いやあ、一昨日に読み終えたのですが、すぐには感想を書けませんでした。
単純ではないもの、なにか、幾重にも考えさせられてしまう本でした。
小池百合子さんのことはある程度知っていたつもりだし、本に書かれていることも、ああ、そうだったなあと過去の歴史を思い起こすことができる。自分の信念はなくとも、時の権力者に取り入って、自分のポジションを確保し政界を渡り歩いてきた人。そのまんま。
その小池さん、カイロ大学は卒業していない・・ということの出発からして、ごまかしてやってきた、やってこれた人生。東京都知事、2期目も圧倒的な得票で当選した。
私が小池さんといえば思い出すのが、希望の党をつくり、野党を解体させた功績である。自民党側からみた功績ではあるが、政治家がいともたやすく勝ち馬に乗りたいだけで、ダダーッと理念も信念もすてることをまじまじと見せてくれた・・あの時。
国会議員に鞍替えして総理を目指すかと思ったが、そこまでの度胸もなかった。度胸と言うよりは、負ける戦より、現状維持だったのだろうが。
政治家って、なにをする人なんだろうなあ・・というのが分からなくなる。
権力を持つことと、それを選ぶ人の相互関係で成り立つことなのだ。
権力争いは政治家の常だし、小池さんもそれをやっている。あるのは上昇志向だけ。女性であるが、女性のために政策を考えているわけではない。他人は利用するために存在していると考えているような人に思える。
新型コロナの感染拡大対して、女性リーダーたちがとってきた賢明な施策とはまったく違うような思考、やっているふりだけ。安倍さんと同じ。
本を読んで思ったことは、小池さんは数としての女性政治家としての存在はあっても、それで社会が変わることはないだろう・・ということ・・ですね。
西谷さんの番組聞きました。小池さんのことをはっきりと言っていますね。
この番組はとてもおもしとかったです。
情報ありがとうございます。これから私も聞きますね。