今年も8月15日をむかえた。
昭和20年8月15日から73年目。
今96歳で、施設にいる母は、そのとき23歳か・・。前の年に生まれたばかりの男の子(私の兄)を抱き、どんな思いでこの日をむかえたのだったか。
夫はフィリピンで戦死、白木の箱はからっぽだったと、母に聞いたことがある。 23歳、今なら、成人式を終えて、まだまだ人生を決めかねていたり、夢をもとめて、まさに夢心地でいる年齢だろうか・・。
男鹿の農家だったから、食べるものには困らなかったというが、23歳の若き母の苦労を、おもう。
NHKで、空襲で親をなくした子ども達のドキュメントをみた。
だれも責任をとらない戦争の理不尽さを、痛感する
だれも幸せにしない戦争を、はじめた人の狂気をおもう。
そして狂気は、今も、国をまもる・・というたわごとで、人々を惑わしている。
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