』プファルツpfalzは『政務をとる場所』と言う意味らしい。
ただし、この時代の皇帝フリードリヒ1世Kaiser Friedrich 1(赤髭王Barbarossa)は昨日も書いた通り『定住』してるわけではないのですけどね。

そのバルバロッサの行宮跡がkおばちゃんの目指すところです。
キンツィヒ川の蛇行で出来た中洲ということですから低い処のはず・・と歩きますが見当たらない。

旧市街の方を見ると、とんがり帽子が・・

あれはもう一つの目指すところパークハウスの向こうに見えます。

あっちへ先に行っちゃおうかななんて思い門の所に戻ります。

あ、この左側の庇のところです。kおばちゃんが5年前にひっかかってしまったところは。
でも、今回は大丈夫。今日は日曜日ですのでお休みです。懐かしいな・・

パークハウスの脇になんかそれっぽい跡が・・でももっと大掛かりなはずです。これは城壁の一部かな?

だって向い側に塔がありますからね。とりあえずここは後ほど・・・

少し行ったところにやっと道しるべが出来てました。あの奥ののようでうす。

やっと見つけたのはこの壁・・


そう、この壁のこの石組の表面が盛り上た四角い切石を使って組む石組の方法は、バルバロッサの頃のシュタウフェン朝辺りのスタイルだそうです。
そういうレクチャーをうけていたので・・見ていかないとね。今回は・・

そこここに名残の『壁』はみあたるので、この辺りのはず・・

とそのあたりをうろうろ・・

あ、ここでしょうかなんだかそれっぽくありませんか?
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ラインロマネスク様式の教会(ゲルンハウゼン)

2009-08-17 17:13:30 | ドイツ
世の中どうやら夏休みは終わったみたいで、電車も少々混んできましたね。
ただ、なんとなく気力の伴わない姿(kおばちゃんも含めて)とお土産の袋が・・

ご近所の大学の門の前には『合宿』に向うバスの群れ。
そのなかで、この団体、合宿でなにするの??と思ったサークルも。
だって、団体で楽しむもんじゃないジャンルなんですよね。うーーんわからない・

まあ、楽しい青春の思い出を作って頂戴ね。2度とその時は戻ってきませんから・・

○6月28日(日)

ゲルンハウゼンの町をぶらぶらするkおばちゃん。
そうそう、このゲルンハウゼンの町は12世紀後半にの歴史の中に現れるようです。それは神聖ローマ帝国時代の皇帝フリードリヒ1世Kaiser Friedrich 1(赤髭王Barbarossa)の行宮が置かれまたということだそうです。当時は固定した『都』というものはなく、皇帝は后や家族、直属の騎士を従えて、帝国の各地を転々としながら領地を治めていたということなのですので、彼の時代の1期間『都』がここになったとうことでしょうね。
この町は、キンツィヒ川の蛇行が自然の要塞となりった中州に行宮を擁し、そこから上に向って城壁をはり巡らしたであろう旧市街となっています。

kおばちゃんのいるのはその旧市街の町中ですね。
そしてこの町は、フランクフルトとライプチヒを結ぶ交易路が交差す地点という利から、選ばれたようなのですが、その繁栄は三十年戦争間で続いた・・ということらしい。

そんな繁栄の時期に建てられたのが『教会』。昔の人達は信心深いですからね。
その教会として有名なのが聖マリア教会 Marienkircheだそうです。

広場から少し下ったところにこの教会の入り口がありました。
なるほど、立派な教会ですね。

ただ・・壮健当初バリバリのカソリックの教会だったようですが、時代が進み現在は福音派の教会のようです。
この教会の特徴は『塔の先端や切妻は典型的なラインロマネスク様式』ということなので、上の画像、と冒頭の画像に写っている塔がそれでしょうか。

中に入って見ましょうね


おお、これが有名な『優雅な三つ葉アーチと精巧な作りの持ち送り(腕木)』ですねきっと。

13世紀の装飾建築の傑作に数えられているということです。

確かにkおばちゃんが見学していたときも立派なカメラセットでずーーと撮影している方がいらっしゃいました。

後ろを振り返ると入り口の上には立派なパイプオルガンがありますね。

祭壇の裏側にも周って見ました。


確かに歴史のある教会だと言う事がわかりますね。
この教会、その昔この町でもうひとつある聖ペトロ教会St. Peter Kircheと諍いを起こしたそうです。
結果、修道院派にあったこの聖マリア教会の方にグレゴリウス9世の軍配が上がったためそれ以降はもう片方の聖ペテロ教会はすたれてしまい、埋葬行事や結婚式と洗礼の数件をとりあつかうのみ・・となってしまったとか。--ああ、その教会がさっきの町の案内板が立っていた広場の所にあった教会ね--その後近年になって復活したようですけど。

そんな歴史の中で生きてきた教会ではありますけど、ただの歴史的な遺物としてではなく現在信仰の中でも存在価値があるんですね・・
と思ったのがこの一角です。

何だかボケてて判りにくいですね。

どうも、ここは戦争遺族が故人を偲び、瞑想しお互いに支えあう語らいをするコーナーのようでした。片隅に記帳代のようなものが・・確か・・おいてありました。

壁面にかけてあるのは壮健当時の石の一部でしょうか?

お堂の脇の入り口も立派ですね。

まだまだゆっくりしたいのですが、そろそろお次にゆかないと・・
見上げた塔はいかにもドイツ的と思うのはkおばちゃんだけかしら。。

でも何処が??と言われるとこまっちゃうんですけどね。

さあ町中に戻りましょう。
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