落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

保守明確化してこそ浮かぶ瀬もある・・

2009年03月12日 | 政治・外交
経済対策は勿論重要だが、当面の生きていくテクニックだろう。だが教育は国家100年の計といわれ、時代を背負う国民をどう育てるか、日本人の生き方を決める問題だと凡夫は思う。
阿比留瑠比記者の記事に拍手。
日教組追及で自民が攻勢 衆院選へ「保守」明確化へ 2009.3.10 22:04 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090310/stt0903102207019-n1.htm
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 内閣支持率の低迷に悩む政府・自民党が、ここにきて民主党の有力支持組織である日教組批判を強め、閣僚や森喜朗、安倍晋三の両元首相をはじめとする自民党幹部から発言が相次いでいる。民主党には7人の日教組出身議員がいるが、中でも、過去に政治資金問題が国会で追及されたことがあり、党ナンバー2でもある輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長がターゲットとなっている。背景には、“保守色”を明確に打ち出し、日教組問題を次期衆院選の争点の一つにしたい麻生政権の狙いもありそうだ。(阿比留瑠比)
 「景気対策を断行するのは当然だが、ちゃんと保守政権としての使命を果たさないといけない。それには教育問題だ」
 2月21日。ひそかに首相公邸を訪ねた安倍氏は、麻生太郎首相にこう訴えた。首相は、目に力を込めてうなずいたという。
 翌22日、青森市で講演した麻生首相は早速、民主党について「ご存じ日教組に支えられている。私どもは断固戦っていく」と語った。現職の首相が、日教組と戦うと表明したのは初めてのことだった。
 その後、政府・自民党からはせきを切ったように日教組批判が飛び出している。特に森氏は9日、日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟の会長でもある輿石氏について「違法なカネを集めて当選してきた」と言い切った。
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 この森発言に対し、輿石氏は産経新聞の取材に「コメントに値しない」と黙殺の構えだが、痛いところを突かれたのは間違いない。輿石氏をめぐっては平成18年1月、輿石氏の選挙支援活動を行ってきた山梨県教職員組合(山教組)の財政部長とその政治団体、山梨県民主教育政治連盟(県政連)会長が実際に政治資金規正法違反(虚偽記載)で略式起訴され、罰金刑を受けているからだ。
 輿石氏が役員を務め、国会で「私自身の政治団体」とも述べた県政連は、15年末から16年にかけて山教組所属教員らから集めた輿石氏への選挙資金カンパ6000万円余について、産経新聞が疑惑を報じるまで政治資金収支報告書に一切記載していなかった。このうち、約3300万円が輿石氏側に寄付されていた。
 この問題について、安倍氏も10日の党所属議員のパーティーでこう指摘した。
 「かつて山教組が輿石氏に違法な献金を集めていた。(山教組は)実はそれまでもずっと同じことをやってきている。もしかしたら、そういう問題が民主党にはつきまとっているのではないか。子供たちの大切な教育を担う先生方が、そういうことをやっている」
 また、輿石氏が1月の日教組の会合で「教育の政治的中立はありえない。政治から教育を変える」と述べたことも波紋を呼んだ。教育基本法や教育公務員特例法などを無視したものだと自民党の攻撃材料となり、国会では、小池正勝、山谷えり子両参院議員が輿石発言に関して質問、追及した。
 自民党有志でつくる「日教組問題究明議員連盟」(会長・森山真弓元文相)の会合では、「安全保障と教育は自民党と民主党が最も異なるところで、次期衆院選の争点となりうる」(義家弘介参院議員)との見方が主流となっている。


また、麻生首相は領土問題に対する考えもはっきりと示した。
「対馬の自衛隊拡充も」河村官房長官 2009.3.6 22:25 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090306/lcl0903062225011-n1.htm
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 長崎県対馬市で過疎化が進み、韓国資本が一部不動産を買収などしている問題で、河村建夫官房長官は6日、参院予算委員会で「対馬の振興に十分に配慮し、自衛隊施設の拡充や増員を考えなければならない」と述べ、対馬の経済振興と防衛力増強に前向きな姿勢を示した。山谷えり子氏(自民)の質問に答えた。
 政府はこれまで、対馬問題に対し「地域的重要性に配慮する」などとする立場を示すにとどまっていたが、具体的な措置に言及したのは初めて。今後、対馬を含む離島政策に新たな展開が見られそうだ。
 山谷氏は質問の中で、対馬問題の重要性を指摘した上で、「安全保障と経済振興などの観点から国境離島振興特別措置法の制定を求める」と要請した。
 これに対し、河村官房長官は「自衛隊施設の拡充、増員も考えていかなければいけない」と答弁。経済振興策についても「十分に配慮しなければならない。離島振興法に引き続き、ハード、ソフト両面で積極的にやらねばならない。観光面、人材育成への措置もある」と述べ、追加的措置を検討する方針を示した。
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 また、山谷氏は、自らが会長を務める「日本の領土を守るため行動する議員連盟」のメンバーが昨年12月に対馬視察を行った結果を報告。海上自衛隊対馬防備隊本部の隣接地などが買い占められている実態をパネルで示し、政府による調査を改めて求めた。河村官房長官は「外国人による土地取得状況を直ちに詳細調査する予定はない」と従来の見解を繰り返した。
 山谷氏は、外国人による国防上重要な土地の取得を制限する「外国人土地法」の活用についても質問。浜田靖一防衛相は「現在、基地の警備・運用に直接的な害があるとは考えていない。今後、必要が生じた場合に考えたい」と慎重な姿勢を示した。
 領土問題に対する考えを問われた麻生太郎首相は「尖閣(諸島)、北方四島、竹島、対馬は日本の固有の領土であることははっきりしている。政府としてしっかり対応なければいけない」と答えた。

ひょっとして田母神効果かも。

小沢民主の沈没ははっきりした。与党内の売国議員も掃除されることだろう。
マスゴミの支持率などに惑わされず保守の原理原則を地道に訴えれば、信頼感も湧いてくる。

新潮社の変なコメント

2009年03月11日 | 世相
麻生太郎著「とてつもない日本」がよく売れているそうだ。
ネット掲示板「2ちゃんねる」で火がついたという。
麻生首相の著書、「とてつもない」売れ行き ネット掲示板“祭り”呼びかけで (1/2ページ) 2009.3.11 16:19 産経
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090311/bks0903111624000-n1.htm
 麻生太郎首相が外務大臣時代の平成19年6月に出版した「とてつもない日本」(新潮新書)が10日、全国で爆発的に売れるという珍現象が起こった。
 これまでの発行部数は約20万部だが、支持率の低迷とともに現在はほとんど「死んだ状態」(出版関係者)だった。  ところが、アマゾンの書籍ランキング(11日現在)で4位に急浮上。書籍販売動向の指標とされる紀伊国屋書店全店の売り上げも、8日には5冊だったものが、9日に224部、10日に272部と跳ね上がった。
 この背景は、ネット掲示板「2ちゃんねる」で火がついた「3月10日に本屋で麻生太郎の本を買おう!」という“祭り”。
 3月1日にたてられたスレッドに、呼びかけ人はこう記している。
 「麻生首相がマスコミや各所からバッシングを受け、支持率も低迷している今だからこそ著作購入を通して麻生首相支持を表明するイベントのスレです」
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 「2ちゃんねる」に詳しい札幌国際大学の大月隆寛教授は「インターネットの世界には、物見高いけれど無責任、それでいて正義感も持っていた江戸の町人気質が感じられる。マスコミの激しい麻生たたきに対して、町人気質が異議を唱え、多くの賛同者を生んだと考えるべきだ」と解説する。  一方、版元の新潮社は「ただただ困惑している」とコメントしている。
 麻生首相は同書で「日本人が考えている以上に日本は(国際的に)評価され、期待もされている。悲観していても何も始まらない。『日本の底力』をもう一度見つめ直し、未来を考えるよう」と訴えている。

ネット時代にある若者達の面白い麻生支持表明の方法。
発行元の新潮社は「ただただ困惑している」とコメントした。何に遠慮しているのか、素直に喜べばいいのに。

民主には一度でも任せられない(7)

2009年03月10日 | 政治・外交
日教組あっての民主党?
民主・輿石氏、日教組にエール? 「教育の政治的中立ありえぬ」 2009.1.14 21:50 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090114/stt0901142151011-n1.htm
 民主党の輿石東参院議員会長は14日、おひざ元の日本教職員組合(日教組)が都内で開いた新春の会合であいさつし、「教育の政治的中立はありえない」と述べ、「反日偏向教育」の根源ともいわれる日教組へのエールと受け取れる発言をした。教育や教員の政治的中立は教育基本法や教育公務員特例法で定められており、日教組に肩入れする同党の“危うさ”がまたぞろ浮き彫りになった。
 輿石氏は日教組傘下の山梨県教組(山教組)の元委員長。現在は日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟(日政連)の会長でもあり、会合では「私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」と宣言し、政権交代に向け協力を求める場面もあった。
 平成16年の参院選の前には、山教組などで構成する事実上の輿石氏の政治団体が教員から選挙資金を集め、山教組幹部らが政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で罰金命令を受けるなどした。自民党の有志議員による日教組問題究明議員連盟(会長・森山真弓元文相)は、次期衆院選に向け日教組の偏向性を調査する構えで、議連から「輿石氏は標的になる」との声も出ている。

「教育の政治的中立はありえない」と遵法精神まるでない、驚くべき発言だった。
これでは、政権が変わるたんびに教科書も変わると云うことか・・・

森喜朗元首相の輿石批判はごもっとも。
森氏「違法なカネで当選」 日教組出身の民主・輿石氏を批判 2009.3.9 21:31 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090309/stt0903092132012-n1.htm
 自民党の森喜朗元首相は9日、沖縄県沖縄市での会合で、日教組出身の輿石東民主党参院議員会長について「違法なカネを集めて当選してきたことは皆さんもご存じの通りだ」と発言した。
 山梨県教職員組合が輿石氏の選挙資金を組織的に集めたとされた問題を念頭に日教組を批判する趣旨だが、民主党から「不適切な発言」との反発が出そうだ。
 森氏は日教組の在り方に疑問を呈しながら「民主党政権ができれば、恐らく文部科学相に日教組出身の議員を据えることになる。これが圧力をかければ日本の教育を根底からおかしくしてしまう」と強調。「日本の将来にとって大きな禍根を残す」と述べた。

発言の詳細
(阿比留瑠比氏ブログhttp://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/946164/#cmtより)
《森氏 皆さん、今日本で、民主党に少しやらせたらどうかとか、自民党も少しガタが来たから一度はやらしただろうかと考えている人が60%くらいいる。ただ、私は沖縄の皆さんなら一番理解してもらえると思うのでこれだけは是非申し上げたい。
 福島瑞穂という社民党の代表の女性の議員がいる。今年の日教組の新年の大会で、長いけど、ちょっと読んでみます。「日教組新春の集いで見る初夢は、与野党逆転で教育基本法を元に戻し教師の免許更新制などを廃止することです」。これが今年の福島さんの初夢だ。社民党はぜひこれをやろうと思っている。だから民主党と組むということなんでしょうね。
 同じ民主党の参議院の議員会長さん、輿石さん、違法なお金を集めて当選してきた人であることは皆さん、ご存じの通り。この方も「教育の政治的中立などと言われても、そんなことはありえない。政治から教育を変えていく。逆説的に。そんな勇気と自信をも持って頂きたい」。つまり、政治で教育を変えますよとおっしゃっている。「私も日政連、つまり日教組のメンバーです。日教組とともに戦っていくことをお誓いします」。そして、教育基本法を元に戻す。教員の免許制を止めるということでしょう。
 教育基本法は何を謳ったか。これはご承知の通りでしょう。国を大切にしよう、愛しようと。どの政党が政権を取っても同じことだ。日本の伝統、歴史を大事にしましょうと。60年かかった悲願だ。先生方が無責任、それには先生に他の道が開けるようにして上げたらいい。だから10年に一回は免許更新制入れましょうと。これを社民党も共産党も民主党もまた変えようと思っている。
 もし民主党政権が出来たら、おそらく文部大臣に日教組出身者の議員を据えることになるのではないでしょうか。そしたら、民主党の大きな背景は連合です。今の小選挙区制度の中に全部連合が支持をしている。その主体は何かというと日教組と自治労でしょう。これが圧力を掛けていったら日本の教育を根底からまたおかしくしてしまう》

誰が何をしたか明言して批判するのは、わかりやすい。
中山元国交大臣が日教組批判をしてマスコミの袋だたきにあったが、この重大発言をした輿石氏は看過され健在なのはおかしい。

追記:19:30
俳優の津川雅彦さんの熱弁
http://www.santanokakurega.com/2009/03/post-120.html#comments



北朝鮮の脅し

2009年03月09日 | 政治・外交
何処まで本気なのか・・・
北朝鮮“迎撃なら報復攻撃” 3月9日 11時52分 NHK
北朝鮮が人工衛星の打ち上げを名目に長距離弾道ミサイルを発射した場合、日本やアメリカが状況によっては迎撃も可能だとしていることについて、北朝鮮の軍部は9日朝、「迎撃されればアメリカ、日本、韓国に報復攻撃する」と、強く警告しました。
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する構えを示していることを受けて、日本やアメリカは、ミサイルによる被害が及ぶおそれがある場合などは、MD=ミサイル防衛システムを使って迎撃することも可能だとしています。これについて、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは9日朝、声明を出し、「われわれの平和的な人工衛星が迎撃されれば、アメリカ、日本、韓国に報復攻撃する。迎撃は、すなわち戦争を意味する」と、強く警告しました。また、声明は、9日から韓国とアメリカが韓国で行う合同軍事演習に対しても、「われわれの領土や領海、領空を侵犯するわずかな敵対行動に対しても、即時に軍事的行動によって対応する」と、あらためてけん制し、対抗措置として、演習が行われている間、南北の軍当局を結ぶ通信を遮断すると宣言しました。このほか、朝鮮人民軍最高司令部も「すべての軍人に対し、戦闘準備を整え、領土が少しでも侵されれば容赦なく攻撃を加えるよう命令した」と異例の発表を行うなど、北朝鮮は対決姿勢を強めています。


3月2日麻生首相の対応
首相、北朝鮮のミサイル発射 MD迎撃を示唆「自衛隊法上の対応できる」 2009.3.2 19:47 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090302/plc0903021951012-n1.htm
 麻生太郎首相は2日夕、北朝鮮が進める弾道ミサイル発射準備について「日本に直接被害が及ぶ可能性があるということならば、自衛隊法上の対応はできる」と述べ、ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃がありえるとの考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 また、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と主張した場合でも、「(平成18年10月の核実験を受けた)国連安保理決議1718号違反というのははっきりしている。国連安保理が対応を決めることになる」と述べ、国連の制裁対象になるとの認識を改めて示した。


その他の関連
尖閣諸島周辺にヘリ搭載巡視船を常置 海保、領海侵入監視を強化 2009.2.4 01:45 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090204/plc0902040146001-n1.htm
 東シナ海・尖閣諸島周辺の日本領海で警戒監視活動で、海上保安庁はヘリコプター搭載の大型巡視船(PLH型)を常時配置する態勢に切り替えた。尖閣諸島警備では、これまでも状況に応じてPLH型巡視船を派遣してきたが、常時配置するのは初めてという。中国海洋調査船の領海内への侵入監視が強化された。・・・


離島有事に無人偵察機 防衛省、21年度導入へ (1/2ページ) 2009.1.24 01:34 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090124/plc0901240138000-n1.htm
 防衛省は独自に開発を進めてきた無人偵察機(UAV)を実用化する方針を固めた。固定翼の無人偵察機の導入は自衛隊では初めて。F15戦闘機から分離されて空中発進するタイプで、すでに2機が完成。今秋から飛行試験に入り、来年度に航空自衛隊へ引き渡す。国防費が20年連続で2ケタ増を記録した中国の脅威を念頭に東シナ海の離島防衛や、北朝鮮の不審船への対処能力が強化される。・・・

民主には一度でも任せられない(6)

2009年03月09日 | 政治・外交
マスコミの行う世論調査はアテにならないが、政党支持で久々に自民が逆転した。
【産経FNN合同世論調査】小沢氏「辞任すべき」47・4% 2009.3.9 11:38 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090309/stt0903091139003-n1.htm
産経新聞社は7、8の両日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で世論調査を実施した。民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことに関連しては、小沢氏が「責任を取って代表を辞任すべきだ」としたのは47・4%で、「辞任すべきとは思わない」の41・4%を上回った。・・・

西松建設の違法献金が発覚し、あれよあれよの凋落ぶりだった。
麻生首相の漢字の読み違い、中川元経産大臣の酩酊報道等々で、「民主に政権を一度やらせてみよう」と煽ってきたが、この事件で一気に民主党のイメージが悪くなった。その上、党首は「権力による国策捜査」と強弁しているらしい。 これでは「民主に政権を一度やらせてみよう」という支持者は少なくなって当然だ。
自民党にも献金疑惑がリストアップされていた。
二階俊博氏 838万円
藤井孝男氏 400万円
森嘉朗氏 400万円
尾身孝次氏 400万円
その他、地方自治体の首長5人にも資金が提供されていた。

遅かれ早かれ小沢党首は辞任するだろうが、民主党は壊滅か、分裂か、それともなんとか党の体裁を整えてゆくのだろうか。自民党にしても、漏れていた反麻生の声がこのところ鎮まった感がある。
衆院選までには与野党問わず綺麗になっていただき、まっとうな政策論争を見たい。

憲法無視の、その日暮らし・・・

2009年03月06日 | 政治・外交
塚本三郎さんの気骨ある改憲論。
平河総研メルマガより
http://www.melma.com/backnumber_133212_4405776/
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◎塚本三郎の「今を斬る」
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憲法の前文と第九条は、今日の世界情勢の中では、余りにも不条理となっている。その結果、日本国は法治国家で在りながら、憲法無視のまま、ずるずると、その日暮らしを続けている。

憲法の前文と、九条を無視しなければ、国は主体性を保てない。憲法がまちがっているから、憲法を改めるまでは、この条項を無視することが、政治家の必須の条件である。
憲法は国家の基本法である。ゆえに日本国家と政府は、法治国家を自負し、世界最強の経済大国と認められているならば、現実に対応して、改正を行うべきは当然である。

なぜ新憲法の制定と改正が出来ないのか。その真相を突き詰めて言えば、憲法そのものに改正出来ないほどの、三分の二条項があって、身動きが
理由の
 第一は、権力を握っている、国会議員が不勉強であり、国家の前途が危機に直面しいることに気付かないことである。
 第二は、気付いている人が相当数居るのに、抵抗する左翼勢力に気兼ねして、改正を言い出す勇気を持たない、国政を憂うるよりも、自己保身の議員が多いとみる。
 第三は、不勉強で、単なる信仰者の如く、自らが戦争を仕掛けさえしなければ戦争にな
らないと信じこみ。日本軍悪者論「即ち自らが乱を起さないこと」が平和を守り抜く第一だと狂信している。これは世界の戦乱の歴史を無視した認識である。
 無防備・無抵抗を、平和の道と信じ、その宗教的信念を貫く生き方は尊い。しかし、この様な生き方が、政治の世界では、長期に維持出来た例は歴史上には無い。
 第四は、他国の思想と威圧に共鳴する「売国奴的議員」が日本国会に相当数居ること。
 第五は、日本の周辺国は、殆んど共産主義、独裁政権の群に取り巻かれ、それ等の国は常に日本のマスコミや、気の弱い議員を謀略の対象として工作し、その上日本国民の愛国心を削ぎ、平和の美名で、国家の弱体化の役を、結果として果たしている

 第六は、これが一番の問題だ。「マスコミの相当数が、他国の謀略の手先」となって、日本の国民世論を指導しているから、世論を気にする議員は、それに心ならずも迎合しており、まともな為政者が、正論を主張出来なくなっていることである。
(・・・続き

 第1、第2 確たる政策もなく党利党略政局好き、己の利権にのみ動く議員が与野党共に多い。
 第3、第5 共産党、公明党、社民党etc 国旗・国歌・愛国心嫌い日教組はその典型ではなかろうか。
 第4 小沢氏に続き、二階経産大臣も西松関係で捜査を受けている。親中派の二階氏はシナのガス田開発に対抗しようとした麻生外務大臣(当時)の姿勢に「日本の対応に“こそ”問題がある」「強硬に対応するなら勝手にやればいい」と述べた。福田前首相も中国の毒餃子事件、ガス田問題では弱腰であった。そのほか村山談話、河野談話、等々枚挙にいとまがない。
 第5、第6 人民日報日本支社と揶揄される朝日新聞をはじめ毎日、読売、NHK、民放TV、それらにニュースを提供する通信社の偏向報道が多い。安倍内閣~麻生内閣叩き、いいところは知らせず、上げ足取り報道は酷いものがある。

民主には一度でも任せられない(5)

2009年03月03日 | 政治・外交
とうとう小沢事務所に検察の手が入った。
民主・小沢代表の秘書逮捕 規正法違反の疑い 東京地検 2009年3月3日18時31分 アサヒ・コム
http://www.asahi.com/national/update/0303/TKY200903030171.html
 国内で多額の裏金を作っていたとされる準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の政治献金に絡み、東京地検特捜部は3日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、小沢代表の公設第1秘書を務める大久保隆規容疑者(47)、西松建設前社長の国沢幹雄容疑者(70)=外国為替及び外国貿易法違反の罪で起訴=ら計3人を、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕し、東京都港区の陸山会など関係先の捜索に乗り出した。

 特捜部の調べでは、大久保秘書は03~06年、実際は西松建設の政治献金であることを知りながら、陸山会の政治資金収支報告書に、西松建設のOBが代表を務めていた政治団体「新政治問題研究会」(95年設立、06年解散)と、「未来産業研究会」(98年設立、06年解散)から計2100万円の寄付を受けたとする虚偽の記載をした疑いなどが持たれている。

 西松建設元幹部などによると、西松建設は社名を出さずに国会議員の政治団体に献金する仕組みを作り、OBが代表の政治団体を通じて国会議員側に資金提供をしていたという。

 政治資金規正法は、他人名義での献金や政党側以外への企業献金を禁止している。


小沢氏の最近問題発言
■在日米軍再編に関し「極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分」
「日本の防衛は日本が責任を」とも民主・小沢氏が発言したというが、ほんとかなぁ? 在日米軍削減だけで済むわけがなく、党内がこれで意見統一されているとは思えないが。
■「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
北朝鮮は待ってましたとばかり乗ってくるかも・・・そして盗られっぱなしで終わりになるのでは。

次期首相を目指す人の発言とは思えない。
民主党の程度が知れてしまった。しかし、自民も敵失で喜ばず、秋まで実績を上げてほしいもの。

菊水山(3月1日)

2009年03月02日 | 散歩・山歩き
3月1日午後。
先月2月6日に見つけた道(踏み跡程度)を経由し、ダムの向こう側から菊水山に登りました。
高低差の累計は530m程度でいい運動になりました。菊水山の西斜面は急で、早春のこの時期でも汗が出ました。
このルートは市街地を通らずに自宅から菊水山まで行けます。往復3時間半、足腰の点検をするには、いいコースになりそうです。
(一般的なハイキングコースではありません。大雨の後、増水時には危険なところもあります。)

イヤガ谷東尾根展望岩から、菊水山を望む。ダムサイトに降り、そこから黄色い線を登りました。


菊水山から西側、イヤガ谷東尾根、団地を望む。遠方の山は西区の雄岡山、雌岡山。

 
妙号岩は日曜日とあって、ロッククライマーの姿が見えました。(写真をクリックすると拡大)


ようやく梅が咲いてきました。


2,3日前撮影、モズ♀と思われます。

引っ張りだこの田母神氏

2009年03月01日 | 世相
「日本はいい国だ、侵略国家ではない」と云って航空幕僚長を更迭された田母神氏が、その後講演活動で引っ張りだこになっているという。日本もまだまだ捨てたものではないと元気が出てくる。
田母神氏、講演引っ張りだこ 「言論タブー」照らし出す 2009.2.28 23:01産経(1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090228/plc0902282302005-n1.htm
 日本の「侵略戦争」を否定した論文を執筆して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏(60)が、全国の講演で引っ張りだこになっている。2月の講演回数は計24回にもおよび、3月1日には米ロサンゼルス在住の日本人に招かれ渡米する。一方、防衛省への配慮から講演を延期する団体も現れるなど、“田母神人気 ”は言論タブーの存在も照らし出しているようだ。
 「『核兵器を持たない方が安全』と言うのは、日本の政治家だけ」「東京裁判は復讐(ふくしゅう)劇だ」「(植民地支配を謝罪した)村山談話を踏まえた幹部教育をしたら、自衛隊はつぶれる」
 歯に衣着せぬ物言いに、会場から拍手が頻繁にわき起こる。建国記念の日の2月11日、東京都新宿区の日本青年館で行われた田母神氏の講演会には、定員300人の会場に、立ち見でも入り切れないほどの聴衆が詰めかけた。主催者によると、用意した700部のパンフレットはすべてなくなったという。
 コラムニストの勝谷誠彦氏は、田母神人気について「日本の防衛に30年以上奉職してきた実体験の重みを聴衆は感じており、保守派の言論人の発言とは一線を画している」と話す。
 2月の講演は半数が東京都内で行われ、ほかは秋田、新潟、千葉、神奈川、愛知、愛媛、広島と全国にわたる。4、19の両日には会場3カ所をはしごした。
 3月1日のロス講演の主催者は「田母神氏を更迭した麻生首相らの決断は不可解で、報道を聞いても日本で行われていることの真実が見えてこない。米在住の日本人に、田母神氏の言わんとするところを直接聞いてもらいたい」と話す。
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 一方、防衛省のある外郭団体の幹部は「会員から田母神氏の話を聞きたいという声が多く、3月に講演を検討したが、諸般の事情で延期した」と述べ、防衛省への配慮をにじませる。別の関係者は「田母神講演に防衛省から難色を示され、『講師名を伝えなければよかったのに』という声も出た」と打ち明ける。
 当の田母神氏は「日本が謝罪ばかりしていることに『何かおかしい』と感じていた多くの国民が、私の発言にストンと心に落ちるものがあるのでは」とみている。また、「日本には反日的な言論の自由はあるが、親日的な言論の自由はない」とも述べ、自身の更迭劇を通じて明るみに出た言論タブーを指摘している。
 講演は5月まで月20回以上を予定。ただし、依頼主は、「私と意見が違う人や団体からは来ていない」(田母神氏)という。
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 ■田母神俊雄氏(たもがみ・としお) 福島県出身。防衛大卒業後の昭和46年、航空自衛隊に入隊した。統合幕僚学校長や航空総隊司令官を歴任し、平成19年に空自トップの航空幕僚長に就任した。
 在職時の20年5月、現職自衛官として初めて東大で講演した。10月31日、アパグループ主催の懸賞論文に応募した「日本は侵略国家であったのか」が最優秀賞を受賞したが、政府見解と異なる歴史認識などが問題視され、即日更迭。11月、定年退職した。

ご著書「自らの身は顧みず」読ませていただいた。
防衛体制の問題点、お粗末さ。「村山談話」の茶番等々、解りやすく書かれていた。
政界への進出が取りざたされていたが、むしろこういった講演行脚で日本の平和ボケを治療していただく方が効果絶大と思う。

その他最近読んだ本では、西尾幹二著「真贋の洞察」がよかった。まことしやかにマスコミ、評論家、知識人の言説が流れてくる。自分が過去に読んだ現代史も誤っていたところがあるのがわかり、無学な当方は、視野の狭さを痛感させられた。