落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

中国の核実験で・・・(2)

2009年08月01日 | 政治・外交
チャンネル桜では、現在YouTubeで「討論・広島長崎ウイグルー核問題を考える」を放映している。
以下のようなキーワードが印象に残った。

■米中露で3000メガトンの核を保有し全世界の98%を占める。
■中国はそのうち270メガトンを日本に向けて配備し、それは広島型原爆の1万7千発分に相当する。
■広島長崎の原爆投下は、日本が核を保有していればなかっただろう。(トルーマンのブレーンであった人の発言)
■インドが核を持ってからは、中共のインドに対する高圧的態度は止まった。
■核弾道ミサイルは平成の黒船だ。敗戦と共に日本人は核に対して「思考停止」している。
■中共が行った東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)で行った4メガトン級の核実験は楼蘭の北100数十キロの地点で、近くにトルファン、ボストン湖があり人が住んでいるところだ。
■実験により「核の砂」が飛び散るが、北京への風向きを避けて実験した。
■計算では10数万人が急死する。そのリスクは1000km離れても胎児に影響が出るほどである。
■中国が核を持つ危険性
 ①共産党一党独裁で自制がきかない
 ②人道人命無視(少数民族殲滅も兼ねた実験、核軍事演習で兵士が死亡)
 ③今も反日教育に余念がない。
■日本とことあらば、躊躇なく核を使用すると考えておかねばならないだろう。
等々

北朝鮮の核実験でも日本の国防意識はさして盛り上がらなかった。中共の急速な軍拡は話題になっても通常兵器でのことで、核については殆どこれまで報道されなかったのではないか。
原爆記念日の広島で、田母神氏の講演が予定されているが、市民団体・核兵器廃絶をめざすヒロシマの会などが講演中止を求める声明を田母神氏側へ送ったとのことで、ここにも思考停止状態が現れている。