高齢運転者標識(Wikipedia)
当方の自動車運転履歴:
昭和三十八年に家業を手伝っているとき、父親が自動車学校に行かせてくれて免許をとった。
当時は普通自動車免許で自動二輪の免許も同時にくれた。
その後弟が家業を継ぐことになり、当方はフリーとなる。
いろんなアルバイトをしながら大型免許もとった。おエライさんの運転手やマイクロバスの運転をしたりした。
昭和四十八年から勤め人になり二十五年間、たまに会社の車を運転することはあったが、自動車運転とは縁がなくなった。
平成十一年自己退職、細々と自営業。この間、バイクで山登りにゆく。
平成二十五年廃業。アウトドア仕様の軽四輪を購入しまた乗り始めた。
まだ先の事と思っていたが高齢者講習を受けることになり、西区の自動車学校に出かけた。
誕生月は三月で、それより二ヶ月前に最寄りの講習会場に予約をお願いしたが既にどこも満員、この西区のJ自動車学校がギリギリで受け付けられた。
行ってみてわかったが、受講者は十名程度ずつで、講習内容も視力検査(静止、動体、夜間、視野)、ゲーム機による運転適正検査、運転実技(オートマ車)、最後にビデオによる講話となっていた。所要三時間ぐらいであった。
この内容であれば、やはり少人数で行われるしかないなと納得した。
諸外国では一度取得した運転免許は生涯そのまま使えるところもあると聞く。
しかし、齢と共に身体能力も落ちてきて、他人様に迷惑をかけないようにするにはこのような検査・講習も必要かと思う。
当方普段は軽のマニュアル車に乗っており、オートマチック車は運転したことがなかった。
運転実技ではオートマ車が使われていた。指導員と受講者三名が同乗して学校コースを走る。
マニュアル車も選択できるのだが、雨が降っており乗り換えも面倒なのでそのままオートマ車でやらせてもらった。
最近はレンタカーもオートマ車ばかり、こういう機会に経験しておくのもいいことですと云われた。
普通乗用車は十五年ぶりぐらいの運転だが、昔と違いアクセルもブレーキも反応が格段によくなっいるなと感じた。
視力や運転適性検査結果の総合判定は同年代と比べて「やや優れている」、30~59歳との比較でも「やや優れている」の判定を頂戴した。30~59歳はお疲れではないのか。
ちなみに、男女混合になると、1~3位がいつも女性になるとのこと。
平均寿命では女性は六歳ぐらい上回る。それだけ老化も遅いと云うことだろうか。
ともかく、そこそこの成績でやれやれ・・・。
一旦帰宅して、すぐに県庁近くの更新センターに「高齢者講習終了証明書」を持っていき新免許証を頂いた。
次は四年後、認知症テストが加わるとのこと。ボケないよう、安全運転に努めようと思う。