土曜日の午前中、総社市にある古代山城の鬼ノ城山を歩いた。
鬼ノ城ビジターセンターから時計回りに東門、南門を通り、アラウンドハイク。ぽかぽか陽気で、ハナちゃんも久しぶりの山歩きが楽しそう。
駐車場まで戻り、玉島にある石窯パン工房「ぱんごーの」に向かった。お腹もほどほどに空いてきたころ。
ナビを頼りに丘陵を走り、午後1時頃、「ぱんごーの」の駐車場に到着。手作り感のある工房の店内にはダルマ型の薪ストーブが焚かれていた。
ランチを注文する。温かくてふっくらしたパンも美味しかったけど、サラダの野菜が絶品。すべて自家農園で朝採りしたものばかりだ。食後のデザートの手作りケーキも美味しくいただく。
柱にワカン、ピッケル、アイゼンなどの山道具が掛かっていたので、由来を尋ねると、昔、山に登っていたのだとか。
おまけに、山の雑誌「山と渓谷」の通信欄に記事を載せた縁で奥様と出会い、一緒になることになったというほのぼのとしたラブ・ストーリーまでお聞きすることができた。
一度、訪れたかったこの工房。「ぱんご~の」とは、アフリカのザンビア語で「ゆっくり」という意味らしい。確かに小さな音量で流れていた音楽も過ごした時間もゆっくりと流れていたなあ。またこの工房を訪れてみたい。
鬼ノ城山が今年の山歩き納めとなった。さあ、早く家に戻って年賀状をやっつけなくちゃー