落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

入管法改正案 国籍「台湾」記載OK

2009年03月19日 | 政治・外交
シナが台湾併呑をするようなことがあれば日本の危機だ。
安全保障面、親日国台湾独立後押しの為にも一歩前進。麻生さんやりますね。
在留カード「台湾」表記 入管法改正案 中国政府の反発予想
紙面での見出し (外国人登録証→在留カード)「台湾」記載OK 2009.3.19 01:25産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090319/plc0903190126000-n1.htm

 政府が今国会に提出した在留外国人行政を一元化する出入国管理法改正案が、在留台湾人から熱い視線をあびている。台湾人に国籍欄に「中国」との表記を強いてきた現行の外国人登録証に代わり、平成24年に導入される「在留カード」では「台湾」表記が認められるためだ。ただ、中国政府の反発も予想され、与野党の対応が問われそうだ。

 現行入管法は、外国人登録を市町村に委託してきたが、改正案では法務省入国管理局に一元化する。外国人登録証は廃止され、代わりに入国管理局が在留3カ月を超える外国人に対し、氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留資格、在留期限を記載した「在留カード」を発行する。

 政府は住民基本台帳法改正案も国会に提出しており、在留外国人が市町村で住民登録ができ、在留カードと連携させることで、外国人の子弟の就学や健康保険加入など行政サービスの充実につなげたい考えだ。

 在留カードは国籍欄を改め、「国籍または日本政府が認める旅券を発行している地域」を記載する欄に変え、台湾人は「台湾」と表記できるようになる。

 日本政府は昭和47年の日中国交正常化以後、台湾を国として承認せず、「政令で定める地域の権限のある機関の発行した文書」として、台湾政府とパレスチナ自治区発行の旅券を認めてきた。パレスチナは平成19年に外国人登録証の「パレスチナ」表記を認めたが、台湾だけは「中国」表記のままだった。

 法務省や台北駐日経済文化代表処などによると、「中国」籍で外国人登録をしている人は19年末で約60万人だが、うち約4万2000人は台湾人だといわれる。在留台湾人の団体はかねて「台湾」籍表記を要望。台湾政府も陳水扁政権下の13年7月、日本側に改善を要望したとされる。李登輝元総統も15年の訪日時に、改正を求めるコメントを発表している。

しょーもない「ぶら下がり取材」

2009年03月19日 | 世相
【麻生首相ぶら下がり詳報】笑顔がない?「そんな恐い顔しているかね」(18日夕) 2009.3.18 19:07 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090318/plc0903181909009-n1.htm
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 麻生太郎首相は18日夕、首相官邸で記者団から「マスコミに努めて笑顔を見せないようにしているのか」と問われ、「(笑顔を)出したくなるような雰囲気でないことは確かだね」と嫌みたっぷりで応じる一方で、「そんな怖い顔しているかね」とやや心外な様子だった。ぶら下がり取材の詳細は以下のとおり。
 【衆院解散】
 --公明党の太田昭宏代表は今日、総選挙で勝つためには内閣支持率を回復させる必要があるとして、早期解散に否定的な考えを示したが、首相も早期解散は難しいと思うか
 「解散の話は昨日も誰か聞いてましたね。誰だっけ?見かけない顔の人だったけど。聞いていただいたと思うんですが、その時も同じことをお答えしたと思いますけど。昨日と同じ答えでしか言いようがありません」
 --太田代表の発言を受けて認識をお願いしたい
 「今日の認識と昨日の認識と違うかという意味ですか?昨日の認識と今日の認識は同じです」
 --早期の解散についての考えを今日、お伺がいしたい
 「あ、もう1回、テレビのためにもう1回しゃべれというのがあなたの社命だね。最初からそう言ってくれればいいのに。あの、解散の時期については私が決めます。いつの時期がいいかという判断は今の、いろんな情勢を考えたうえで決めさせていただきます」
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 【企業献金】
 --民主党の小沢一郎代表は今日、企業献金の全面禁止について衆院選のマニフェストに盛り込むことを容認する考えを示したが、首相は自民党総裁として企業献金の全面禁止について、いかがお考えか
 「あの、小沢代表のコメントの内容を詳しく知らないので、小沢さんがどう言われたかということに関しては、ちょっとなんともコメントのしようがありません。ただ、企業献金が悪という考えにはくみしません。企業献金の正当性というものに関しては最高裁判決もきちんと出てると記憶しますので、企業献金というものが悪いという前提に立つことはありません。従って、いわゆる民主主義というものを実行していくときのコストの話として企業献金の献金の仕方についていろいろこれ、各党、各会派でずっとやってこられた長い歴史の結果、今のものがあるんだと思ってます」
 【首相の笑顔】
 --首相は今日、自民党の青年局との昼食会で、若手議員から「マスコミに対する顔がこわいからもっと笑顔を出すように」との意見があり、首相は「笑顔は難しい。こんなときに何をへらへら笑っているんだといわれるから」と答えられた。首相はわれわれマスコミに対して、努めて笑顔を出さないようにしているのか。
 「出したくなるような雰囲気でないことは確かだね。そんな恐い顔しているかね」

小泉元首相の時から始まったと云われる「ぶら下がり取材」だが、これも人によりけりに見受ける。
ワンフレーズ・ポリティックスとか云われた小泉さんはうまく記者をあしらった。
安倍さんは、無難にこなした。福田さんは最後には拒否した。
麻生首相は、場合によってはつるし上げに見える。

何回も「早期解散」を促すかのような質問。
「首相はわれわれマスコミに対して、努めて笑顔を出さないようにしているのか」・・・
なんというくだらない質問であろうか。芸能人ではあるまいし、支持率低下を書き立てられているから、質問されれば、真面目に答えないわけにはゆかない。

先日のNHK「総理にきく」では、某タレントが帽子も脱がずに国民・庶民の代表のような顔をして質問していた。いい歳の男が「・・・しんないけど」はないだろう。TV・新聞が政治を低俗化し、信頼性を損なっているのではないか。
一国の首相ともなれば、厳しい経済、国際状況で睡眠もまともにとれない日々が続いているであろうに、お気の毒なくらいと思う。

今は、政府官邸メールも定期的に配信され、インターネットTVもある。
きちんとした会場でTV中継し、質問者には社名記者名を名乗ってもらって記者会見してはどうか。
何処の誰がくだらない質問しているのか一目瞭然だ。