5月28日(火) 【群馬県】月夜野北小学校(みなかみ町カルチャーセンター)
5月31日(金) 【東京都】青山学院中等部(青山学院講堂)
月夜野北小学校
風の創造拠点・アトリエ月夜野演劇工房がある群馬県みなかみ町の事業、「舞台芸術による町づくり実践事業」による公演が行われました。今年は月夜野北小学校の皆さんが観劇しました。PTA共催行事ということで保護者の皆様が先生方と一緒になって、子どもたちのための場をつくってくれました。校長先生は以前別の学校で『星の王子さま』を公演した際に教頭先生でいらして大変お世話になった方。一緒に公演をつくってきたメンバーとの再会をとても喜んでおられました。
鈴の音が聞こえていよいよ児童さんたちが入って来ました。(熊よけの鈴をランドセルに付けています)
荷物を置いた児童さんたちが次々と舞台に上がり、隅々まで探検しました!子どもたちの元気な姿を先生方、保護者の皆様、教育委員会の方々も笑顔で見守っていました。
子どもたちの好奇心いっぱいの視線と彼らの心が育つことを願う大人たち。公演中も地域の人たちのあたたかい繋がりを感じました。
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10分の休憩時間も舞台裏を覗いて楽しんでくれました。
公演後にはヘレンケラー とサリバン先生が皆さんをお見送り。短い時間でしたが、一人一人とお会いできて良かったです!
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私たちにとっても大切な場所、みなかみ町の「町づくり」に芸術を通して携われること、子どもたちの成長を一緒に見守る機会があることに改めて感謝しています。
青山学院中等部
2006年の『星の王子さま』公演以来久しぶりの公演です。今回は中等部一年生の学年行事として行いました。
開場時間より少し早く女子生徒さんが一人入って来ました。ヘレン・ケラーが好きで公演を楽しみに待っていてくれたとのこと。20代の劇団員、高階のどかと水流かなこが舞台裏を案内し仲良くなっていました。
入場時間になり生徒さんが入って来ると、舞台に上がれることにビックリ!急いで舞台に上がり友達にアピールする姿、ポンプの水を出して盛り上がる様子も。でも開演時間が迫っていたので、続きは休憩時間に…ということで開演です!
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前半は舞台をじっと見つめる生徒の皆さんでしたが、休憩時間になると一斉に舞台に上がって来ました!舞台上は満員。こんなに興味を持ってくれるとは劇団員も驚きました。
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後半は弾けるような笑い声と息遣いが一緒に舞台を創ってくれました。
公演後のカーテンコールで生徒さんからの質問に出演者が応えました。「実話を台本にする時、どのように言葉を書いていくのですか?」
「偉人の中でヘレン・ケラーを選んだのはなぜですか?」という上演意図に繋がる質問や、ヘレンやアニーを演じる時の俳優の内面に深く興味を持った質問をいただきました。
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児童・生徒の皆さんと交流し彼らの言葉や姿に出会うことは、私たちが大事なことに気づいたり改めて考えるキッカケにもなります。そして一人一人が見つけた大事なことを持って次の公演に向かっていきたいと思います。
パーシー役 稲葉礼恵
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