加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

ちがいを認める

2007-10-31 23:42:34 | Weblog
 きょうは、NPO法人いきいきFネット秋田の設立記念講座&懇親会が、秋田市のみずほ苑でありました。講座は40名程のお客さま、懇親会は35名の方々でした。夕方のお忙しい時間にありがたいことでした。

 わたしは司会をしましたが、緊張していたのか、デジカメでとることを忘れていました。
 なんというドジ・・。
  これからまた、いろいろな方々とネットワークをくみながら、男女平等のための活動をしていきたいものです。

  懇親会の最後、お礼のことばとして、副理事長の長澤美知子さんが、「ちがいを認めようといいますが、ちがいを認めることの難しさを実感している」と話をされていました。ほんとうにそうだと思います。そして、このことが実践されたときに、人は楽になります。ちがいを認めないで、自我を通そうとすることが支配につながるのだと思います。人はなんと、その道にすすみやすいことでしょう・・。
    なんていうわたしも、かつてそこのところで、グルグル回っていました。
    他者・・なんていうことばも、そのようにして実感として理解できたような気がします。

 人はひとりひとりちがう!ちがうからこそ、個性が生きる。そんな人たちが集まってお互いを認め合えれば、男女共同参画社会の実現も近い!

   う~~ん、でもそれだけでもだめですね。制度や意識や、まだまだPRが必要ですね。よーし、やる気がでてきたなあ・・。


紅葉狩り

2007-10-30 23:56:46 | Weblog

 きょうは「がりっと平等」の役員会打ち合わせで、阿仁前田から角館まで、秋田内陸縦貫鉄道でのプチツアーを楽しんできました。

 阿仁前田は、先日の水害の爪あともまだくっきりと残っていて、ようやく片づけができた家屋や取り壊し中のもの、また壁一面にかびがでていたりと、その災害の大きさに胸がふさがれる思いでした。水田には流木や土砂がまだあり、稲が刈られることなく残っているところもありました。
   駅前の商店街は、この先回復ができるのか・・、一日もはやい援助が必要と思いました。高齢化する地方では、これから融資を受けるのも困難が予想されます。

 のんきに紅葉狩り・・というのもなんですが、初めて内陸鉄道に乗って、秋を満喫してきました。この鉄道も存続が危ぶまれているようですが、とても魅力のあるところを走っています。今日の案内をしてくれた、北秋田市の市議会議員、小塚光子さんの話では、水害のときに、道路が遮断されても、人々は鉄道で移動ができたとか・・。観光だけでなく、地元の人々の足として、なんとか残してほしいですね。

 「がりっと平等」は差別のない社会をつくるために積極的に政治参画をしようとする会です。

  

  

 

 

 


畠山被告の事件から

2007-10-29 23:54:28 | Weblog

 藤里町の児童殺害事件の畠山被告が、きょうの裁判で、子どもの頃から父親に暴力を受けていた、という内容が魁新聞の夕刊にありました。

 奈良県の医師の息子が、義理の母と姉妹を放火で死に至らしめた事件も、医師である父親からの暴力が原因でした。

 家庭が子どもにとって、安心できる場であると言い切れない現実があります。それは夫から妻への暴力を目撃することによって。まれにこの逆の場合、そして親からこどもに対する直接的な暴力、ことばの暴力、比較、評価、などさまざまな形で、暴力の芽はつくられていきます。

 やがて、暴力は内在化して、自分に向かえば引きこもりや自傷行為、他人にむかえばいじめや、直接的な暴力となります。
   現代人がかかえるさまざまな生き難さの要因に、暴力が深く関係しているのです。

 そんなことをテーマに、NPO法人いきいきFネットの設立記念講座を10月31日午後5時からみずほ苑で開催します。1時間の講座です。関心のある方はおいでください。お待ちしています。

  


10月28日

2007-10-28 23:11:34 | Weblog

               

     きょうのお昼は久しぶりに、回転寿司の「本丸」へ。かわいい「親子セット」です。

      

  その後、トイザラスへ行きました。大きなジャコランタンの3段重ねです。
   最近は日本でもすっかりハロウィンが定着したようです。街のディスプレイもクロとオレンジの色合いで、大きなかぼちゃがあったりして、楽しいです。

  我が家は、毎年、10月31日(ハロウィンはこの日です)になると、それぞれが仮装して、こどもたちはキャンディーやクッキーをドア越しに、ロン(夫)からもらっていました。

  こどもたちが小さい頃、子育てサークルをしていたことがあり、10月の末にはハロゥインの仮装をやりました。そのころは今のように、コスチュームが売っているわけではないので、黒いゴミ袋をつかって「魔女」になったりしていました。今は、かわいいコスチュームがたくさんあるし、親達もいろいろ楽しんでいるようで、時代を感じます。

 しかし、なんでもアメリカのようで、ちょっと??と思うところもありますね。トイザラスは、アメリカのお店です。   そして、今日はワールドシリーズも見ていましたので、  ここはアメリカの51番目の州、”日本” という気がますますの一日でした。
  松坂は勝ち投手になれてよかった!。


NPO法人いきいきFネット秋田

2007-10-27 23:55:00 | Weblog

 10年前、「女性問題は人権問題です」 という発言は、カゲキだと言われました。「人権」が「カゲキ」なことばだったのです。
  今は、おなじことばが、あたりまえのこととして通用するでしょうか?
 人権週間というのがあって、12月10日を最終日とする1週間をあてて、法務省や人権擁護委員連合会などが、意識啓発に取り組んでいます。昭和24年からといいますから、早半世紀にならんとするのに、「カゲキ」 はないと思うのですが・・。

 これから、10月5日に登記したNPO法人いきいきFネット秋田の理事として、男女共同参画社会の推進を考えていきます。性別に関わらず、一人ひとりが大切にされ個性と能力を充分に発揮できる社会、それはすなわち人権が守られる社会です。

 できたてのほやほやのNPOです。まだ手探りですが、仲間と一緒に輪をひろげていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 
  

 

 


学力テストその2

2007-10-26 23:43:58 | Weblog

   きのうは、競争について書きましたが、もちろん競争をすべて否定するものではありません。スポーツは勝ち負けの争いですし、選挙などに代表されるように、人数制限のあるところにそれ以上の希望者がある場合は、競争にならざるを得ません。

 わたしは負けず嫌いの性格だと思います。言うまでもなく、勝ち負けの世界は、どちらかが勝てばどちらかが負けるわけです。確立の問題ですが、勝つとうれしいですし、まけるとがっかりですね。

 ですが、学力は、得意不得意に個人差がある中で、現実には入試という競争が行われています。これ以上、子ども達をランク付けしなくてもいいのではないかと思っています。上位にある県では、早くも来年の学力テストで、ランクが下がらないように・・プレッシャーがかかっているような新聞報道があると、まったく意味のないことをしているように思えてなりません。

 この学力テストは、小泉・あべ政権が、教育基本法改正(改悪)、競争主義に走っていた”つけ”です。そういえば、三浦朱門が、「一部のエリートをそだてればいいのだ」 とか言っていたころに決まった学力調査なのではないでしょうか・・。

 話は変わりますが、メディアがおかしい・・と思います。亀田というボクサーが反則をしたということですが、報道時間が異常に多い気がします。そんなに大きな問題なのでしょうか?朝青龍の相撲界といい、ボクシング界といい、人気でお金になる時は持ち上げておいて、不祥事でばっさりたたく・・同じ穴のむじなですね。
   こういうニュースよりも、テロ新法や、消費税アップの話がもっと出てもいいとおもうのですが、カモフラージュに使われていると思うのは考えすぎでしょうか・・。


全国学力テスト

2007-10-25 23:26:24 | Weblog

 全国の学力調査で秋田県がトップクラスという結果がでました。なにかにつけて全国最下位・・とか言われている秋田県が、学業でトップというのはうれしいことです。

 しかしです。77億円もの税金をつかって、子どもたちのこうした成績を、県別で競わされて、はたしてなんのメリットがあるのでしょうか?
  日ごろから、子ども達は、他の人との競争や比較の中で生活をしているのに、それが全国で何番目とか、新たな比較の対象にされて、気の毒としかいいようがありません。

 ちょうどきょう、サンパルで秋田市の女性学習センターが主催したサンパル女性セミナーに参加してきました。フェミニストカウンセラーの松葉谷温子さんが講師で、快適な関係づくりのためにというテーマの講座でしたが、その中で自分を見つめるために
  「あなたは自分のどんなところが嫌いですか?」と質問がありました。
  わたしは、「自分が人より劣っていると考えてしまうところ」  と書いたのですが、松葉谷さんのお話から、”それは小さいときから、比較され続けてきたから” である。 ということがわかりました。

 競争して勝たなければ、認めてもらえない、人と比較して劣っていれば認めてもらえない・・・・そのように成長すると、やがて、いつもだれかと比較して悩む人になります。   

  最近よく言われる”みんなちがってみんないい”とか、”ナンバーワンよりオンリーワン”という発想は、比較しない発想ですよね。  

  今回の全国学力テスト、しつこいようですが、77億の税金をかけてやる意味がわたしにはわかりません。せっかく秋田がトップで朗報なのに・・ね。(これも勝つのがいいと思っている証拠です。根深いです )


サンディエゴの山火事

2007-10-24 23:34:15 | Weblog

 カルフォルニアで、大規模な山火事が発生して被害が広がっています。
  夫は、カルフォルニアのサンディエゴ出身なのですが、今度のような大きな火事は経験がないといいます。サンディエゴに住む弟からのメールでは、彼の仕事場の近くにある、チャージャーズ(フットボールチーム)のスタジアムには、大勢の人が避難して泊まっていて、上空をヘリコプターが飛んでいるそうです。
  幸いにも弟のアパートは街の中心なので、直接の被害はないと思いますが、煙が広がってくると、空気も心配になります。

 アメリカはたくさんのお金を軍事費としてつぎ込んでも、山火事を消す方法も開発できないのでしょうか?国外ではテロとの戦いで、国民の安全を守ると言いながら(欺瞞ですが)、国内で、国民が被害にあっていても、手も出せないなんて・・。

 自然災害の前に打つ手がないのかもしれませんが、カトリーナのニューオリンズの甚大な被害も、堤防などの公共事業に税金を使っていないための人災だという話も出ていましたから、今回の火事も、こうなる前に防ぐ対策がなかったのかと、ニュースを聞くたびにため息がでます。


きのう・・

2007-10-24 07:34:46 | Weblog

 きのうは、夫が学園際の振り替え休日でしたので、例のごとく映画を見にイオンに行きました。送りがてら、中三でやっている、十文字のイズミヤ出版のフェアをのぞいてみましたら、あゆかわのぼるさんがいらっしゃいました。

 秋田弁「なるほど大戯典」という本を購入し、サインをいただいて、はじめましてのごあいさつをしながら、たまにラジオで聞いているその声をマナできくことができました。あべ十全さんもいらして、秋田の有名人に会えてラッキーでした。
   お2人とも秋田弁を駆使してお仕事をしていますが、秋田弁がなくならないように頑張ってほしいなあと思いました。秋田弁はいいです。

  帰りがけに、とあるお店で、なにげなくかかっていた(ハンガーではなく洋服かけにふわっとおいてありました。買う気もないから値札も確認しなかったのです)洋服が、とてもすてきだったので、鏡の前で着て 「うん、似合うなあ・・」 と思ってながめていたら、むこうで試着しているお客さんのものでした。あ~あ、恥ずかしい・・・。なんでこうも間抜け何だろう!!。
   恥をかくことには慣れてはいても、ああ~あ、またやってしまった・・


あなたを忘れない

2007-10-22 23:57:40 | Weblog
 きょうは映画「あなたを忘れない」の上映会の日でした。
  3回の上映でしたが、1回目は人が入りきれないほど、たくさんの人だったようです。

 サンプル盤でTV画面で見たときとはちがって、大きな画面での映画は一味も二味もちがいます。この映画は、ストーリーもさることながら、音楽がいいです。帰り際にサントラ盤のCDはないですか?という方が多くいらっしゃいました。なくて、残念でした。

 最初に見たときは、自分の息子があんなかたちで命を落としたら・・と思い、少し違和感を感じていました。犠牲になるというのも、素直に受け入れることができませんでした。でも、きょうは、この人の意志は、こうして韓国と日本の架け橋になってわたしたちを結びつけてくれているのかもしれない・・・と思うことができました。

 いのちは大切です。その大切な命を、”関係ない”という今どきの社会にあふれている薄情さに、主人公のイ・スヒョンさんは、だまって見ていることができなくて、投げ出してしまいました。線路に落ちた人の命も大切な命、それを助けようとした人の命も同じように尊い命です。結果は亡くなってしまいましたが、助けようとした勇気はすごいと思います。

 韓国と日本、戦争をはさんでさまざまな事があって、今も歴史は続いています。
 もっともっとお互いの交流が進んで、仲良くなれたらいいなあと思います。
  ナザレ園協力会の一員として参加できて、そのことにも感謝です。