最近、新聞をしっかり読むのがいやになっていた。見出しを見ただけで、日本がどんどん戦争のできる国に近づいているようで、それ以上、読む気がしなかったのだ。
そうしたら、きょうは、日米の防衛協力を拡大だの、治安維持活動を定義だの、自衛隊の活動地域に制約なしだのと、まるで、戦前に戻ったような記事がでていた。
なにこれ?状態である。
加えて、社民党の福島瑞穂さんが、国会で「戦争法案」と発言したら、自民党議員から、発言の修正を求められたそうだ。
今、右翼団体一水会の鈴木邦男さんと孫崎享さんの対談「今語らねばならない 戦前史の真相」を
読んでいるが、まあ、今の政治家は過去を勉強していないそうだ。この今、日本がいかに危機的状 況にあるのか、アメリカの追随の道を歩む危険を語っている。先の戦争も、日本は相手国の情報分析もなにもなく、精神論で闇雲に突入していったのだ。
安倍さんも過去の歴史認識を認めたくない。得てして、加害者は自分の行動は相手に責任があると主張するものだから・・これもDV男の典型であるが。
政治は、私たち国民の幸せを考えているわけではない。このことには、ほんとうにがっかりする。 地方選挙でも思うのだが、住民、市民の幸せを考えている政治家は、どれほどいるのか?と思ってしまう。
戦争をする国を作る前に、名前の連呼だけで、その人となりの考えや、在任中の実績などがわかるような選挙運動を展開できるような、選挙に関する法律をもっと真剣に考えてもらいたいものである。
名前だけ、おねがいします!だけの選挙運動は、時代錯誤だと思う。
大好きでみている、「なにこれ!?珍百景」 状態に、世の中、なにこれ!が多すぎる。