朝4時頃、帰省している娘から電話が入る。何事かと心配になった。パソコンを持って帰ったので、家のWi-Fiのパスワードを教えてという電話だった。大変なことが起きたわけではなくて一安心だけど、時差を考えてくれーっ! 迷惑電話だ。でも、ハナちゃんのベビーシッターをしてもらっているので文句は言えない。
お陰でホテルの朝食に一番乗りできた。
このホテルの唯一良いところは料金が安い上に朝食がそれなりに良いところ。自分でワッフルパンケーキを作って二枚も食べた。
今日は朝から雪がちらついている。電車でマンハッタンに行き、まずチェルシー地区のギャラリーを観た。アメリカで作品作りをしている画家、千住博さんの個展をしているギャラリーに巡り会えた。今ちょうど、千住博さんの「ニューヨーク美術案内」(光文社新書刊)を読んでいるところだった。
産業遺産のハイラインに上がり、しばらくウォーキングを楽しむ。ハイラインは何度歩いても楽しい遊歩道だ。エンパイア ステイト ビルディングをはじめ高層ビル群は小雪と霧で霞んで見える。
チェルシーマーケットのところまでいったん戻り、ハイラインから階段を歩いて地上に降りた。
チェルシーマーケットは観光客で賑わっていた。見所も多いので退屈しない場所だ。いくつものお店を見て回った。
電車に乗って、次の目的地のグッゲンハイム美術館に向かう。すでに多くの来館者が入り口に列を作って並んでいた。
ニューヨークにはメトロポリタン美術館やMoMA(The Museum of Modern Art)の二大美術館があるので、グッゲンハイム美術館は目立たない存在だけどなかなかの作品を所蔵している。
印象派の時代を代表するドガやセザンヌの作品もよかったけど、特にピカソの作品が素晴らしかった。
圧倒的な作品の数を誇るメトロポリタン美術館と違って、この美術館は作品の数が少なくて、こじんまりとしているので、ゆっくりとグッゲンハイム美術館を見て回ることができた。
すっかり雪が積もり、セントラルパークも雪景色となった。セントラルパークの趣もこの雪のおかげで新鮮な景色を見せてくれた。
ホテルに戻る途中にあるピザ屋さんで野菜たっぷりのビザを買い、その次にスーパーマーケットで小瓶のビールを買って帰った。ビールと日本酒があれば最高のディナーだ。
今日も一日、よく歩いた。Fitbitの計測歩数は21,811歩を指してして、ほぼ昨日と同じだった。