トランプ大統領が日本が通貨安誘導の為替介入を何年も繰り広げていると批判した。一体この新米大統領は事実をどこまで正確に把握した上で熟慮し発言しているのだろうか。まして中国と同列で日本を論じるに至っては憤懣遣る方無い。場末の酒場で酔った勢いで不満を吐いたのであれば許してもいいけど、一国の大統領の公式発言となると看過できないし、発言内容があまりにもお粗末すぎる。
「国連はおしゃべりクラブ」と国連を批判するに至っては、単にトランプ大統領一人を批判して済ませれるようなことではない。米国が国連を揶揄し、世界を敵にまわすひどい話だ。国連総長もオバマ前大統領もトランプの施策を批判するのも当然だ。
アメリカ国内はもちろん、世界各地でトランプ批判のデモが頻発している。悲しいことだけど、アメリカはこれからどこに向かうのかとても不安だ。すでにアメリカは船長を失い、難破船のように大海を彷徨い始めたように見える。