落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

処分

2007年08月02日 | 世相
その1
赤城農水相、事実上の更迭 辞表を提出、首相が受理 2007/08/01 産経
 安倍晋三首相は1日、赤城徳彦農水相の事実上の更迭に踏み切った。首相は赤城氏を首相官邸に呼び、この席で赤城氏が辞表を提出、首相もこれを受理した。赤城氏は農水相就任以来、「政治とカネ」をめぐる問題が次々と発覚、参院選での与党大敗の一因と指摘されていた。首相は近く、大幅な内閣改造を行う方針を示しているが、赤城氏を早急に交代させることで、態勢の建て直しを急ぐ必要があると判断したとみられる。後任は、若林正俊環境相を兼務させる方針だ。
 赤城氏は辞表提出後、記者団に「私に関するさまざまな報道があり、参院選で与党敗北の一因となったのは紛れもない事実だ。大変申し訳なく、この際、けじめをつけたいと思った」と辞任理由を説明した。
 首相は31日、「赤城氏も含めて人心を一新する」と述べ、名指しする形で赤城氏の交代を明言していた。首相周辺は1日、「首相が(赤城氏を)呼んだのだから、推して図るべきだ」と述べ、今回の閣僚交代は自発的な辞任というよりも事実上の更迭との見方を示した。
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 東京大学法学部卒業。1983年農林水産省へ入省。林野庁林政部、大臣官房企画官等を経て退官。祖父赤城宗徳の引退後、その地盤を受け継ぎ、1990年2月の総選挙で旧茨城3区から立候補して初当選、以来六回連続当選。(Wikipedia)

 法学を学んでいながら、法に沿った経理処理が出来ていなかった。

 その2
お騒がせ朝青龍に「厳罰」 協会やっと処分 2007/08/01 産経
 日本相撲協会の緊急理事会後、伊勢ノ海総合企画部長(元関脇藤ノ川)が横綱朝青龍への処分を発表した。「4カ月間30%の減俸。9、11月場所の出場停止。11月場所千秋楽までの自宅謹慎で、原則として部屋と病院以外への外出禁止」。横綱に対する前代未聞の処分内容ながら、伊勢ノ海部長は当然とばかりに淡々とした口調だった。
 「巡業を休むという診断書を提出しながら、モンゴルでサッカーをしたのは横綱として軽率な行為。力士の模範であるべき横綱の処分に値する」。これまでは騒動を繰り返す朝青龍を面と向かってとがめることがなかった協会だが、この日ばかりは違った。
 緊急理事会は処分対象者の高砂親方(元大関朝潮)が席を外し、午後0時50分に始まった。1時25分に高砂親方が呼び込まれ、5分後に終了。10分程度で終わることも珍しくない理事会が約40分にわたったことからも、事の重大さがうかがえる。
 伊勢ノ海部長は処分決定の経緯を「いろいろな意見が出たが、最終的には北の湖理事長(元横綱北の湖)が大勢を占めた意見でまとめた」と説明。大関への番付降格や引退勧告といった処分を求める意見は出なかったという。
 続き

 記事の後半にあるこれまでの騒動を見ると、入門以来の教育の不行き届きという感がある。
 品格や礼儀、社会規範など損なわれつつある現代、相撲はスポーツを通じてその手本を示すという大きな役割を担っていると思うが、外人さんにそれを望むのは無理なのだろうか。