日曜日に千葉の叔母の一周忌の法事があって、7日土曜日の新幹線で上京した。
お昼に上野について、すぐ東京都美術館に行った。小雨がふっているのに、上野公園は、動物園に向う人や美術館に行く人が結構いた。
おめあての東京都美術館は、思ったほど混んでいなかったが、それでもフェルメールの真珠の耳飾りの少女の前は、たぶん500人ぐらいがラインをつくっていた。「歩きながら鑑賞してください」 と係りの人が言うので、あまりじっくり見ることができない。
あおいターバンをして、大きな真珠のイヤリングをしたその少女は、見る者が移動しても、じっとその視線を投げかけてくる不思議さがあった。
モデルではなく、フェルメールの空想の中の少女の絵ということらしいが、フェルメールの絵に共通するなめらかな輝きが、ほんとうに美しいと思った。
秋田から来たんだもの・・・と思って、また、列の最後尾に行き、2回見てきた。
他にもレンブラントの自画像や、ルーベンスの聖母被昇天(下絵)などがあった。この絵はフランダースの犬の少年ネロが見た絵の下絵ということで、本当の絵は5メートルもあるそうだ。いつか本物がみたいものだなあ。
絵に関しては完全なるミーハーであるが、こういう機会があると、幸せを感じる。
いとこたちと美味しいものをたべて、お墓参りをしてきた。 ちょっとした夏休み・・・