加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

奈良岡朋子 「黒い雨」 朗読会

2017-06-22 22:19:11 | Weblog

昨年のきょう、私は広島で平和記念資料館を訪れていた。資料館の中に展示されていた、むごい写真、遺品。なんでこんなことが起きたのだ。なぜ苦しまなくてはいけなかったのだ。その問いに、答えはひとつだと思った。それは、戦争をしないこと。

8月6日、朝、広島の上空で、原子爆弾が炸裂した。

井伏鱒二の「黒い雨」を、奈良岡朋子さんが朗読をする。ライフワークとして続けてこられていたので、秋田でも実行委員会をつくり、7月20日(木)にアトリオンで開催する。午後2時からである。

チケットは駅前トピコやなかいちのニュースカフェなどで販売しているので、どうぞ多くの方に、会場に足を運んでほしい。もちろん私も売っています。

7月7日には、徹子の部屋に奈良岡さんが出演される。「黒い雨」の全国ツアーの宣伝もかねているらしいが、秋田でも、生の奈良岡さんの声を聞くチャンスです。

 


感じの悪い国会

2017-06-17 17:55:31 | Weblog

共謀罪が強行採決されて可決された。そして、なんとも割り切れない、モヤモヤ感を残して国会は閉じられてしまった。

加計学園の追及で国会は延長され、共謀罪の採決ものばされるのかと思っていたが、そうはならなかった。このところのニュースや国会中継をネットでみていて、つかみどころのない問答に、イライラしていた。聞けば聞くほどに、いろんな人が安倍総理をかばっての発言をする。

前川さんを証人喚問してほしいと言っても、しない。やましいことがなかったら、呼んだらいいのにと思ってしまう。そうしないのは、クロだからだろうと思う。

与党も野党も、発言者の言い回しが、ことばが多くて、わかりにくい。最後まで聞かないと肯定しているのか、否定しているのかわからない。日本語がいつのまに、こんなにわからないことばになったのだ・・と思う。質問と答弁が合っていないことは、もう当たり前のようになっている。

権力者が権力を行使して、自分の身内に特権を与えたのは、韓国の逮捕された大統領と同じことをしているようにみえるが、権力者のまわりが、勢ぞろいで権力者を守っている。それとも日本の法律では、そういうことは悪いことではないのだろう。

そういう人たちが、市民を監視する社会の法律をやすやすとつくるのかと思うと、政治ってなんなんだという気がしてくる。あ~~あ。

私の頭がわるいせいかとも思うが理解できない。こんな国会の状況は、末期的じゃないだろうか。

 


人格攻撃の顛末は?

2017-06-02 12:28:22 | Weblog

このところ、安倍総理の加計学園への関与についてのニュースに、くぎづけになっていた。

文科省の前の事務次官、前川さんが記者会見をして、総理の意向があったとした文章の存在をめぐっての、菅官房長官の発言は、個人攻撃であり、ひどいものだった。

「出会い系バーに行った」 ということに対しての反応が、発言するその人の頭の中をそのまま映し出していると感じた。

前川さんは、女性の貧困について調査したいと思って行っていたと記者会見で語っていたのに、まるで鬼の首をとったかのように、「そういうところに行っている男性」というイメージをふりまく文章がネット上にあふれた。

私は、まず、読売新聞で一個人のプライベートをあのように書くことが信じられなかった。安倍総理が最近よく言う「印象操作」そのものである。というか、普通は有り得ないことだと思う。

私は、前川さんと会っていた女性に話を聞いてみたらいいのに・・と思っていたが、このたび週刊文春がその女性たちの話をとりあげていた。さすが文春。前川さんはほんとうに女性たちから、話を聞きたかっただけだ。
子どもの貧困は女性の貧困であると、記者会見で話していたこの文科省の前事務次官は、ほんとうに現場をみて問題解決しようとする、本物の仕事人だったのだと確信した。

それにしても、「そういうことろに行ったら、そういうことをするものだ」ときめつける、今回の前川さんを批判をした人たちの文章や発言は、その人自身のあたまの中そのものなのだろう。女性がなぜそういうところで”仕事を”しているのか、考える想像性などこれっぽっちももたない人たちなのだと思う。

それが国のトップにいる人たちの発言である・・・。個人攻撃の顛末はどうなるのだろう。読売新聞も。官房長官も。

お友だちの学校へは、国民の税金が湯水のようにそそぎこまれようとしているのに、保育園の整備は目標達成が先のべされることとなった。税金のつかいかたが、おかしいだろう!

この国が、少子化から抜け出すことは、もはや無理というものだろう。残念なニュースばっかりだ。