落葉松亭日記

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中共、本音を吐露

2007年08月20日 | 政治・外交
 中共は「太平洋の西半分を管理したい」と云っているらしい。
中国、太平洋の東西分割提案か 米軍は拒否 産経(2007/08/20 01:05)
 17日付の米紙ワシントン・タイムズは、キーティング米太平洋軍司令官が最近訪中して中国軍事当局者と会談した際、中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、西側を中国が管理することを提案したと報じた。米側は拒否したという。提案の詳細には触れていない。
 米太平洋空軍のへスター司令官は「空間を誰にも譲らないのが、われわれの方針だ」と記者団に述べ、西太平洋地域を米軍の影響下に置く必要性を強調した。
 米政府内の親中派の間では提案に前向きな受け止めもあったが、国防当局は西太平洋の覇権を中国に譲り渡す「大きな過ち」だと主張。日本などアジアの同盟国との関係を台無しにしかねないとして断ったという。(共同)

 中共は以前から第一列島線、第二列島線などと台湾、フィリピン、沖縄、日本を呑み込んでしまうような軍事境界線を引くなど荒唐無稽な考え方を持っていたが本気なのだろう。チベット、ウイグル侵略、スーダン・ダルフール虐殺支援など目に余る戦略を実施し、軍備増強も着々と行っている。

 参院選では民主党が優位に立ち、自民党内にも能天気な「北京オリンピックを支援する議員の会」のような親中派が沢山いる。防衛省も人事で内紛などしている場合ではない。
 米国とて国益中心で動く国である。日本として国防をどうするのか我々国民が真剣に考えなければならないような時代に入ったのではないか。
 スポーツ五輪は政治と切り離すべきと云うが中共は「抗日記念館」などで世界に反日をアピールすることは忘れていない。米の従軍慰安婦決議も中共の工作があった。北京五輪はボイコットすべきと思う。