来週末、7日、8日とアトリオンで開催される「女性を地方議会へin 東北」の準備をすすめている中で、面白い記事をみた。
毎日新聞のきりぬきなのだが、女性議員比率が30%を超えている市区町村をピックアップしたものである。
数は52市区町村あり、もっとも女性議員が多いのが、神奈川の大磯町で、57,1%である。つまり女性の数のほうが多い。14人中、8人が女性で6人が男性である。このデータは、2011年の選挙後とあるので、今年は改選かと思い、調べてみたら、7人対7人で、現在は50%ということ。
それでも、おどろきである。
この新聞記事は、今年の4月の地方選挙にむけた記事のようで、若干数字は変わっているかもしれないが、
それにしても、女性議員50%を超えるのが、同じく神奈川の葉山町。少しダウンで、茅ヶ崎市35,7%二宮町35,7%逗子市33,3%、鎌倉市30,8%とつづく。
東京は、小金井市、国立市、狛江市、文京区、豊島区など、それでも30%に10の自治体が入っている。
セクハラ野次があった都議会は、20%だったらしい。
大阪や兵庫なども、圏内にはあるが、地方都市ではなかなか30%のカベは厚いようだ。
昔、神奈川ネットで議員を押し出していくの女性たちの活動を参考にしたいと、議員さんを呼んで勉強会を開いたこともあったのだが、あらためて、この20年間の神奈川の女性たちの活躍には、敬意を感じる。
先の大磯議会の記事には、女性議員が増えたことで、議会が変わり、生活者の視点が重要視されていく様子が紹介されている。
なぜか湘南地区にあつまっている、より民主主義に近いかたちの議会、市民の暮らしはどんなものか、興味のあるところです。