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昨日は朝、瀬田漕艇倶楽部の黄瀬選手をお招きして、中学生3人娘を4×+で指導していただいた。
Qさんと2人がかりで早朝からデルタ艇4×+のリギング。
黄瀬さんが到着する前になんとか仕上げた。
そして黄瀬さんに4×+の整調に乗っていただいての実技指導。
僕は午後から京都で安全講習会があるので、途中で抜けなければならず、河川敷を自転車で
追っかけながら見学させていただいた。
紀ノ川大橋から高圧の上流200㍍付近までの約4.5キロのLSDをしていたようだが、大きなストロークとハイフェザー・ダイレクトエントリーのスムーズなロウイングをする黄瀬選手のすぐ後ろ、3番を漕ぐMIOが一生懸命にその技術を学ぼうとする姿勢がうかがえた。同じくNanase Maiの2人も大きく漕いでいる様子がうかがえたが、ハイフェザーや、ハンズアウェイ&ボディセット後ブレードをスクエアに戻し、次のエントリーに備えるというところまではなかなか難しかったようだ。
午後も乗ったようだが、門先生曰く、15㌔近く漕いだのではないかということで、昨日1日でかなりの距離を漕いだようだ。
黄瀬さんありがとう。
話は変わりますが、午後の伏見工業でのボート安全講習会ですが、まず、琵琶湖漕艇場と瀬田川での安全遵守事項の発表があり
今年度は、南郷洗井堰の全開放流(毎秒650トン以上)が45日もあり、乗艇禁止日数が多かったこと、救助に関しては、50件近く発生しており、特に1×が多く、なかでもローロックのピンのとめ忘れという初歩的ミスによる沈が数件発生したことや、沈した際、再乗艇するにあたり、ひっくり返った艇を潜って反対側に回ったとき、足に藻が絡まってパニックを引き起こす恐れがあることなど。
それと、漕艇場のコースのスタートからゴールまでの岸を自転車で伴走する際、メガホンで指示を出しながらの伴走や、前方不注意により散歩している方や歩行者と接触してトラブルになる件が発生していること。
最近は、このエリアは公園として整備されているため、以前と違い、ボートと無関係な方々の憩いの場となっているということを再認識しなければならないです。
伴走チャリでのメガホン使用に関してはFacebook上でよく上がっていた案件でもあり、危険極まりないので、つつしまなければなりません。
続いて瀬田町漁協の吉田様の講演があり、漁業者からみたボートに関して色々聞くことが出来ました。
操業中の漁船とボートが接触する事故も年間に何件か発生しているようですが、特に1×はしっかり後方確認しながら航行してほしいとのことです。
また、ここ数年、夏から秋にかけて異常繁殖しているカナダ藻に関しては、琵琶湖の水質が変わってきたために異常に繁殖するようになり、漕艇場周辺の藻の刈り取り作業は漁協が中心になって行っていること、しかし、藻は根っこからは7㍍近くあり、藻刈りを出来るのは上部の1㍍程度で、完全駆除は難しいそうです。
さらに、記憶に残っていらっしゃる方は少なくなったと思われますが、かつて同志社大学のKFが唐橋の橋脚にぶつかり、艇が真っ二つに折れて部員が死亡する事故が発生した時に実際に救助にあたった状況を説明していただいたのですが、リアルな恐さが伝わってきました。
併せて感じたことが、琵琶湖、瀬田川で活動していらっしゃるボート関係者と漁協がお互いの立場を理解して、コミュニケーションをはかっていることで、共存できているということがわかりました。
私たち、ゲストとして琵琶湖瀬田川を利用するクルーも、漁業者に敬意を払うとともに、挨拶を励行したいと思います。
その後休憩をはさんで追手門大学、大阪府立大学、東レ滋賀の安全に関する取り組みの発表があったのですが、特筆すべきは東レ滋賀。
日本屈指の実業団チームでもあり、部員数も多いにも関わらず、過去10年間で重大事故ゼロだということは素晴らしいと思いました。
安全に関する各部員の安全に対する意識の高さがうかがえました。
我々も見習わなければと思います。
今年も残り少なくなりました。
気温もずいぶん下がり、水も冷たいです。
安全に十分配慮して練習しましょう。
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