落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲九州場所14日目

2009年11月28日 | 日常・身辺
白鵬優勝。
数々の記録を塗り替え、すっかり貫禄がついた。
朝青龍は肩を傷め力が入っていなかった、琴欧州に寄り切られ3連敗。
明日の千秋楽出場してダメージを広げるよりは控えた方がいいかも。
【大相撲】朝青龍を抜いた白鵬 双葉山と大鵬に追いついた 2009.11.28 20:04 産経
http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/091128/mrt0911282005003-n1.htm
 白鵬が最高の形で、不世出の横綱・双葉山に並ぶ12回目の優勝を飾った。優勝を決めたのは、単独で年間最多記録となる85個目の白星。「場所前から話題になっていたのでうれしいです」。タイ記録到達でもまったく感情を表すことがなかった前日とは違って、にっこりとほほえんだ。

 相四つの琴光喜と右四つに組んだ。先に上手を取ったのは琴光喜。それでも慌てない。巧みに上手を切ると、逆に左をつかむ。引きつけ合いからの上手投げで前日に続いて相手を裏返した。1分37秒の熱戦に、「力が入りましたね。上手を取ってから落ち着いて攻められた」と振り返った。

 ようやく手に入れた勲章だった。22歳2カ月での横綱昇進は史上3位の若さ、所要38場所での横綱昇進も史上3位のスピード出世、33連勝は史上8位タイとすばらしい記録を打ち立ててきたが、後塵(こうじん)を拝していることに違いはない。史上初となる年間85勝は、初めてつかんだ代名詞的な記録といえる。
 秋場所9日目に横綱としての成績が180勝24敗となり、尊敬する双葉山が横綱在位中(当時は年2場所)に記録した通算成績と並んだ。この日は、横綱として史上最速タイとなる在位15場所目の14日目に200勝に到達した。横綱成績が200勝24敗で並んだのは、史上最多の優勝32回を誇る大鵬。しこ名の「鵬」の字を取った偉大な先達に肩を並べた白鵬は、土俵の神様に見そめられたとしかいいようがない。
 支度部屋で繰り返したのは、「まだ明日がある。今場所はまだ終わっていない」。視線の先にあるのは千秋楽結びの一番に組まれた朝青龍戦。「全勝でいって、一年を気持ちよく締めくくりたい」。記録ずくめの平成21年を、黒星では終えない。   (奥山次郎)