2017年『ジャンヌ・ダルク—ジャンヌと炎』九州巡回公演第6週目に入りました。
10月30日(月)熊本県 小国高校・南小国中学校・小国中学校
11月 1日(水)福岡県 小倉東高校
旅班は阿蘇・小国町へ移動、今週は2回の上演でした。
小国高校
公演前の会場。木造のきれいな温かみのある小国高校の体育館。
小国高校、南小国中学校、小国中学校3校の合同公演で、小国高校の体育館で公演が行われました。午前公演のため前日に舞台を設営。気温もかなり低くなっていましたが、迎えてくれた小国高校のご担当の西田先生が「今日はこれでも暖かい方」と言われ、皆「エ~!」とびっくりするほど寒くなりました。
当日、学校の舞台を楽屋にしている私たちには、それぞれの学校の生徒さんが入ってくる様子が感じられ、同じ町の学校の生徒たちがどのように見るのか楽しみでした。にこやかに、ケラケラと笑う声やじっと見るまなざしの中で舞台がつくられていきました。公演後には、南小国中学校の代表の生徒さんが「生の演劇に触れ、演出、照明、音楽が迫力がありとても感動しました。これからも芸術活動というものに触れてゆきたいと思います」と、堂々と挨拶された姿に客席からも大きな拍手がありました。人によっては初めて触れたかもしれない演劇で、そのまなざしが私たちの舞台を支え、ともに創り出してくれていることを改めて実感するとともに、演劇との出会いが一人ひとりのなかで息づいていってほしいと願っています。
公演後には小国高校の1,2年生と、飛び入りで中学校のみなさんが片付けを手伝ってくれました。
生徒さんたちが帰ったあと、中学校の先生方も片付けに参加してくれました。とてもおもしろかったと、先生方も生徒さんたちと一緒になって舞台を楽しんでくれたようです。ありがとうございました!!
お手伝いいただいた先生方と。
小倉東高校
3年前に上演した『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の色紙が、学校の廊下に額縁できれいに飾られていました。
こちらの学校では創立39周年の記念行事の中で公演が行われました。
公演前には式典が行われ、最後に「時代が激しく変わりゆく中で、人間の質は変わらない、しかしターミネーターのような時代になっているかもしれない(会場笑)。今日上演する作品もそうですが、過去の歴史から君たちは自分自身の未来を見つめ、そして努力していって欲しい」と校長先生が挨拶されました。
体育館に入ってくる役者たちを、元気いっぱいに迎えてくれた生徒さんたち。私たちも何かワクワクする気持ちでいっぱいでした。
溢れる元気な笑い声のなか、芝居が進むにつれ真剣に舞台に向かい、沈黙のなかで一人ひとりが何かを捕まえようとしている姿がありました。公演後、生徒会長さんが「最初は和やかな雰囲気でしたが、迫力のある演技で作品世界に入り込み、その空間に感動しました。今日はすばらしい演劇をありがとうございました」と挨拶してくれました。
みなさん一人ひとり違う感触を持ちながら、心に受けためたことを忘れないでいてほしいと思います。
公演後にはバックステージも行われ、興奮した様子で、衣裳や人形に触れる生徒さんたち。
片付けにはテニス部、バレー部、バスケット部、バドミントン部、美術部、創作部など50人位の生徒さんが参加してくれました。みなさん本当にありがとうございました!!
帰り際には、大勢の生徒さんが旅班全員体育館を出るまで見送ってくれました。
9月下旬からスタートした『ジャンヌ・ダルク-ジャンヌと炎』も来週には折り返しとなります。生徒さんが何を見て何を感じているのか、その感触をしっかり持って、旅班は後半の公演へと向かいます。
工藤順子(召使い・イザボー王妃)
10月30日(月)熊本県 小国高校・南小国中学校・小国中学校
11月 1日(水)福岡県 小倉東高校
旅班は阿蘇・小国町へ移動、今週は2回の上演でした。
小国高校
公演前の会場。木造のきれいな温かみのある小国高校の体育館。
小国高校、南小国中学校、小国中学校3校の合同公演で、小国高校の体育館で公演が行われました。午前公演のため前日に舞台を設営。気温もかなり低くなっていましたが、迎えてくれた小国高校のご担当の西田先生が「今日はこれでも暖かい方」と言われ、皆「エ~!」とびっくりするほど寒くなりました。
当日、学校の舞台を楽屋にしている私たちには、それぞれの学校の生徒さんが入ってくる様子が感じられ、同じ町の学校の生徒たちがどのように見るのか楽しみでした。にこやかに、ケラケラと笑う声やじっと見るまなざしの中で舞台がつくられていきました。公演後には、南小国中学校の代表の生徒さんが「生の演劇に触れ、演出、照明、音楽が迫力がありとても感動しました。これからも芸術活動というものに触れてゆきたいと思います」と、堂々と挨拶された姿に客席からも大きな拍手がありました。人によっては初めて触れたかもしれない演劇で、そのまなざしが私たちの舞台を支え、ともに創り出してくれていることを改めて実感するとともに、演劇との出会いが一人ひとりのなかで息づいていってほしいと願っています。
公演後には小国高校の1,2年生と、飛び入りで中学校のみなさんが片付けを手伝ってくれました。
生徒さんたちが帰ったあと、中学校の先生方も片付けに参加してくれました。とてもおもしろかったと、先生方も生徒さんたちと一緒になって舞台を楽しんでくれたようです。ありがとうございました!!
お手伝いいただいた先生方と。
小倉東高校
3年前に上演した『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の色紙が、学校の廊下に額縁できれいに飾られていました。
こちらの学校では創立39周年の記念行事の中で公演が行われました。
公演前には式典が行われ、最後に「時代が激しく変わりゆく中で、人間の質は変わらない、しかしターミネーターのような時代になっているかもしれない(会場笑)。今日上演する作品もそうですが、過去の歴史から君たちは自分自身の未来を見つめ、そして努力していって欲しい」と校長先生が挨拶されました。
体育館に入ってくる役者たちを、元気いっぱいに迎えてくれた生徒さんたち。私たちも何かワクワクする気持ちでいっぱいでした。
溢れる元気な笑い声のなか、芝居が進むにつれ真剣に舞台に向かい、沈黙のなかで一人ひとりが何かを捕まえようとしている姿がありました。公演後、生徒会長さんが「最初は和やかな雰囲気でしたが、迫力のある演技で作品世界に入り込み、その空間に感動しました。今日はすばらしい演劇をありがとうございました」と挨拶してくれました。
みなさん一人ひとり違う感触を持ちながら、心に受けためたことを忘れないでいてほしいと思います。
公演後にはバックステージも行われ、興奮した様子で、衣裳や人形に触れる生徒さんたち。
片付けにはテニス部、バレー部、バスケット部、バドミントン部、美術部、創作部など50人位の生徒さんが参加してくれました。みなさん本当にありがとうございました!!
帰り際には、大勢の生徒さんが旅班全員体育館を出るまで見送ってくれました。
9月下旬からスタートした『ジャンヌ・ダルク-ジャンヌと炎』も来週には折り返しとなります。生徒さんが何を見て何を感じているのか、その感触をしっかり持って、旅班は後半の公演へと向かいます。
工藤順子(召使い・イザボー王妃)