今年も８月１５日をむかえた。
昭和２０年８月１５日から７３年目。
今９６歳で、施設にいる母は、そのとき２３歳か・・。前の年に生まれたばかりの男の子（私の兄）を抱き、どんな思いでこの日をむかえたのだったか。
夫はフィリピンで戦死、白木の箱はからっぽだったと、母に聞いたことがある。 ２３歳、今なら、成人式を終えて、まだまだ人生を決めかねていたり、夢をもとめて、まさに夢心地でいる年齢だろうか・・。
男鹿の農家だったから、食べるものには困らなかったというが、２３歳の若き母の苦労を、おもう。
ＮＨＫで、空襲で親をなくした子ども達のドキュメントをみた。
だれも責任をとらない戦争の理不尽さを、痛感する
だれも幸せにしない戦争を、はじめた人の狂気をおもう。
そして狂気は、今も、国をまもる・・というたわごとで、人々を惑わしている。
お昼に、ボクシング連盟の会長、山根さんの会見を見た。
男として・・男だ・・を連発していた山根さんが、どんなことを言うのだろうと思ったら、「嫁が面倒をみてくれるというので、やめることに・・」みたいな会見だった・・。
はあっ！である。
これが、強がっていた男の正体なんだろう。こどもみたいだった。といったら、こどもに失礼だね。
こういう人をトップにすえて奉ってきた、ボクシング連盟というところ全体のイメージダウンである。
こんなニュースに、何日もはりついているメディアも、おかしい。
しかし、これは、安倍政権と似ている。 取り巻きも、メディアも、そっくりである。
そのことが、ほんとうに、 こわい・・
スポーツ業界は、どうしようもないね。
相撲業界の暴力、レスリングのパワハラ、日大アメフト、そしてボクシング。今思い出せるのはこれぐらいだが、どうなっているの・・？
似ているのは、やくざみたいな集団。スポーツマンシップなんて、これっぽっちもない腹黒い人たちの集団にみえること。
もちろん、真剣にスポーツをしている本人達の問題というより、その後ろにある組織や、トップの意識が問題なのだ。
ボクシングの山根会長も７８歳だっけ、麻生さんと同じぐらいでしょう。
あの世代のあの発言、もう、はやく引退してくれないかなあ・・。
オレが一番みたいな、人を恫喝するような、もう、そんな発言見たくもないし、聞きたくない！
とはいえ、それを良しとしている周囲の人によって、なりたっているわけで、
ボクシング協会の告発者は、よく声をあげたと、応援したいと思います！
声をあげなければ、容認することとおんなじだ。
いやあ、とんでもないニュースがでてきましたね。
医大が、女性の受験者に、試験点数の８割、９割としてカウントして、差別をしていたって、話。
おまけに、国から、女性研究者の研究支援活動で助成金を受けていたって話。
まったく、あいた口がふさがらない！！
どこまで女性を差別したら気がつくのか！
もうひとつ。杉田水脈という衆議院議員のＬＧＢＴに対する人権意識のなさ。そういえばこの人は、伊藤詩織さんに対しても、看過できない発言をしていた。
子どもを産まないといって、生産性がないといわれ、医者になって仕事をしようとすると、女性は育児があって、使えないと・・・。
この国は先進国だって？ Ｇ７だって？ ＮＯでしょ！！
恥ずかしくないのかなあ。
