かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

If I Can Dream / 明日への願い

2011-12-22 22:19:21 | 写真

Sbsh00021 今日出会ったこの厚手で漆黒の片手袋。

初めて見るタイプのゴム手袋でした。

“レアもの”という概念に初めて触れたのは、小学生の時のビックリマンシールが最初だったと思います。

『ヘラクライスト』とか『始祖ジュラ』とか持ってるだけでヒーローでした。

ゴム手袋だろうが軍手だろうがブランド物だろうが、片手袋に階級なし、どんな片手袋でも平等に愛する心構えでおりますが、いつも出会う事を夢見る“レアもの片手袋”が存在するのもまた事実。

例えば、

“あと一勝でワールドカップ出場。逆に負ければ出場を逃すという大一番。一点リードで迎えた後半四十分、最後の最後で逆転ゴールを二発も叩きこまれ涙の敗退。自分のふがいなさに怒り狂い、キーパーが片方だけ地面に叩きつけたグローブ”

とか、

“ベテラン鷹匠が慢心から間違えて手に構えた餌でなく、分厚い皮の手袋を鷹に持っていかれてしまった挙句、鷹はどこかに飛び去ってしまった。口に咥えたものが食べられないものだと気付き、鷹はそのまま革手袋を山に落としていったのであった”

とか。

そういう超レアもの片手袋に出会うのをいつも夢見てますよ。

女性はいつも夢を忘れない男性が好きだ、と銭湯で横の流し台になったオッサンに教えてもらったのですが、僕が全然モテないのは何故か、君ら誰か分かるか?