国会で問題にされている、裁量労働制ってなんだろう。国会中継をみていても、さっぱりわからないし、そもそもなんなんだ？
これまで、労働時間で賃金を支払っていたのが、成果主義で賃金が支払われる制度のようだ。
職種、業種によって、この制度を利用できるかどうか、決まっているらしいのだが・・。
これは、企業にとっての都合のいい制度であって、労働者は成果をだすためには、過労死になりかねない。
多様な働き方を望んでいるかのように政治家やメディアが発言することに違和感を感じている。今も多くの人はパートや派遣や非正規など、自分が望んでいなくても多様な雇用形態で雇われている。
これ以上、経営者の都合のいいように働かせないでほしい。
大事なことは、まっとうな生活ができる賃金を支払うということだと思う。
昨夜遅く、ＮＨＫの時事公論をたまたま見ていたら、ミサイル迎撃の話で、イージス・アショアのことについて触れていた。
候補地にあがっているのは、山口県と秋田県の新屋演習場であると、説明していた。その情報は、既成の事実のごとく放送されていることに、驚いた。
グーグルマップを見せながら、住宅地のすぐ側であることなど、地域市民から不安の声があがっている・・などと話しながら、自治体の長の理解が必要との話はでていたが、秋田県で、国のやることに反対する首長はいない。候補地が決まったら、説明を求めていくと語るトップは、もはや容認状態である。
秋田にイージス・アショアが来たら、不動産価値は今より下がるだろう。市民の資産価値をさげることに、考えは及ぶだろうか・・。
県出身者の定年後の帰住や移住を勧めていても、もう、帰りたくなくなるだろう。
人口減少対策を・・といいながら、街のすぐそばに、ミサイル基地をつくってもいいと考えることは、人を秋田県に呼びこむことには繋がらないと思うのだが。
県民国民を守るといいながら、どんどん反対のことをする。
さらに、今、イージスにあるレーダーは、迎撃の正確率が低いので、もっといいレーダーをアメリカから購入して、それを付けたいと思っているんだって。spy6レーダーとか言っていたなあ。
そんなことを今、ＮＨＫで言っていいんかい？と思ってしまうような、ＮＨＫの解説者でした。
高校での銃の乱射事件について、高校教師に銃を持たせて訓練し、その先生にボーナスを出すという発言をするアメリカ大統領トランプと、まったくおんなじ考え方なんだよな。
攻撃されたら、迎撃してやっつける・・。その先にある人の命は、彼らにとっては見えないものなんだ・・・・。見ようともしない。
ため息がでる・・。
また、福井県に大雪だ。除雪車のオペレーター不足で、寝る時間もなく、除雪に追われているというニュースを見て、思った。
自衛隊はどうしている？
自衛隊には、除雪車や、オペレーターがたくさんいるだろうと思うのだが、また姿を消してしまった。
先日、国道８号線の除雪をしていた自衛隊は、スコップで人海作戦だった。そのときも、除雪に関して、もっと最先端の機械とか、小さい除雪車とかないのかと思った。人海では時間がかかりすぎるだろう。
ミサイルやイージスアショアを買うお金はあっても、豪雪地帯で、雪から国民を守るために、スコップですか？ なんだかおかしいくないですか。
名護市の市長選のニュースを見ていて、思ったことだが、名護市は、国の政策に同意しない市長だったから、北朝鮮と同じように経済封鎖されていたのではないのか。
妻が、自分の思い通りにならない時は、お金を渡さないＤＶ夫は多いが、国も同じようなことをしていたわけだ。
今度の市長は、自民党、公明党、維新の会の推薦で当選したというから、国のいうように辺野古に基地をつくっていくのだろう。見返りは、止めていた基地再編交付金。
経済と引き換えるもので、取り返しのつかないことにならないように願うばかりだ。
