東京都選挙管理員会 2/10 1:15 確定
ますぞえ要一 無所属 2,112,979
宇都宮けんじ 無所属 982,594
細川護熙 無所属 956,063
田母神としお 無所属 610,865
家入かずま 無所属 88,936
ドクター・中松 無所属 64,774
マック赤坂 スマイル党 15,070
鈴木たつお 無所属 12,684
中川智晴 無所属 4,352
ひめじけんじ 無所属 3,727
供託金没収点 486,909
法定得票数 1,217,274
投票率(2/9 20:00) 46.14% 前回62.6%
注目していた田母神氏は4位、組織票なしで60万票を得たのは健闘。国政の比例代表選なら当選する得票と云われている。国政進出を考えているかも知れない。
5位の家入かずま氏はIT起業家、インターネット選挙運動のみで9万票近くを得たのも興味深い。
脱原発を掲げた細川氏は小泉元首相のバックアップにもかかわらず敗れた。
ますぞえ要一 無所属 2,112,979
宇都宮けんじ 無所属 982,594
細川護熙 無所属 956,063
田母神としお 無所属 610,865
家入かずま 無所属 88,936
ドクター・中松 無所属 64,774
マック赤坂 スマイル党 15,070
鈴木たつお 無所属 12,684
中川智晴 無所属 4,352
ひめじけんじ 無所属 3,727
供託金没収点 486,909
法定得票数 1,217,274
投票率(2/9 20:00) 46.14% 前回62.6%
注目していた田母神氏は4位、組織票なしで60万票を得たのは健闘。国政の比例代表選なら当選する得票と云われている。国政進出を考えているかも知れない。
5位の家入かずま氏はIT起業家、インターネット選挙運動のみで9万票近くを得たのも興味深い。
脱原発を掲げた細川氏は小泉元首相のバックアップにもかかわらず敗れた。
都知事選 「脱原発」ムードの敗北だ 五輪や福祉への対応を急げ 2014.2.10 03:43 [主張]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140210/elc14021003440002-n1.htm
「脱原発」を掲げたムード選挙は敗れた。
東京都知事選で、自民党など与党が支援した舛添要一元厚生労働相が細川護煕元首相らを抑えて初当選した。 舛添氏は「東京を世界一の街にする」と語った。6年後の東京五輪の準備をはじめ、災害に強いまちづくりなど、山積する課題に全力で取り組んでもらいたい。
この選挙で特筆すべきは、「脱原発」を最大かつ単一の争点にしようと、細川氏がいぜん国民に人気の高い小泉純一郎元首相と連携して訴えたものの、広く浸透させることはできなかったということである。
≪都民は「劇場型」乗らず≫
有権者が景気・雇用や社会保障など都政の諸課題を幅広くとらえて判断したことは、選挙結果が如実に示していよう。
2人の元首相が巻き起こそうとした劇場型選挙に都民は乗らなかった。国政と都政の課題の違いを見きわめ、冷静な選択が行われたと評価できる。
出馬にあたり、細川氏は「原発問題は知事としてやりがいのある仕事だ」と語った。「脱原発」に傾倒する知事の登場を都民が望んでいただろうか。「即時ゼロ」を唱える小泉氏と連携したが、その割には、脱原発の具体策は有識者会議を設けて委ねることにするなど、説得力のある工程表を示すこともしなかった。
一昨年暮れの衆院選でも、民主党や日本未来の党などの脱原発派は大敗した。だが、細川、小泉両氏は都知事選を利用し、原発の是非で国論を二分する論争を再び起こそうとしていた。
細川氏は外交・安全保障政策を中心とした安倍晋三政権の路線にも異を唱えた。国政上の見解を強く打ち出す姿勢にも、都民は違和感を覚えたのではないか。
宇都宮健児氏も「脱原発」を唱えたが、シングルイシューとすることには反対した。田母神俊雄氏は「原発を恐れすぎている」と安全性を主張した。
舛添氏は原発依存度を下げていく意味での「脱原発」に言及した。だが、代替エネルギーのメドが立たないまま、即時原発ゼロを唱えることは無責任だとして、細川氏らと一線を画した。
東京は電力の大消費地であり、都民の暮らしや経済を守る上でエネルギーをいかに確保するかという課題は極めて重要だ。
安倍政権は政府の責任で、安全性が確認された原発の再稼働を積極的に進めていく必要がある。
≪停滞を早急に解消せよ≫
今回の知事選は、猪瀬直樹前知事の「5000万円受領問題」に端を発したもので、問題が表面化してから猪瀬氏は対応に追われ、都政は2カ月余り停滞した。舛添氏はその立て直しにさっそく取りかからなければならない。 空白の期間に2020年東京五輪に向けた準備も遅れた。
舛添氏は五輪について、「史上最高の五輪としたい」と訴えてきた。「コンパクトな五輪」とした宇都宮氏や「簡素な施設で効率的に運用」とする細川氏ら、計画や施設の縮小を訴えた候補を得票で引き離したのは、都民が計画通りの五輪を期待した結果とみてもいいのではないか。
舛添氏はまた、「防災対策をしっかりして、最高のおもてなしをしたい」と、防災と五輪を結びつけて語ってきた。五輪を開催する6年後を一つの目標とし、直下型地震などに備える首都の防災対策を整備することは、意義深い。
舛添新知事は、開催都市の首長として、五輪準備の先頭に立つことになる。選挙公約でもある「史上最高の五輪」を掛け声に終わらせることなく、自身の描く具体的な青写真を早期に披露してもらいたい。
招致戦で体感した政府やスポーツ界、経済界との「オールジャパン体制」の再構築にも力を尽くしてほしい。 首都の高齢化への対応も急務である。舛添氏は当選後、社会保障政策で待機児童対策や医療、介護など多くの課題に言及した。成果を上げてほしい。
猪瀬氏の辞職の原因となった「政治とカネ」の問題で、都政への不信を払拭することも大きな課題だ。舛添氏は「受領の経緯に不自然な説明がある。都民が十分に納得できる内容になっていない」としていた。猪瀬氏の疑惑を、不透明なままにしてはなるまい。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140210/elc14021003440002-n1.htm
「脱原発」を掲げたムード選挙は敗れた。
東京都知事選で、自民党など与党が支援した舛添要一元厚生労働相が細川護煕元首相らを抑えて初当選した。 舛添氏は「東京を世界一の街にする」と語った。6年後の東京五輪の準備をはじめ、災害に強いまちづくりなど、山積する課題に全力で取り組んでもらいたい。
この選挙で特筆すべきは、「脱原発」を最大かつ単一の争点にしようと、細川氏がいぜん国民に人気の高い小泉純一郎元首相と連携して訴えたものの、広く浸透させることはできなかったということである。
≪都民は「劇場型」乗らず≫
有権者が景気・雇用や社会保障など都政の諸課題を幅広くとらえて判断したことは、選挙結果が如実に示していよう。
2人の元首相が巻き起こそうとした劇場型選挙に都民は乗らなかった。国政と都政の課題の違いを見きわめ、冷静な選択が行われたと評価できる。
出馬にあたり、細川氏は「原発問題は知事としてやりがいのある仕事だ」と語った。「脱原発」に傾倒する知事の登場を都民が望んでいただろうか。「即時ゼロ」を唱える小泉氏と連携したが、その割には、脱原発の具体策は有識者会議を設けて委ねることにするなど、説得力のある工程表を示すこともしなかった。
一昨年暮れの衆院選でも、民主党や日本未来の党などの脱原発派は大敗した。だが、細川、小泉両氏は都知事選を利用し、原発の是非で国論を二分する論争を再び起こそうとしていた。
細川氏は外交・安全保障政策を中心とした安倍晋三政権の路線にも異を唱えた。国政上の見解を強く打ち出す姿勢にも、都民は違和感を覚えたのではないか。
宇都宮健児氏も「脱原発」を唱えたが、シングルイシューとすることには反対した。田母神俊雄氏は「原発を恐れすぎている」と安全性を主張した。
舛添氏は原発依存度を下げていく意味での「脱原発」に言及した。だが、代替エネルギーのメドが立たないまま、即時原発ゼロを唱えることは無責任だとして、細川氏らと一線を画した。
東京は電力の大消費地であり、都民の暮らしや経済を守る上でエネルギーをいかに確保するかという課題は極めて重要だ。
安倍政権は政府の責任で、安全性が確認された原発の再稼働を積極的に進めていく必要がある。
≪停滞を早急に解消せよ≫
今回の知事選は、猪瀬直樹前知事の「5000万円受領問題」に端を発したもので、問題が表面化してから猪瀬氏は対応に追われ、都政は2カ月余り停滞した。舛添氏はその立て直しにさっそく取りかからなければならない。 空白の期間に2020年東京五輪に向けた準備も遅れた。
舛添氏は五輪について、「史上最高の五輪としたい」と訴えてきた。「コンパクトな五輪」とした宇都宮氏や「簡素な施設で効率的に運用」とする細川氏ら、計画や施設の縮小を訴えた候補を得票で引き離したのは、都民が計画通りの五輪を期待した結果とみてもいいのではないか。
舛添氏はまた、「防災対策をしっかりして、最高のおもてなしをしたい」と、防災と五輪を結びつけて語ってきた。五輪を開催する6年後を一つの目標とし、直下型地震などに備える首都の防災対策を整備することは、意義深い。
舛添新知事は、開催都市の首長として、五輪準備の先頭に立つことになる。選挙公約でもある「史上最高の五輪」を掛け声に終わらせることなく、自身の描く具体的な青写真を早期に披露してもらいたい。
招致戦で体感した政府やスポーツ界、経済界との「オールジャパン体制」の再構築にも力を尽くしてほしい。 首都の高齢化への対応も急務である。舛添氏は当選後、社会保障政策で待機児童対策や医療、介護など多くの課題に言及した。成果を上げてほしい。
猪瀬氏の辞職の原因となった「政治とカネ」の問題で、都政への不信を払拭することも大きな課題だ。舛添氏は「受領の経緯に不自然な説明がある。都民が十分に納得できる内容になっていない」としていた。猪瀬氏の疑惑を、不透明なままにしてはなるまい。