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10月28日(日) 国見高校
29日(月) 文徳中学・高校
30日(火) 加世田高校
31日(水) 宮崎工業高校
11月 1日(木) 玉名工業高校
2日(金) 熊本工業高等専門学校 八代キャンパス
『Touch』九州ツアーは5週目から6週目を合わせて、なんと12日間連続の公演でした。上演数にして13ステージ。
9月24日の初日以来ちょうど30ステージを終え、今年の九州ツアーの折り返し地点に近づきました。
新生『Touch~孤独から愛へ』が九州に上陸し、「今なぜ、生徒が演劇と真剣に向き合っているのか」という問いを学校とともに考え、終演後の生徒の姿を共有しています。その時、あの場にいた私たちにしか解らない、湧き上がるような感覚が生徒のいまに繋がってくることを願いながら、次の公演の地へ向かいます。
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公演後の挨拶の写真です。
「私たちは地域の方々や保護者の方に見守られながら日々の学校生活を送っています。」と全校生徒を前に堂々と話す生徒の背中をそっと見守る先生の背中です。私たち風の公演を学校を代表して支えてくれているこの背中が、どんな大変なスケジュールであろうと踏み込んでいく力を湧き上がらせ、学校とともに特別な空間を創造させてくれます。
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様々な劇場、体育館にその日、その場限りの空間を作り、そして次の公演地へ向かう。
舞台装置を完全に撤去された劇場、体育館は数時間前の面影を残すことなく普段通りの姿に戻ります。
撤去のお手伝いの生徒に向かい、座長の柳瀬は言います。
「これで皆さんの知るいつもの体育館に戻りました。さっきまでの劇場の姿はもうありません。しかし、君たちの心の中にその空間は存在しています。胸の中にある興奮や感動をたまに思い出してください。」
長いツアーの中のたった一日。このかけがえのない時間が観劇する生徒の中に、芸術と触れた痕跡が残っていることを先生方と共有し、また新たな公演の地へバスを走らせる日々。
決して連続されない一回一回の出会いを積み重ね、新生『Touch』は風と学校がともに織り成す舞台となって次の出会いを待つ学校へ紡がれていきます。形はなく生徒の内に存在する作品となっている実感を持ち、いまだ出会いを待つ生徒の元へKAZEのトラックとバスは走ります。
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白石圭司