加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

母の友達

2007-09-30 21:52:58 | Weblog

 お昼すぎに、娘と一緒に母の施設に行きました。

         
  母のともだちの3人(?)です。左から、かつごろう、みーちゃん、まー坊といいます。
 みーちゃんの着ているケープは、施設の方が編んで母にプレゼントしてくださったものです。まー坊は、最近お仲間入りしました。母の妹の作品で、この中にロールペーパーが入っています。   きょうも元気な母でした。

 施設は、どんな人がお世話してくださるかで、その居心地が決まるのではないでしょうか。充分な人の手がないと、余裕のある介助ができません。

 どこの施設でも、居心地がよく安心できる場所であるために、もっと情報が欲しいと思います。そうして、やがては自分達の居場所となるところをつくっていきたいのです。   ああ・・・夢を語るだけで、おわるのか・・・。それではダメだよ・・という天の
                                                                   声が  聞こえて来そうです・・・。  

  


安倍さんの退陣について

2007-09-30 09:59:52 | Weblog

 きのう、さわやかな秋晴れに、家のことをあれこれしていたら、階段で足を踏み外して腰を打ってしまいました。抱えたふとんで前が見えなかったのですが、歳を感じますね・・。湿布して寝たら、今朝はだいぶ楽になりました。

 掃除をしながら、安倍総理の退陣を考えてみました。
  前代見問の「もうやめた!」とばかりに自分の責任を放り投げてしまったことについて、当初、私は「なんて無責任な・・」と思っていました。今でもその考えは変わってはいませんが、一方で、総理大臣になるような人も、”こんなこともするんだ” というメッセージは、”がんばらなくていいんだよ”とか、”自分を大事にしていいんだよ”とか”逃げる手もあるよ”なんて、自分を大事にすることに通じているのではないか・・、と思ったのです。

 いま、若者に自己中心主義がはびこっていると言って批判する人がいますが、お国のためとか、公のためとか言っても、国のトップになる人が、胃の具合が悪いので「ヤーメタ」 と言えるような国ですから、若者達にそんなに目くじらを立てる必要もないと思います。

 自分を大事にすることは悪い事ではありません。
  今から、60年前には、自分を大事にすることなど考えられなかった、逃げ出したくても逃げ場もなかった若者達が、理不尽にも命を落として逝きました。これからは、2度とそんなことがないように、「自分を大事にしていいんだよ」というメッセージを、安倍さんは身をもって示してくれたのです。お国のためより、健康という自分の命を選んだ前総理を歓迎したいと思います。
  これでもう、お国のために戦え!とはだれも言えないですよね。

 祖父の岸信介の”おもい”を果たしたかっただけかもしれませんが、どこにつれていかれるか、政治家も、よくよく吟味しないといけないですね。(近代の歴史を読むと、重要な決定事項は、見栄や沽券や権威のためだったり、深い思慮を欠いた場合が実に多いです)

 自分のいのちを大事にしましょう。そして人のいのちも大事にしましょう。
  階段から転げ落ちなくてホントによかった!!。


トンネルを通る・・。

2007-09-28 23:46:25 | Weblog

 中央自動車道を3往復ぐらい使用しました。

 あれほど反対運動をして、駅前での署名活動にまで参加していたのに、完成したら、”便利”です。
  絶対通らない・・というほど、意思強固ではないし、好奇心旺盛な性格だし・・・。日赤の心療内科に息子を連れて行くときに、10分は早くなりました。なにせトンネルは2分ですから・・。カーブがちょっと恐いけれど、明るいので、なんとか・・ですね。

  700億弱の費用をかけて、これから、秋田の中心街の交通量は、どのように変わっていくのでしょうか・・。

  あすから、国体です。
   秋田も大いに賑わいを見せることでしょう。いろんなイベントもあるようですし、街にくりだして、楽しみたいです。近所のプールに観戦にも行ってみたいと思っています。


子どもを産む環境

2007-09-27 23:56:33 | Weblog

 きょうは、昨年度のさきがけBLCの仲間が集ってのランチの日でした。
  久しぶりにお会いするのですが、おしゃべりに花がさきました。

 遠方で暮らしている娘さんが出産を迎えるので、お世話にこちらから出向くという方の話から、秋田でも産婦人科の医師不足から、里帰り出産は受け付けない病院が増えているという話がありました。、少子化が言われているのに、安心して子どもを産める環境は不十分なのでしょうか。ますます子どもを産みにくくなっているようです。

 

 


時津風部屋の事件

2007-09-26 23:33:50 | Weblog

  高校生が自殺したり、こどもが親を殺したり・・。毎日なにかしら悲しいニュースがあります。

 きょうは、相撲部屋でリンチが行われたニュースがありました。17歳の少年でした。
 まだ、あどけなさの残る可愛いお顔でしたのに、なんとむごいことをするのでしょうか。

 相撲はスポーツでしょう。軍隊ではないはずです。いつか、TVで朝青龍が竹刀で、人をたたいている練習風景をみて、イヤだなあと思いました。勝負の世界は甘くないとは言え、踏んだり蹴ったりの暴行がまかり通る世界なのでしょうか?今回の事件も亡くならなければ、”普通”のことだったのか。野蛮そのものじゃないですか。
   3度も逃げ帰ったのに、親に戻れと言われたそうで、かわいそうでなりません。

 スポーツは今は根性の時代じゃないとおもうのですが、スポ小などでも、監督になぐられたりしていることもあると聞きます。
  その人のもっている良さをひきだすために、励ましたり応援したりして資質を伸ばしてあげることができないのかなあと思います。

 暴力が日常化すると、人間の感覚が麻痺します。暴力を受ける人も暴力を内在化させ、いつか他人にむけて爆発させます。
  スポーツも暴力の影がちらついたら、おしまいだと私は思います。まして国技の世界のことです。亡くなるまででないにしても、このような暴力が相撲の世界の日常茶飯事だとしたら、
  伝統とはなんなのでしょうか・・。


十五夜・・

2007-09-25 23:55:41 | Weblog

 きょうは十五夜、澄んだ空気の夜空に、お月様がキレイでした。

 ジャン・ユンカーマン監督作品 映画「日本国憲法」 を見て、その中に登場した、ジョン・ダワーさんに興味をもち、その著書、「敗北を抱きしめて」を読んでいます。
  上・下2冊本で、まだ上の半分ぐらいなのですが、わたしは、日本という国は、国民はと言ったほうがいいかもしれませんが、いまだ戦後を生きているのだ・・と直感しました。奇しくも安倍前総理は、戦後体制からの脱却と言いました。安倍さんのそれは戦前に返ることでしたが、本を読んでいると、本当の意味での、戦後の民主主義に基づく政治の獲得を、怠ってきた国民性が、まざまざと浮かびあがってきました。

  食べる事に精一杯で、働いてなんとかくらしも安定し、これから・・・というところで、格差社会に突入したことは、政治の貧困が、アメリカ占領のままに、60年も時間が過ぎてきたことを教えてくれます。

  政治は、政治家と一部の人の為でなく、国民の福祉のためにあってほしい・・。
    それは、十五夜の月のウサギのように、夢かまぼろしか・・・。かな?


消費税は何に使われているのか・・

2007-09-24 23:57:26 | Weblog

 予定通り、福田さんが自民党の総裁に選ばれました。この政権は、そう長くは続かないと思いますが、問題が山積していますので、国民の目線にたった、政策を期待しています。

 消費税アップの話がでています。そもそも、導入開始の時に福祉目的といわれた、消費税は今、どのように使われているのでしょうか?増税をする前に、現在の消費税が年間どのぐらいあって、何にどう使われているのかを明確にしてほしいし、そこをきちんと説明してもらいたいものです。
  福祉予算は、年々少なくなっている気がします。介護は介護保険ですし、障害者の方々も「自立支援法」などどいう、支援しない法律ができて、こまっている人がたくさんいる状況になってしまいました。
   母子家庭に対する援助も減らされています。

 税金を、健康保険料や年金を含めて、1世帯あたりかなりの額を支払っていますが、その使い道に、もっと関心をもちたいですね。

 議員になって、もっと税金の使われ方を、身近にわかりやすく、伝えることをやりたいと思っていましたが・・・。   
             


ノルウェーの男女平等

2007-09-23 23:59:11 | Weblog
  夜、BSで、世界一男女平等が進んでいる国、ノルウェーの様子を見ました。 感動しました。

 「女性の品格」を著した坂東眞理子さんが、ノルウェーの子ども・平等大臣カリタ・ベッケメレムさんに話を聞きながら、男性の育児休業制度や、民間会社の取締役に4割の女性の登用を義務付けた、クォータ制の紹介などを紹介していました。

 私が秋田市の男女共生に関する懇話会の委員だった時に、開催した秋田市のフォーラムに、ノルウェーから、男女平等に関するオンブッド(オンブズマンのこと、マンは男性名詞なので、このように言うのだそうです)のアンネ・リーセさんが、三井マリ子(ノルウェー研究者)さんと共にゲストとしていらっしゃいました。
  ブルントラント首相もすばらしい方でしたし、私にとってノルウェーは、あこがれのというよりは、参考にしたい国でした。

  きょう、TVを見ていて、何が日本とちがうのか・・、と考えています。

   日本も最近は、男性の子育てがめずらしいことではなくなってきました。しかし、育児休業をとる男性はきわめて少ない。たぶん職場の雰囲気が、まだそれを許容できていないのでしょう。男性たちの、職場での競争意識が高く、休んでいる間に、自分のポジションが危うくなるのでは・・といった心配もあるのかもしれません。きちんとした、法整備の元、その不安感が払拭されなければ、男性の育児休業が進むことはないでしょう。社会が、競争原理主義に陥っているときは、なかなか男女平等はすすまないのではないか・・・と思いました。

 結局、個人の幸せを大事にすることが、経済や国の発展につながる・・ということ。その逆ではけっしてないのだと、いうこと、だと思いました。  
  


高齢者虐待のニュースから

2007-09-22 23:55:19 | Weblog
 

きょうの新聞に、厚生労働省の調査で、昨年度の高齢者虐待12,600件 という記事がありました。大半が、家庭の中で起きています。認知症の人が娘や息子から暴力を受けるケースが多いのですが、わたしは、自分の介護の経験から、その気持ちがわかるのです。

 最近の日本は家族の絆を強調し、家庭で介護されることが幸せの象徴のような発言があります。もちろん、余裕が(物心ともに)あって、それができる方はいいのですが、わたしは家族の限界もまたあると思っています。特に認知症は、目を離せない、同じ話をなんどもするなど、介護する側にとってしんどい時があります。

 私の母が施設に移って1年半になりますが、きのうの誕生日に、母に「産んでくれてありがとう」 と言う事ができました(ちょっと恥ずかしかったのですが)。小さなブーケを持って。

 本屋で立ち読みをした雑誌に、誕生日に親に感謝のことばをいったら、幸福になれる・・と書いてあったので実行してみようと思ったのです。
 
離れていることで、すなおに母に語ることができます。一緒にいたころのいらいらから開放されてこそ、見えるものもあると思ったりします。

 介護を家庭に・・というばかりではなく、社会的にしていきたいと思うのですが、とくに認知症に関してはそう思っています。


誕生日

2007-09-21 23:50:45 | Weblog

 神戸の高校生が自殺した事件は、ほんとうに怒りがわいてきます。これはいじめではなく犯罪です。新聞に、恐喝未遂・・と出ていましたが、恐喝そのものでしょう。

 このような事件が起こるたびに、思うのですが、学校で話し合ってほしいです。なぜこういうことがおきるのか、自分のまわりにはないのか・・。みんなで話し合いをしてほしいです。
 どんなにか嫌な思いもしていたでしょうに、学校に行かない・・という選択をしなかったのが残念です。そういう選択肢もあるのだということを、こどもたちに教えてあげたいです。
 

 きょうはわたしの誕生日でした。安倍晋三さんと同じ日です。いやだなあ・・。しょうがないけれど。
  いつもと同じように、夜には家族でささやかなパーティーをしました。夫からはビーズのネックレスと靴下。子どもたちからは、図書カードとお花のプレゼントでした。ありがたいことです。