秋田市が家庭ごみ袋を有料化したのが2012年7月だから、もう10年がすぎて11年目に入る。
毎年、市民から4億6千万円の手数料を得ているので、46億のお金が秋田市に入ったことになる。先月の広報に4月のゴミの排出量がでていたが、449グラムとあった。これは市が目標としている480グラムを下回っている。
秋田市が市民一人あたりのゴミの排出量の目標をきめたのも、有料化を決めたときのゴミの量の20%削減といった数字だったと思う。ゴミを20%減らすということが、分別をしないで可能かどうか大いに疑問だった。しかし、10年をすぎてゴミは減っている。
市民の努力もあると思うが、単純に高齢化と消費力の減少だと考えている。
物価高で、人々は買い物を控えているのではないだろうか。消費が落ち込めばゴミも減る。
有料化当初は、組成の15%を占めていたプラスチック類が、今は20%になっている。
国はプラスチックを再生可能資源として分別を奨励しているが、秋田市はプラスチックが燃料の補助として必要なために分別しない。このプラスチック類を除けば、とっくに目標値など達成できたものを、と思う。
ゴミの減量というよりは、市民から4億6千万円を徴収することが目的になっているのだろうと思う。
せめて、半額にしてもいいのではないかと思う。もう10年が過ぎた・・。
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