3月11日の東北関東大震災から10日がすぎて、被害の大きさに胸がいたむ。
加えて、原発に関するニュースから目がはなせない。
チェリノブイリ事故の後も、着々と日本国内で増え続けた原発。節電をよびかけてカムフラージュしながら、どんどん電気の消費をのばしてたり、オール電化の家を売り込みたかった電力会社と国と業界で進めてきた原子力発電所の建設。福島第一原発だけで10基とはおどろいた。
1基5000億の事業というから、公共事業としては、おいしい事業だったのだろう。
私は電力会社は独占企業だと思っている。しかも、2か月電気代を滞納しただけで、ライフラインともいえる電力を止めてしまう、非人道的な企業だと思っている。
今回の原発の事故の原因である津波は想定外だというが、なぜ想定しなかったのか、そちらのほうが不思議である。
しかし、今、懸命に作業に取り組んでいる、電力会社の関係者、自衛隊、消防庁の人たちにはほんとうに感謝したいと思う。被爆するかもしれない状況の中で、大変な思いで作業をしているとおもう。
でも、私はその人たちをヒーローとは思わない。~の男たち~という言い方も違和感を覚える。・・・・ただ、ただ、それらの作業が無駄にならないように、これ以上原発事故が大きくならないように祈るだけである。
放射能は目に見えないからこわい。すぐに身体に影響がないからこわい。じわじわと人間の細胞を破壊するから怖いのである。1基でもメルトダウンしたらと思うと・・こわいです。
この10日間、政府に対して、メディアに対して、男女共同参画と防災について・・などいろいろ考えてきました。 なにができるかな・・。