日本の領土に関心が高まり、全教科書で尖閣・竹島について取り上げられた。
中・韓は何かと歴史戦を挑んでいる中、時代を担う日本の若者が領土について正確な知識を持つことは重要。
安倍政権が進める教科書の正常化。
中・韓は何かと歴史戦を挑んでいる中、時代を担う日本の若者が領土について正確な知識を持つことは重要。
安倍政権が進める教科書の正常化。
竹島・尖閣は「日本固有の領土」…教科書検定 読売新聞2015年4月6日(月)19:11
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150406-567-OYT1T50062.html
文部科学省は6日、2016年度から中学校で使う教科書の検定結果を公表した。
社会科では、初めて全教科書で竹島(島根県)と尖閣諸島(沖縄県)が取り上げられ、「日本固有の領土」などと明記された。歴史的経緯も詳しく説明しており、領土教育の充実が図られそうだ。
中学教科書は今回、国語、社会、数学、理科、英語など9教科で104点の検定申請があり、102点が修正を経て合格。社会科の2点が、「学ぶ内容を示した学習指導要領に沿っていない」などの理由でいったん不合格になったが、修正後に再申請して合格した。
うち社会科では、地理、歴史、公民、地図の20点全てで北方領土に加え竹島と尖閣諸島の記述が登場した。文科省教科書課は「全体に領土の記述量が倍増した」としている。特に中学歴史ではこれまで、竹島と尖閣諸島についてほとんど記述がなかったが、今回8点全てで日本の領土になった経緯が説明された。
背景には、文科省が昨年1月、教科書作りの指針となる学習指導要領解説書(社会)を改定し、竹島と尖閣諸島について固有の領土であると明確に理解させるよう求めたことや、領土への関心が高まっていることがある
【教科書検定】「竹島と尖閣諸島」記述正常化へ成果 “自国領土”学ぶ姿勢整う…課題は自虐史観強い「高校教科書」 (産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1504060046.html
新しい教科書では、社会科の全教科書が竹島と尖閣諸島を取り上げた。とりわけ現行では7点中1点しか記述がなかった歴史でも8点全てが扱い、地理、歴史、公民と中学3年間を通して生徒たちが自国の領土を学ぶ態勢が整った。学習指導要領解説書の改定などを受け、各社が領土記述重視にかじを切った形だ。
今回は近現代史で通説的見解がない事項の記述にその旨の明示などを求めた新基準も初適用され、日本の過去を悪く描く自虐史観の傾向もやや改善された。
昭和57年の高校教科書検定で、中国華北への日本の「侵略」を「進出」に書き換えさせたとのマスコミ各社の誤報を機に中韓が反発し、近現代史の記述で近隣アジア諸国への配慮を求めた近隣諸国条項が検定基準に導入された。これ以降、自虐史観記述が30年にわたり横行してきたが、歯止めがかかったことは、安倍政権が進める教科書の正常化に向け、大きな成果といえる。
一方、今年度と来年度に検定が行われる高校教科書は、慰安婦の強制連行を強くにじませる記述など自虐史観傾向がより強く、竹島と尖閣諸島についても中韓に配慮してか日本固有の領土とはっきり書かない教科書もある。
教科書の採択権限は教育委員会にあるとされながら、実態は各校の判断に委ねられている高校では、現場教師の声が直接的に反映されるため、従来型を希望する声に押され、記述の改善が進まない懸念がある。専門性が高いため執筆者側の“抵抗”も予想される。
今後の課題は高校教科書にある。(河合龍一)
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150406-567-OYT1T50062.html
文部科学省は6日、2016年度から中学校で使う教科書の検定結果を公表した。
社会科では、初めて全教科書で竹島(島根県)と尖閣諸島(沖縄県)が取り上げられ、「日本固有の領土」などと明記された。歴史的経緯も詳しく説明しており、領土教育の充実が図られそうだ。
中学教科書は今回、国語、社会、数学、理科、英語など9教科で104点の検定申請があり、102点が修正を経て合格。社会科の2点が、「学ぶ内容を示した学習指導要領に沿っていない」などの理由でいったん不合格になったが、修正後に再申請して合格した。
うち社会科では、地理、歴史、公民、地図の20点全てで北方領土に加え竹島と尖閣諸島の記述が登場した。文科省教科書課は「全体に領土の記述量が倍増した」としている。特に中学歴史ではこれまで、竹島と尖閣諸島についてほとんど記述がなかったが、今回8点全てで日本の領土になった経緯が説明された。
背景には、文科省が昨年1月、教科書作りの指針となる学習指導要領解説書(社会)を改定し、竹島と尖閣諸島について固有の領土であると明確に理解させるよう求めたことや、領土への関心が高まっていることがある
【教科書検定】「竹島と尖閣諸島」記述正常化へ成果 “自国領土”学ぶ姿勢整う…課題は自虐史観強い「高校教科書」 (産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1504060046.html
新しい教科書では、社会科の全教科書が竹島と尖閣諸島を取り上げた。とりわけ現行では7点中1点しか記述がなかった歴史でも8点全てが扱い、地理、歴史、公民と中学3年間を通して生徒たちが自国の領土を学ぶ態勢が整った。学習指導要領解説書の改定などを受け、各社が領土記述重視にかじを切った形だ。
今回は近現代史で通説的見解がない事項の記述にその旨の明示などを求めた新基準も初適用され、日本の過去を悪く描く自虐史観の傾向もやや改善された。
昭和57年の高校教科書検定で、中国華北への日本の「侵略」を「進出」に書き換えさせたとのマスコミ各社の誤報を機に中韓が反発し、近現代史の記述で近隣アジア諸国への配慮を求めた近隣諸国条項が検定基準に導入された。これ以降、自虐史観記述が30年にわたり横行してきたが、歯止めがかかったことは、安倍政権が進める教科書の正常化に向け、大きな成果といえる。
一方、今年度と来年度に検定が行われる高校教科書は、慰安婦の強制連行を強くにじませる記述など自虐史観傾向がより強く、竹島と尖閣諸島についても中韓に配慮してか日本固有の領土とはっきり書かない教科書もある。
教科書の採択権限は教育委員会にあるとされながら、実態は各校の判断に委ねられている高校では、現場教師の声が直接的に反映されるため、従来型を希望する声に押され、記述の改善が進まない懸念がある。専門性が高いため執筆者側の“抵抗”も予想される。
今後の課題は高校教科書にある。(河合龍一)