かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『証言五 てんこもりの話要るぜ弁護』

2017-04-20 23:50:00 | 写真

某スーパーで買い物した後、その店の資材置き場で出会った「ディスポーザル類放置型道路系片手袋」。

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「うひょっ!ラッキー!」とばかりに喜んで撮っていたら、資材置き場の人感センサーライトが点灯。いきなり明りに照らされる。

驚いて猛ダッシュでその場を離れる俺。別に悪い事はしていないのだが…。いつの日かお巡りさんに呼び止められ事情聴取をされてしまい、

「いやいや、ただ片手袋を撮っていただけです!見て下さい、僕のコレクションを」

と携帯のカメラフォルダを見せた途端、かえって逆効果となってしまい連行。もしそんな事になったら、このブログを見ている皆さん一人一人が証言者ですからね!

「あの人は誠実な研究者です!」

片手袋研究者からの切実なお願いです。


『密林は片手袋を生む』

2017-04-18 20:07:00 | 写真

今、宅配業者が何かと話題になってますよね。再配達の負担やネット通販の即日配達によって掛かる負担。

年度末、夜遅くまで大きなカートを押して働いている配達業者の方を見る度、有難いという気持ちと同時に、制度や法や待遇の改善が良い形で行われる事を祈ってしまいます。

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「軽作業類放置型道路系片手袋」。路肩の片手袋の多くは、駐車違反のリスクから大急ぎで作業をする配達員さんによって生み出されている気がします。


『川相のバスター』

2017-04-17 20:01:00 | 写真

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前回の投稿を読み返してみたら、「これからの時期は川相のバント」とか書いていて自分で自分の正気を疑いました。なんじゃ、そりゃ。

でもその意味で言うと、今回の写真は一見普通の「軽作業類放置型道路系片手袋」に見えますが、いつまで存続するかも分からない築地の現状を切り取った一枚でもある訳で、バントというよりバスターに近いですよね。川相はバスターも上手かったし。

「バスターに近いですよね」。闇が深まっていきます。


『これからの時期は川相のバント』

2017-04-15 20:48:00 | 写真

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冬場、こんなような片手袋を楽しんでいたのは、野球で言えば松井の長嶋さんの看板直撃ホームランみたいなもんです。

でも、そんな時期は終わりました。

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これからは目を皿のようにして、こういう片手袋を地道に記録し続けていくしかないんです。野球で言えば、川相のバントですね。

でも、むしろこれからが片手袋研究家の真価を問われる時期。気を引き締めてバントしていきます。

何でも野球で例える、しかも選手のチョイスが若干古い、というのはオッサンの特徴ですので、お許しくださいませ。


『残留型片手袋』

2017-04-14 20:37:00 | 片手袋研究発表

サケは一般的に川で育ち、海に出た後再び川に戻り産卵をしますよね。

しかし酒の種類にも色々いて、海に出る種類を降海型、川に残ったまま生活する種類を河川残留型というそうです。

桜も散り始め、さすがにファッション類介入型を中心とする冬型の片手袋とは出会わなくなってきました。

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しかし四月位だと、まだ稀に上のような片手袋に遭遇します。しかしこれは最近落とされたものが拾われたのではなく、まだ寒さが厳しい時期に拾われたものが未だにこの場所に残っている、と考えた方が良い気がします。サケで言えば河川残留型ですね。

以前も書いた事ですが、 三か月位同じ場所にとどまり続ける片手袋も珍しくありません。ですから、これからの時期に出会うファッション類の片手袋には、

「お疲れ様」

と一声掛けてあげたくなりますよ。三か月も同じ場所にあった片手袋がある日なくなっていると、何だか心にぽっかり穴が開いてしまったような心持になります。