昨年からはじめた山登りですが、仕事が忙しくて、今年になって4月から4回ほどしか行けていません。
岩手県の万寿山、駒ケ岳、八ケ岳の北横岳、三ツ岳、そして最近9月30日は、岩手県の薬師岳に登りました。
八ケ岳は、名前を聞いただけで、あこがれてしまうような魅力がありますが、まさか自分が行けるとは思ってもみない所でした。でも、7月に夢は叶ったのです。秋田をバスで出発をして、その日は、車山の山肩にある「コロボックルヒュッテ」にお泊りでした。
翌日、ロープウェーで一気に2,100mぐらいまで行き、そこから北横岳をめざしました。山頂はあいにくの天気で、周りはまったく見えなかったです。強風で、早々と下山をせまられてしまいました。途中、北横岳ヒュッテを過ぎて左に折れて、三ツ岳に向かいました。この三ツ岳は、まさか、こんな岩山を登らされるとは夢にも思わなかったような厳しい岩山で、それが3つもあるのだから、仰天びっくりなことでした。
とても登山初心者が登るような山ではないのですが、足を踏み外したら危険なところを体全体ではいつくばって登ったり下りたりしているうちに、前の人と同じ足場ではなく、どこが自分にとって安全で楽な足の位置や手のつく場所なのかと工夫するようになって、それが楽しみに変わっていったのだから、不思議なものです。山登りってスポーツなんだ・・と、ようやくというか、申し訳ないほどの初心者の感想をもちました。
平均年齢65歳ぐらいの女性たち十数名が無事に下山して、その達成感はハンパないぐらい笑顔笑顔の帰宅となったのでありました。、
そして、先月末の岩手薬師岳、風と雨で冷たい登山でした。山頂では強風にさらされて、登り切った喜びもどこかにふっ飛んでいってしまいました。
今年の登山は、なかなかお天気に恵まれませんでした。山は、お天気がよくないと、せっかくの景色が見えません。
きのう、あまりのお天気の良さに、男鹿に向かい、ふるさとの山寒風山に車で上りました。山頂から見えるその雄大なパノラマに、もう大満足でした。はるか向こうには鳥海山が富士山のように美しく見え、大潟村や麓の村々の黄金色の田んぼ。船川よりの山では、パラグライダーが5,6機、悠然と風にのって飛んでいます。こんな素晴らしい風景をもつ山が、ふるさとの山があることに、大きな感動を覚えました。
65歳で山登りの楽しさを知って、自然の素晴らしさを感じて、いい趣味を見つけたものだと思っていましたが、もしかしてその原点は、小さいころから登っていたうちの裏にあった寒風山、その山が持つ魅力を幼心に染みこませていたからなのかもしれません。
今年はあと1回、11月に小安峡、女滝沢トレッキングに行きます。良いお天気だといいなあ・・
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