風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

『パンダの物語』アヴィニョンでの初日を迎えました!

2008-07-11 10:08:09 | トピックス
海外公演に出発している『フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語』のメンバーが昨日、フランス・アビニョン演劇祭での初日を迎えました。

インターネットの環境がなかなか整わず、公演の様子を伝えられないことを残念がっていますので、劇団から少しづつ様子をお伝えしていきたいと思います。

初日の公演には作者のマテイ・ヴィスニユックも駆けつけてくれたとのこと。アヴィニョンは徐々に世界中から集まってきた演劇人たちのチラシ撒きや宣伝活動が行われ、独特の活気を持ってきたとのことです。
『パンダの物語』のメンバーも、お互いに協力しながら、どう観客を引きつけていくか…。まだまだ始まったばかりですが意欲に燃えています!

南フランスのアビニョンは夏真っ盛りです。
元気に、また課題を持って乗り切っていきますとお伝え下さいとのことでした。
今後の速報もご期待下さい!!

パンダの物語、詳細はこちら↓↓
http://www.kaze-net.org/panda/panda.html

平成20年度 文化庁“本物の舞台芸術体験事業”ワークショップ

2008-07-09 18:20:15 | ワークショップ
ふたつの旅公演、海外公演の合間を縫って、KAZEでは『星の王子さま』の文化庁参加型公演のワークショップが行われています!
平成20年度は東北・北海道の学校で公演が行われます。

9月から10月の本公演に向けて、6月から7月にかけて学校の皆さんとの出会いを目的としたワークショップが行われました。
みなさん期待いっぱいで、公演を待ち望んでくれていました。

今回は、以下のメンバーでワークショップに行ってきました!
本番がとても楽しみです。
*文化庁ワークショップ・スタッフ
指導:浅野佳成/西垣耕造
白根有子/緒方一則/酒井宗親/栗山友彦/仲村三千代/渡辺雄亮/長谷川敬久
でした。

「Touch」旅通信その6!

2008-07-06 16:43:06 | 全国巡回公演
「Touch」の旅公演後半戦最初の週です。

後半に入ったということで、ちょっと舞台裏を紹介します。
今回の旅は、初めにも書いたように、メンバー全員男性で編成されています。
メンバー全員が男のみというのは風では初なんです。とても力強いですね。
編成は出演者3人、スタッフ7人の計10人で公演しています。

東京の城北中学校から始まりました。
始まる前からにぎやかで、終始盛り上がり、とてもいい公演になりました。

舞台を後ろから見るとこんな風になってるんですね。

25日はトップの写真の岩手県大東高校での公演でした。
公演も大変興味深く観ていましたし、公演後の演劇部との座談会も
絶えず質問が飛び交い、片づけが終わった後も搬入口の外で劇団員と交流
していました。彼らの熱心な姿に元気をもらいました。

約1ヶ月後の地区大会、頑張ってください。

27日は同じく岩手の紫波第一中学校での公演でした。
梅雨特有のジメジメした暑さのなか、舞台に向かう視線はとても真剣でした。
片づけもみんな元気に手伝ってくれました。みんなの笑顔が印象的でした。
ありがとう。
この日は、星の王子さまのワークショップに向かう、栗山と仲村も激励に
駆けつけてくれました。2人は「肝っ玉」にも出演しています。

お手伝いありがとう。


体育館のギャラリーからパチリ!

28日、この週最後は、栃木の那須高原海城中学・高校での公演でした。
ここは全寮制の学校ということもあり、朝からの仕込みから中・高の寮生が
手伝ってくれました。みんな、「自分たちが建てた舞台を観るという貴重な体験を
させてもらった」と喜んでくれていました。
片づけも朝に続いて、寮生が手伝ってくれました!

最初から最後まで一緒に舞台を創ってくれてありがとう。


男子校だけあって、全く女っ気がありません(笑)。なんか合宿みたいですね。

来週はいよいよ7月。
夏の気配がだんだんしてきましたが、「Touch」班は雨にも負けず、風にも負けず
駆けめぐっていきます!



ベルトルト・ブレヒト3本連続公演の準備が始まっています!!

2008-07-06 14:02:41 | 公演情報
2本の全国巡演公演と、『パンダの物語』のアヴィニョン公演が行われているなか、レパートリーシアターKAZEでは2008年創立20周年記念企画“ブレヒト3本連続公演”の準備が始まっています。
第1弾となるのは、ベルトルト・ブレヒト作、浅野佳成演出、出演:オリビエ・コント、イワナ・クラチュネスクというメンバーで上演するブレヒト最新作『乞食あるいは死んだ犬』です!

連続公演についての詳細は風のHPから!↓↓
http://www.kaze-net.org



昨日、ポーランドから舞台美術と衣裳を担当するズザンナ・ピョントコフスカが来日。さっそく今日から演出の浅野と、美術の具体的な制作を共同する佐田剛久、舞台監督、長谷川敬久との打ち合わせが行われました。

今月12日には出演のオリビエ・コント、イワナ・クラチュネスクが来日します!
今後の報告をどうぞお見逃しなく!


『肝っ玉おっ母とその子供たち』旅公演速報⑦!

2008-07-02 16:51:07 | 全国巡回公演
6月21日(土)、大阪府枚方市の常翔啓光中学・高校での公演がありました。
体育館での演劇鑑賞は今回が初めての試みとのこと。半地下にある広い体育館で、特殊な構造をどう生かせるかと舞台の仕込みにも力が入ります。
公演の日は、じっとしていても汗が流れるほどの暑さでしたが、生徒さんたちの舞台への関心は強く、気温に負けない熱い視線に支えられ、とても良い公演になりました!

カーテンコールでの先生の言葉は、劇団員だけでなく生徒さんたちにも向けられたものでした。「今日は君たちにもお礼を言いたい。素晴らしい観劇態度で君たちは一緒に舞台を創りました。」学校の新しい試みが成功したことを、私たちも嬉しく思います!
舞台の準備と片づけを手伝ってくれた中学生の皆さんは、クリスマスに“キリスト生誕”の劇を上演するそうです。楽しみですね。頑張ってください!

常翔啓光学園のホームページにも公演の記事が載りました。
keikougakuen
広報部の先生には、上の写真を提供していただきました。ありがとうございます!



週明けて、23日(月)は大阪府立青少年会館での、大阪市立南高校と市立中央高校の合同公演がありました。
南高校では今までも『星の王子さま』『Touch』『ヘレン・ケラー』と風のレパートリー作品を見続けてくれていて、今回は久しぶりの新作上演でした。中央高校は1月に先生が東京の風の劇場まで見に来て下さり、学校としては初めての演劇鑑賞会が実現しました。
どちらも大阪での大きな出会いです。
この日の夜は、京都に続くプレミアム公演の第二弾も行われました。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました!

『肝っ玉おっ母~』の旅班は、次の公演に向けて、更に創り続けます!