「ちょっと待って~!」
そう言いながらバスを追い掛ける男。バスに乗り遅れないように急ぐ人。周囲の人々はそんな日常の光景だと思ったに違いない。
しかしこの男。車道の路肩に転がる片手袋が、バスに轢かれて無残な形になる前に写真が撮りたくて走っていたのである。
しかし健闘虚しく、片手袋は男の目の前でバスに轢かれてしまった。しかし、ゴム手袋であった為形状にそれ程の変化もなく、男はホッとしたのであった。
そして、何とこの男とは…。私の事だったのであるっ!
このブログでは、こんな見事な叙述トリックも使っていくから気を抜かないように。
…いや、たまには何か変化を付けないと最近地味な片手袋写真が多くて。