Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

春の訪れは・・

2016-01-04 19:17:47 | ドイツ
今年はちょっと暖かいお正月を迎えたようで・・・平安な1年になるとよいですね。

さて、kおばちゃん恒例の年末脱国から無事に戻ってまいりました。

あちらも年末は暖冬、年始から急に寒くなったようでkおばちゃんもすっかり体が変化に付いて行けず、まいっておりました。


さてその移動の途中の機内で見た映画で、びっくらぽんのkおばちゃんだったのであります。
そろそろ日本でも公開されるでしょうが、『ブリッジ・オブ・スパイ』Bridge of Spiesというスピルバーグの映画。
グリーニッケ(グリーニッカー)橋Glienicker Brückeを舞台にしたそのストーリーは2013年12月10日に書いた、1962年2月10日にソ連の大佐とアメリカの偵察飛行ののパイロットの交換についての映画だったのです。

ま、それだけだったらそんなにびっくらぽんじゃないんですけど、実はまだブログ記事になってませんが、その他の舞台となっていた場所も、実は昨年訪れていたのであります。

で、何時一体他の部分がかけるかは不明なのでとりあえず備忘録的に・・・

そのひとつは、拘束されたアメリカのパイロットの収容されていたとされる場所。ここにはこの2015年の6月に訪問していました。
Berlin-Hohenschönhausen Memorialという施設です。本来はシュタージなどの政治犯、思想犯を収容していたと説明をうけました。

これは地下の収監独房。じめじめと水が染み出していたところ。


映画の中ではパイロットが取調室につれて出されるシーンに使われていたと思います。

この建物はガイドツアーで廻ります。



もうひとつ、ここだと思ったのはこの『トラの檻』と呼ばれていた場所がでてきたからです。


唯一、収監者が外の空に接する事のできる場所だと思います。

ただ、ちょっと違うんじゃ??と思ったのは主人公ドノバンが国境を列車で越えてソ連大使館に向うシーンです。
約束の時間に遅れそうで、延々と並んでいる人々を無視して・・交渉に向うのですが・・
彼のせりふからその駅はフリードリヒ・シュトラーセ駅と言われているのですが・・

当時の国境駅はこんな構造になっていたそうです。


Tränenpalast(涙の宮殿)という施設に現在はなっており、当時の東西国境通過の厳重さを示す施設になっています。ここにも実は2015年の6月に行っていたのです。

で、ついでにその当時の路線図・・というのもkおばちゃん、2015年10月にみていました。


この路線図はSバーン博物館に展示してありました。分裂当時Sバーンは東独の運営下にあったときいています。

ここのところ、なんか冷戦時代に興味があって訪問していたのですが、映画をみたときはのけぞりそうになりました。

そして、最後に・・この橋、グリーニッケ橋(グリーニッカー)Glienicker Brücke。実はここも2015年10月に再訪しておりました。


この時はサイクリングで・・渡って見ました。

なかなか面白い映画でしたけれども、駅のシーンのところはな・・と思ったのであります。

2014年11月28日にメルケル首相が撮影現場の橋を訪問した時の画像はここにありました。

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