
部屋から見る鍋蓋山(鉄塔の左、こんもりした山)

紅葉谷道 白石谷
大寒。
昨夜の雪が積もった。部屋から山を見ていると、いつか訪れた裏六甲紅葉谷の百間滝がひょっとしたら凍っているかも知れないと思いついた。氷瀑としてよくwebでも紹介されている。
40年前のアイゼンを引っ張り出し、出かけた。天気は曇りで雪の照り返しもなく歩くにはよさそうだ。
10時頃神鉄有馬駅に到着。雪景色の有馬温泉街は久しぶり。月曜日だがけっこうお客さんが出ている。町を通り抜け有馬ロープウェー辺りに来ると積雪も増え20,30cmぐらいになる。ロープウェーは整備中で運休していた。
紅葉谷道は裏六甲から六甲山頂に行き来するハイキング道で魚屋道(ととやみち)とともにポピュラーだ。山道に入るともうすでに足跡が先行している。百間滝に降りていく道はさすがに足跡はなく、以前初夏に歩いた道を思い出しながら、雪の重みで山道に被さっている熊笹をかきあげかきあげし、踏み抜いて滑り落ちないよう慎重に降りていった。
百間滝、その奧の似位滝も残念ながら氷瀑状態ではなかった。岩肌にそう多くない水が張り付いた雪を洗い落とし、つららがあちらこちらにある程度だった。残念・・・ 曇りの時はさほど冷え込まないのだろう。
でも、谷筋の静寂な雪景色は久しぶり、おにぎりと魔法瓶のお茶はうまかった。
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