かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

忘却

2009-03-07 22:19:01 | 雑感

186872645_116 人間はすぐに忘れてしまう生き物である。

だから、「こんなに冬って寒かったかね?」「今年の夏は特に暑いね!」などという事を毎年繰り返し言うのである。

しかし、僕は2007年の冬が暖冬であった事を決して忘れない。

この年の冬は、片手袋遭遇率が物凄く高かった。ちょっと外に出れば必ず出会う、という有様だった。

思うに、『みんな冬だから一応手袋は持って出る⇒しかし暖かいので手袋をしない⇒そのうち手袋の存在を忘れる⇒手袋に対する意識の低下⇒落としても気付かない』という流れが出来ていたのではないか?

片手袋一つ取ってみても、物事には原因と結果があることが良く分かります。


大問題

2009-03-06 22:21:45 | 雑感

P1010001 これを見て欲しい。

片手袋ではない。左右両方の手袋が落ちている。

だが考えてみて欲しい。

この手袋が風に吹かれて、左右の距離がどんどん開いていく。1m、5m、10m…。

10m距離が開いた状態でも、まだ“左右両方の手袋が落ちている”と言えるだろうか?

そう考えてみると、両方揃った状態で落ちた手袋も、距離がある程度開いた時点で“二つの片手袋”になってしまうのだ。

さて、両手袋から片手袋に変化する距離の境目とは一体何cmなのか?

勿論、僕は答えを持ち合わせていない。

激変する地球環境において、この問題は『おたまじゃくしと蛙の境目はどこなのか?』という問題の次に重大な問題である。

皆様も是非、考えてみて欲しい。 


若葉

2009-03-06 01:06:10 | 写真

142141111_213_2 僕はペーパードライバーです。

車がないし運転する機会もなく、免許を取得してから十年近く乗っていません。

友達が車庫入れとかスイスイやっているのを見ると心底感心します。

この片手袋を見てください。

自転車と自転車の間に、見事に縦列駐車。

彼のドライビングテクに女の子もメロメロだよ!羨ましい。


本末転倒

2009-03-05 00:22:51 | 雑感

今日、買い物に行く途中、雨に濡れながらも鮮やかなピンク色をした子供用の片手袋を見付けた。デジカメを持っていなかったので、後で撮る事にした。

しかし、買い物からの帰り道、その片手袋は既になかった。

今までに見た事もないぐらい小さくて可愛らしい片手袋だったので、なくなっていたのは残念だった。写真に撮ってブログにアップしたかったのに。

この話を知人にすると、「良かったね」と言われた。

僕はハッとした。

あんな短時間でなくなっていたのだから、恐らく子供のお母さんとかが気付いて取りに戻ったのだろう。

片手袋は持ち主の所に戻り、再び両手袋になったのだから、確かに「良かったね」なのだ。

手袋は落とさない方が良いに決まっている。それなのに落としてしまうから片手袋には何とも言えない哀愁を感じるのだ。

その事を忘れていつの間にか、誰かが落とす事を願ってしまっていた自分。

ラーメンが好き過ぎて、もはやどこのラーメンを食べても美味いと言わなくなってしまったラーメンマニア、みたいな本末転倒ぶりに気付いて良かったよ。

皆さん、手袋は落とさないように!落としても必至で探しましょう!それでも見付からなくて独りぼっちになってしまった片手袋は僕が記録しますので。

自分への戒めとして今日は写真なし。