山の会の例会山行で大山の三鈷峰に向かった。総勢28名の大所帯で三鈷峰をめざすパーティは珍しいかもしれない。
お天気はまずまずだったけど、湿度が高くて、おまけに風が吹いていなくてとても蒸し暑かった。大神山神社までは全員快調なペースで登った。しかし、下宝珠越を過ぎたあたりから弱音を吐いて登高が遅れ始める人が出始め、上宝珠越に着いた時には5人がすでに音を上げて、ギブアップ宣言。すでに時間も予定していた時刻よりかなり遅れていたし、やむなくそこから上に向かうことを断念した。
ここから撤退することを全員に伝え、慎重に下山するように注意を促した。撤退には悔しさが伴うものだけど、この蒸し暑さの中、無理は禁物と潔く気持ちを整理した。
博労座の駐車場まで戻り、着替えを持って豪円湯院のお風呂に向かう頃には全員笑顔が戻っていた。