月に一度、最終木曜日に、一番楽しみにしている高橋源一郎さんの「論壇時評」が掲載される。
きょうのタイトルは、「支配と服従が横行する国」というもの。 自由の足元 という題もある。
コムデギャルソンの川久保玲が、反戦をテーマに、軍服をモチーフにしたデザインを発表したそうだ。デザイナーのカール・ラガーフェールドはシャネルのショーのラストで、スーパーモデルたちにハンドマイクやプラカードを持たせてデモ行進させたのだそうだ。
プラカードには、「戦争ではなくファッションを」。「男も子どもを産んでみればいい」「歴史をつくったのは女たちだ」「ひとりひとりちがっていてもいいじゃないか」
すごいなあ!!!。こういうことば。 じぃーんとするね。それを発信しようとする心に!
そして、外国人技能実習制度というのがあって、安価な労働力として自由のない人々がいること。外国人だからと自由も人権もうばわれていることに気にかけないない日本の人。
そして、石橋湛山について書いていた。
今、日本という国は、戦争への道をふたたび歩もうとしている。道徳教育の見直しや、憲法9 条の軽視や、男女の役割分担の強化や、・・・
じわじわと自由がなくなっている、このとき
高橋源一郎さんの考え方に、いつも励まされている。