ことし、2015年も、3分の2がすぎた。
8月が終わると、夏も終わり。 秋田はもうすぐ、さむい・・・という日が近づいてくる。
8月の終わりは、少し感傷的になる。
センターから見える千秋公園の木々も、うっすらと黄色っぽくなってきた。桜の葉は、一部オレンジ色になった。今年は季節の移ろいが早い気がする。
年齢のせいだけだろうか・・・
ことし、2015年も、3分の2がすぎた。
8月が終わると、夏も終わり。 秋田はもうすぐ、さむい・・・という日が近づいてくる。
8月の終わりは、少し感傷的になる。
センターから見える千秋公園の木々も、うっすらと黄色っぽくなってきた。桜の葉は、一部オレンジ色になった。今年は季節の移ろいが早い気がする。
年齢のせいだけだろうか・・・
朝、友人から、電話が入った。「加代子さん新聞みた?鹿児島の知事が、女性にサイン・コサインを教えて何になる」って言ったんだよ。「ええ、まだ新聞みていないよ・・」 といいながら、新聞を広げると、
鹿児島県知事が「口が滑った」と言っているらしかった。
こういう発言を、これまでもどんだけ聞いたことか。女性蔑視ではないと必ず言うが、「女性には、植物の花の名前や草の名前を教えたほうがいい」とも言ったらしい。 意味不明な発言だ。
女に教育はいらない・・とは、かつては日本でも当たり前に言われていたから、タリバンが女性の教育を禁止したり、学校を襲撃したりすると、かつての日本のようだな・・とか思っていたけれど、そんな人はまだまだ日本にもたくさんいるのだ。
必要のないことは教えることはない・・という意味なのか、それなら男性だって、サイン・コサインなんになるという人もたくさんいるだろうに、性別で発言してしまうことろが、なんとも固定的な性別分担意識に凝り固まっているおっさん丸出しである。
思考力を育むのが教育だろう。
役にたつたたないは、だれにもわからないものだと思う。
今回の研修でも、いくつかワークショップに参加をしたが、女性パワーを感じたのが、クオータ制を推進する会が主催した、「北京+20」前へ!~世界の潮流は男女50・50」へ と、いうワークショップでした。
クオータは割り当て制といって、ある一定の割合を男女どちらかに割り当てたり、一方の性が何割を超えないというような、制度だが、今は、50・50(フィフティ・フィフティ)・・これをフランス語のパリテで表現し、クオータからパリテへ、 ということで、女性議員を増やそうと提案していました。
国会では、超党派の議員がこのことに取り組んでいるということで、研修会場には議連の代表として民主党の中川正春議員が来て挨拶をしていました。正直、国会議員がこんなことに取り組んでいるのも驚きでした。
上智大学の三浦まりさんをはじめとする教授陣とともに、現在、法案づくりに取り組んでいました。
日本もようやくここまできた! うれしくなる。 最後にはアピール文を共有し、参加者で写真を撮った・・
赤松良子さんや谷口真由美さんも一緒の写真となった。
あれっ、 写真が手元に届くのは、いつのことかな・・・?
今度会えるのは??いつ・・来年かな・・
埼玉県の武蔵嵐山町にある、国立女性教育会館の夏の男女共同参画フォーラムに、今年も出かけて、昨夜帰ってきた。
初日の基調講演は、横浜市長の林文子さんだ。
ずいぶん前にNHKで、トップセールスというドラマがあって、大好きな夏川結衣さんが、演じた主人公は、この人がモデルだった。
自己紹介の中では、ドラマでみたような内容のお話がでて、林さんが、どんなふうに人の心をつかみ、信頼をもって人と接してきたのかが語られた。
二日目のシンポジウムが、北京会議から20年ということで、その成果と課題と題して、行われた。
このシンポジウムには、私が今回最も会いたかった、「おばちゃん党」の谷口真由美さんが、出る・・ということで、前の席で、見たい聞きたいと思い、講堂の前のほうに席を探しながら行ったら、最後の階段で私は転んでしまった・・・。
いままで、感じたことのないほど、強く足を挫いてしまった。 会館の職員の方からテーピングをしていただいて、夜は氷で冷やした。そのかいあって、翌日はなんとか歩けるようになったが、研修最終日だというのに、やりたいことや話したい人がいても、自由にあるけない・・なんと不自由なことかと思った。
池袋まで、友人に迎えに来てもらい、荷物を持ってもらいながら、新幹線は東京より、上野から乗るほうが歩く距離が少ないと判断したのだが、しかし、ホームのエレベーターが遠いなあ・・。
普段は、あまり気にも留めないで、重い荷物も持って階段をあがるのに、不自由なことがあることをかんがえないと、東京でのパラリンピックも、これは大変なことだなあ・・と考えたりしたのでした。
研修についてはまた書こうと思う。
あっというまに、お盆もすぎて、庭ではコオロギが透き通った声でコロコロと鳴いている。
雨上がりの風は、こころなしか秋の気配で、きょうは、夕飯を作る時に、キッチンの窓を閉めてしまった。ついきのうまで暑い暑いと言っていたのに・・・、季節は確実にめぐっている。
終戦記念日もすぎて、戦争特集も、70年目のなんとか・・・が目立っていたが、私は、ネットで無料配信された、「アルマジロ」というドキュメンタリー映画が印象深かった。
アフガニスタンの最前線での、デンマークの若者たちの、半年の任務の記録だ。デンマークは徴兵制度がある。
タリバンだと思われたら、民間人かどうか確認することもなく、殺されていく。今は無人偵察機で、人を感知し、ゲーム感覚で、ボタンのスイッチを押すのである。
戦争は中毒になる。緊張と興奮の殺人ゲームの中に若者を引きずりこんでいく様が、秀逸な映画。よくこんな映像がとれたものである。
こんな状況に、子どもをおきたい親がいるだろうか・・。 なんのために?
必見の映画だとおもう。
ことしも、広島に原爆が落とされた日がやってきた。
70年前になる。私が今63歳だから、私がうまれる7年まえのことだ。
世界で唯一原子力爆弾を受けた日本が、非戦を訴えるのはあたりまえのことだと思う。
憲法9条をまもりたいと思う。解釈変更など、されたくない!
日曜日、朝、フジテレビの新報道2001を見る。
安倍さんが安保法案を通そうとして、自民党の支持率が下がったことで、中国の脅威を持ち出し、だから、この法案が必要なんだと言っていることについて、安倍のお友達の金美麗などが、必死に安倍さんを擁護していた。
中には、この法案の違憲性が問題だと指摘する人もいたが、中国を批判する声の大きさに、かき消されてしまう。
多くの国民は、憲法違反の可能性のある法案について、強引に採決されるのは、反対だと言っていると思うのだが、フジテレビは、とにかく中国は、危険国家であるようなことを言っている。
例の東シナ海のやぐらの写真も頻繁にだしていた。 むりやり、軍事利用のために施設なのではないかと発言をして、脅威を煽っていた。 16基あるそうだが、今、今できたのでもないようなやぐらを、なんで日本はいままで、だまっていたのか、そっちのほうがむしろ、心配である。
フジテレビは見ないようにしていたのだが、あまりのわかりやすさに、報道という名のプロパガンダの怖さを思う。
同じ番組ではないかもしれないが、
戦争時に天皇がいたシェルターの写真も公開されたのを見た。 頑丈なつくりである。
国民は、死に、国土は焼け野原になっても、天皇は生き延びることが最優先されたのだと思う。
アメリカがイランの核合意について、議会でもめているらしい。
日本は、集団的自衛権なんで、持たなくてもいいのではないかと、脅威は、中国なんかではなく、
アメリカにこそあるのではないかと、思えるのです。